新着情報


2023.Jul. 29

先日は定休日を利用してふじてんライドへ行ってまいりました。

その際に新しくパーツをインストールしましたので、ちょっとご案内

まずはこちらのタイヤから。

■GOOD YEAR

NEWTON MTF & MTR ENDURO

世界最大級のタイヤブランドの1つとして知られる『GOOD YEAR』

TRAIL / ENDURO / DHの3タイプの展開があるNEWTONシリーズのENDUROをチョイスしました。

走ってみた印象としてはサイドウォールの剛性が非常に高く感じました。

いつも通りのエアセッティングで走ってみたところちょっと弾かれる感覚が。

徐々に減圧して最初に比べると0.3気圧ほど落としたところで、程良い感じになりました。

ですが、まだまだ煮詰めてイケそうなので繰り返しチェックです。

また、グリップ力については、しっかりとバイクを倒し込んであげることで力を発揮してくれる。そんな印象でした。

続いてはこちらのレンズ。

SMITHのChroma Popレンズに新しいモデルが登場しました。

左は今まで使っていたCP Everyday Red Mirror、右が新色のCP Amber Low Light

新色はほぼクリアに近い様なレンズカラーとなっております。

実際にかけて見た場合はこのような感じです。

真ん中がそのまま撮影(いわゆる裸眼状態)、左がRed Mirror越しに撮影、右がAmber Low Light越しに撮影した物です。

Red Mirrorは全体的に赤みがかっているので、わかりやすいですよね。

このレンズも非常によく見えますし気に入っているのですが、夕方の日が傾いてくる時間帯になるとコース内も暗くなり、ちょっと見えづらくなってしまいます。

一方Amber Low Lightになると明るさは裸眼と同じくらいですが、日陰や根っこなどがくっきりとしているのがおわかり頂けると思います。

この日は1日中良い天気でしたが、眩しいと感じることもなく快適なライドが楽しめました。

そしてこの日一番の感動を与えてくれたのがこちらのペダル

■TITLE MTB CONNECT PEDAL です。

足を乗せた瞬間に伝わる食い付きの良さ。フラットペダルなのに足がズラせない感覚を久しぶりに味わいました。

踏み面の広さもこのペダルの特徴といえるのではないでしょうか。

105×111mmの大きな面もさることながらクランクから少しオフセットしてくれているのもうれしいところ。

ペダリング時にかかとがクランクにこすれてしまうちょっとしたストレスもなくなりますし、Qファクターが広くなり安定感が増します。

乗っているときも心なしかどっしりとした感覚でした。

個人的にこのペダルで刺さったところとしてはこちらの内側部分。

TITLEロゴのパッチが埋め込まれています。

足を乗せたら見えなくなってしまいますし、知らなければこんなところにまで目を向けないですよね。

こういう細かいところにまでこだわっているところが「やっぱりTITLEだなぁ~」と感じます。

所有欲を満たしてくれる良いペダルと出会えました。

突発的に出かけたため、おひとり様ライドでしたがマイペースで楽しんでまいりました。

まだまだゲレンデシーズンは続きます。暑いですが楽しみましょう ! !

 

今回ご紹介した商品は当店通販サイトBIKE ONLINEでもご確認いただけます。

7月30日(日)までキャンペーン開催中!

非掲載商品や在庫切れ商品などについてもお気軽にお問い合わせください。


2023.Feb. 19

先日SNSでご案内させて頂いたTRAIL Adventureライドですが、

多くの皆様から反響を頂きましたので、もっと詳しくお伝えさせて頂きます。

系列店ではイベントでおなじみのトレイルアドベンチャーよこはま

ズーラシアに併設されるこちらの施設はメインコース4つとスキルアップエリアからなっております。

一番優しいのがGREEN TRAIL。ほぼ平坦なコースとなっており、土の上を初めて走る方やウォーミングアップにちょうど良いコースとなっております。

先日お邪魔した時には小学校3年生の常連キッズが全力疾走で1周すると約20秒程でした。

GREEN TRAILは2コースからなっており、もう一つは180°ターンができるようになっております。

 

この施設で一番ハードとされているのがRED TRAIL。とは言えそこまで難しいというわけではありません。

少し練習すれば安心して走ることのできるコースとなっております。気持ちよくコーナーを曲がったり、上下の動きを体感できるようなコース設計です。マウンテンバイクで遊ぶならこのコースがオススメ。

 

BLUE TRAILはREDほど難しくない。GREENほど平坦過ぎないまさしく中間といった感じのコース設計。

グラベルバイクでのライドはここが一番楽しいかも。

スキルアップエリアはこんな感じのアトラクションが設置されています。

段差を降りてみたり、丸太を越えたり、マウンテンバイクやグラベルバイクならではの遊び方が練習できますね。

ちょうどこの日も初めてと思われる女性の方がレクチャーを受けてました。

当店のイベントで使わせて頂いている小田原のフォレストバイクもそうですが、

初心者から安心して楽しめるフィールドって本当にありがたいです。

だって、土の上を走る楽しさを手軽に気軽にお伝えすることができるのですから。

最後にこちらの2枚をご覧下さい。

恐らくこの日一番楽しんでいたかもしれないスタッフの写真です。

ビフォー・アフターはお伝えしなくても一目瞭然かと思います。

MTBほぼ初心者の彼ですが、メキメキと上達してました。

 

ゲレンデグリーンシーズンまであと2ヶ月半くらいとなりました。

マウンテンバイクイベントはほぼ毎月開催中です。

詳しくはイベントカレンダーをご確認下さい。

楽しく乗って・楽しく上手くなりましょう!

 


~当店の新型コロナウイルス感染症防止対策について~

お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします


2023.Jan. 15

こんにちは。スタッフ白井です。

私が元日に行った「神奈川一周(通称カナイチ)」の後編になります。

まだ”前編”見てないよ、という方はこちらからご覧下さい!

【スタッフライド】元日チャレンジ 神奈川一周(前編)

前編の最後に富士山を撮影した三国峠からは山中湖を経由し、道志道を通り相模原に抜けて行きます。

道志道は車も少なく下り基調で、今まで通ってきたルートの中では一番のラッキーポイント。

 

上の画像は「相模湖東IC」付近からダムを展望できる私のお気に入りスポットです。

なんというか…この風景を見ると凄く落ち着くんですよね。

13:00 スタートから170km地点「相模湖」着。

ダムからは、通称「裏大垂水峠」を登ります。

峠と言っても距離3.65㎞で勾配は常に4.8%程と一定なので、少し前に登った明神・三国峠に比べると平坦のようなものです(笑)。(完全に感覚が麻痺してます)

 

登りが終えたら東京都に進出しお待ちかねのダウンヒル。

ペダルを回さずに距離を稼ぎ高尾山駅まで下ったところで、ようやく「カナイチ」の半分!

高尾山から平坦基調の国道、都道、県道を何度も行き来し、なるべく丁寧に神奈川上部を描いて多摩川に出ます。

 

途中、この道ほんとだったらショートカットできるのにな…など余計な事を考えているものの、あまり疲れていないし身体も痛いところがない。

200㎞超えても、ここまで疲労が溜まっていないのは始めての経験。

16:10 スタートから240km地点「多摩川原橋」着。

 

なぜここまで疲労が溜まっていないのか…。

それは使用している数多くの機材の中で、群を抜いて私の手助けをしてくれているパワーメーターのおかげです。

 

今までのロングライドは感覚でペース配分をしていたので、アドレナリンが出ていると知らず知らず強く踏んでいて、疲れがどんどん溜まっていってしまいました。

パワーメーターを導入してからは、自身のベースとなるパワーの何%でペダリングしているのかが数値化され明確にわかるので、その数値を見て踏みすぎてるな…と気づいたらすぐにセーブする事が出来ました。

ちょっとしたセーブがどこまで効果があるのかを、後半の疲れ具合で答え合わせができるのが、これもまた面白いポイント。

よくパワーメーターはレースにたくさん出ていてストイックにトレーニングに励んでいる方向けと思われていますが、実はこういった使い方もできるのです!

 

矢野口付近で少し長めの休憩を取ってから多摩川沿いを川崎大師までずっと進みます。

川崎→横浜は信号が多く、かなり引っ掛かったので体力ゲージがどんどん減ってキツかったーっとブログで書こうかなと考えながら走っていたのですが、ここでゾーン(集中力が高まり、ライドに没頭できる特殊な意識状態)に入る!

疲れが全く感じなくなり、むしろペースを上げたいくらいだったがパワーメーターの数値を見て我慢。(イズイチをした時も終盤でこの感覚になったんですよね)

そして「カナイチ」2/3地点をいつの間にか過ぎていました。

20:30 スタートから290km地点「山下公園」着。

横浜から横須賀までは、その”無敵状態”が続き何も問題なかったのですが、三浦半島に入り観音崎付近で少しずつ力が入らなくなりました。

これは、ただ単に脚力不足かなのか。”無敵状態”を崩したくないと思い、寄る予定だったコンビニをスルーして休まなかったからか。もしくはかなり食べているつもりではいたがハンガーノックか。

もうそんなことはどうでもいい。ラストなんだから気合でいくしかないと思い、全体重をペダルに乗せ、待ち受けている坂を乗り越えて行きます。

22:40 スタートから350km地点「宮川公園」着。

三崎口から登りはほとんどないが、先ほどの状態が続きパワーが出ない。

定期的に走っている道ですが、立石公園から逗子までが物凄く長く感じました。

由比ヶ浜から信号にいつも以上に引っ掛かりメンタルも身体もボロボロだったがラストスパートをかけ

1/2 0:15 遂にGOOOOOAL!! 「カナイチ」は”距離383㎞、経過時間20時間40分”でこれにて終了!!

「カナイチ」が終わった時点で完全にやり切ってしまい、自宅に帰るまではホントにロードバイクの速度?というくらい遅い…。寒くて手足がかじかんで感覚は無いが、まだ余っている防寒着を身に着けなかった。もう感情がありませんでした。

無事自宅に到着し、ログを確認すると今回のライドは、

距離402km、獲得標高4,262m、消費カロリー9,151kcal

 

疲れた状態でシャワーを浴びていると急に睡魔が襲ってきました。22時間近く睡眠を取らずに起き続けていたので、もう限界でした。布団に入った瞬間、気づいたら朝。

 

そんな感じで年始から絶景を見て、達成感に浸ることができたので大満足です。

しばらく経つとキツかった事は忘れて、いい思い出しか残らず、チャレンジしたくなるのがロングライドです(笑)。

またチャレンジした時はブログを投稿致しますので、気ままにお待ち下さい。


最後までお読み頂きありがとうございました。


2023.Jan. 8

こんにちは。スタッフ白井です。

実は約半年前に思いつき、やろうやろうと思っていたものの、なかなか出来ずモヤモヤが続いていた企画。

それが約400㎞に及ぶ「神奈川一周(通称カナイチ)」。

それなら2023年の早い段階でこのモヤモヤを解消しておこう、ということで元日に走って参りました!

 

タイトルにある「チャレンジ」という言葉には2つの意味があり、

1つ目は距離の事で、私自身ワンライドでの最高は1年半前に走った「イズイチ」の350㎞なので未知の世界が待っています。

 

2つ目は「ある景色」を必ず見るということです。

実は半年前、「国道最高地点 渋峠」の綺麗な景色を見るために走ったものの霧が酷く麓の草津温泉で断念しました。

そういった悔しい思い出があったので、今回「ある景色」に懸けている想いはかなり強かったです。

 

今回のライドの予想最低気温は-4℃。ジャケット・ビブタイツはASSOSのWINNTERにし、プラスでレイヤー類やウィンドジャケットを着て防寒対策。

また私は末端がとにかく他の人より冷えやすい為、グローブとソックス・シューズカバーはULTRAZ WINNTERにしました。

 

ただ困ったことに日中は予想最高気温16℃とかなりの寒暖差があるので、そのまま走行していると確実にオーバーヒートしてしまいます。

それを防ぐために私のお気に入り「GT SPIDER BAG C2」を背負い、レイヤーやグローブ、シューズカバーを脱ぎ着しても持ち場に困らないようにしました。

このバッグは絶妙な大きさで、伸縮性に優れているので、すぐに背負っていることを忘れてしまうくらい身体にフィットするのです!!

タイヤと空気圧も400㎞に及ぶライドなので、いつも以上にこだわりました。

リム内幅19㎜の「COSMIC SLR 45 DISC」にタイヤは「SCHWALBE PRO ONE」の 28cの組み合わせ。

体重61kgの私はエアをフロント3.9ber、リア4.2berにセットしました。

チューブレスだとこの空気圧でも走りが重くならずに路面から伝わってくる微振動を吸収し、体力の消費をかなり軽減してくれます。

 

1/1 3:30 「カナイチ」のスタート&ゴール地点に選んだのは江の島。

ここから国道134号線→1号線→135号線と真っ直ぐ進み熱海方面へ。

年越ししてすぐだったので、こんな時間でも江の島は大賑わいです。

135号線を途中で湯河原駅方面に曲がり、椿ラインをクライム。

登っていくと空が明けてきました。太平洋と雲が重なり、そこから太陽の明るさが漏れているところを見ると、「いよいよ2023年が始まる。1年間頑張ろう!」という気分になります。

6:45 箱根大観山頂上に到着。そう、この景色こそが序盤から言っていた「ある景色」なのです!

手前の芦ノ湖一面が雲海となり、その奥には紅富士。まさに絶景。

頂上は-3℃とかなり寒かったですが、ほんとに来て良かった。見れて良かった。

この絶景を一生のうちに皆さんに見て頂きたいです!!

 

絶景を見終わったあとは冷え込んだ中アップダウンを数回繰り返し、芦ノ湖・乙女峠を通り御殿場へと抜けて行きます。(凍結寸前の路面なので、かなり慎重に)

なぜ県外の御殿場に行くのかというと、実は正式な「カナイチ」のルートは私が知っている限り存在しないのです。

その為、なるべく県境にある主要道路を走り、それが難しい場合はお隣の都道府県にお邪魔して「カナイチ」を完結させる必要があります。

御殿場からは相模湖の方に抜けるため、山中湖を経由して進みます。

そこに待ち構えているのが今回のルートNo.1BOSSにあたる明神・三国峠。

前菜の約3~10%の勾配を700m程走ってから、10~18%の勾配を約6㎞クライム。

「カナイチ」後半に響かないよう省エネモードで登りたいところだが、序盤でギアを全て使い切ってしまう。私のリアは11sの30Tまでしかないので、現行DURA-ACEの12sの34Tであればもっと楽に登れるからやっぱり欲しい(笑)。

 

クライム終盤には「2020東京オリンピック」のロードレースに使われたコースという証にモニュメントがあります。

その手前にはレース当時に路面にペイントされた日本代表の新城幸也選手を応援する「ALLEZ YUKIYA」の文字が!

あれから1年半が経ち、文字が消えかけているので見たい方はお早めに!!

10:30 登り終わったあとには、ご褒美の景色が待っていました。

ここまで距離120km、獲得標高2500m。脚も見てきた景色もお腹いっぱいですが、まだ「カナイチ」の1/3ほど(笑)。

ここから山中湖を経由し、道志道を通り相模湖の方に抜けて行くのですが、長くなってしまうので「前編」はここまで。

「後編」はこちら!!

【スタッフライド】元日チャレンジ 神奈川一周(後編)


2022.Aug. 12

木曜祝日の振替休日となった水曜日は“山の日”を先取りしてマウンテンサイクリングを楽しむべく山北方面へ行ってまいりました。

台風の影響なのか、海岸線は砂が吹き荒れる強い横風でしたが内陸に入るとすっかりと落ち着き、いつもの長閑な風景に一安心。

大井・松田エリアに入る手前の田んぼには沢山のトンボが飛び交い、早くも秋が訪れたかのような雰囲気が広がります。

…とはいえ、そこはまだ8月。暑い日が続いています。

そんなわけで今回のライドテーマは山岳ライドと涼しげな清流の空気を感じること。

 

改めて神奈川県は奥が深い!

まだ足を運んでいなかったエリアにこんな素晴らしい景色が広がっているのとは…!

まだまだ県内探索ライドが楽しめそうです。

 

標高300m弱の小高い山から降って来ると、そこには本日お目当ての清流が待っていました。

夕方に差し掛かり気温のピークを過ぎたこともあり、ちょっと涼し過ぎるぐらい。

川にドボンは遠慮しておきました。

夜には沢山の蛍も見れるスポットという事でしたが、残念ながら装備はフロントライト1つのみ。

帰りのバッテリー残量を考えた結果、すぐさま先へと進むのでした。

 

今回のライドで、もう一つの目的がコチラ。

スポーツバイクのサドルを牽引してきたブランド「fi’zi:k」よりリリースされている、3Dプリントパディング採用モデル“ADAPTIVE”シリーズのテストも兼ねていたのでした。

 

“ADAPTIVEシリーズ”の中でも、今回のテストはショートノーズタイプ「ARGO」をテスト。

こちらは金属レール“K:ium”を採用し、3Dプリントパディングのサドルながらコストパフォーマンスの高い「R3」というグレードです。

やはり皆さま気になっているのは、同じく3Dプリント技術を採用したSPECIALIZED “MIRRORシリーズ”との比較ではないでしょうか?

 

かくいう私も「POWER MIRROR」を愛用しており、発売時期としてはSPECIALIZEDよりも先んじてリリースしていたfi’zi:kのサドルも気になっていたのでした。

ハニカム構造で一見すると同じようなサドルですが、実際に乗ってみるとまるでキャラクターが違うことに気付きます。

 

安定思考の「POWER MIRROR」に対し「ARGO」は実にfi’zi:kらしい味付け。

若干ラウンドした形状からも表れている通り、足の回りが良く、少し前傾を深くしたポジションにマッチする印象です。

前後座面フラットな初期セッティングから、少しノーズを下げたセッティングにすると自分のフォームにフィットして良い感じに。

3Dプリントから成るパディングは「POWER MIRROR」よりも“コシ”のある感触で、「ドッシリと座る」というよりはペダルを回してしっかり出力していく、コンペティションバイクにフィットするコンセプトなのだという印象を受けました。

  

帰りは名も知らぬ林道を、暗くなる前に抜けるべく本気の“夕暮れアタック”。

何だかんだ長く続く林道は標高500mぐらいまで登りました(通行止めとかじゃなくて良かった!)

無事、暗くなる前に下山する事に成功し、“山の日”を存分に満喫したライドとなりました。

 

 

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2022.Aug. 11

「ヒルクライマー達の祭典」乗鞍ヒルクライムが迫ってきましたね!

日本一のヒルクライムレースとしてもそうですが、標高2700mを超えるゴール地点の絶景でも有名です。

私はレースには出ないのですが、日本中のライダーが憧れる景色を見てみたくなり、

先日の定休日を使って一足先に乗鞍に行ってまいりました。

せっかくなので往路は完全自走!

松本で宿を取って乗鞍高原を目指します。

 

初日は天候に恵まれ一日中快晴。

津久井から甲州街道を登って長野県松本市に向かいます。

お盆前の一番暑い時期だったこともあり、甲府盆地の最高気温は39.5℃!

 

当ブログでも何度かご紹介してますが今回も保冷ボトル&シャワーキャップが大活躍しました。

これにコンビニで買ったバラ氷と水を入れ、掛けつつ飲みつつ進んでいきます。

気温40℃近い猛暑の中でも冷たさが保てるのが本当に助かります。

 

甲府盆地を抜けるころには陽が落ちて気温も落ち着きました。

諏訪湖で行われていた花火大会を遠目で眺めつつ先を急ぎます。

水分補給で休憩が多くなったこともあり、宿につく頃にはすっかり夜中になっていました。

 

 

今回暑さ対策と同じぐらい気を使ったのが体の痛み対策です。

ワンデーライドであれば気にならないちょっとした違和感も、複数日に渡るライドだとダメージが蓄積し、思わぬ痛みが発生する場合があります。

特にバイクと身体が触れる「ショーツ・グローブ」はクッション性・快適性重視で選びました。

ASSOSのロングライド向けシリーズ「MILLE GT」の上位モデル

『 MILLE GT SUMMER BIB SHORTS C2 GTS 』

パッドが二重構造になっており細かな振動と大きな振動の両方を効果的に吸収します。

またレース向けモデルから受け継がれたビブ部分の新構造、「A-Lock Engineering」によってフィット感抜群。

長いライド中も常にパッドを安定させ脚と臀部をサポートしてくれました。

 

今回初導入のKINETIXXのグローブ『Lou(ロウ)』

見た目の通り抜群のクッション性です。

パッドの薄い・厚いには好みもあると思いますが、

十時間を超えてくるライドだと疲れから手に負担が集中する場合が多いので、

握り心地のマイルドなグローブがお勧めです。

ライドの内容によって使い分けるのも良いかもしれませんね。

 

 

二日目は松本から乗鞍山頂を目指します。

松本はとにかく空が広い!

市街地から数キロ行っただけでこの光景です。

気温も前日と比べれば涼しく、走りやすい天気でした。

 

松本から乗鞍山頂までは60kmほど。

前半は程良いアップダウンが続きます。

途中の道の駅で信州そばを頂きつつ、気持ち良く登っていったのですが山頂に近づくにつれ徐々に天気が怪しくなってきました。

 

頂上付近は数メートル先さえ見えない濃霧。

想像していた光景とは違ったものの、ライダーも登山客もおらず、霧に包まれた峠を一人走る幻想的な体験でした。

写真では見たことのない景色に出会えるのも旅の醍醐味ですね。

 

   

今回ライドにあたって自分なりに事前準備をして臨んだのですが、実は反省点が一つあります。

それは寒さ対策。

標高2500m越えの峠は麓より15℃以上気温が低くなります。

ダウンヒルも当然長く、加えて山頂付近は天気が変わりやすいので防寒着は必須です!

 

・・・私は忘れて大変だったので行かれる方は是非対策していきましょう。

必要になってくるのはウインドシェルやジャケット(レインウェアも兼ねていると◎)。

アーム・レッグカバーなどの嵩張りにくく、すぐに着用できるウォーマー類。

加えてトゥーカバーや防風グローブなど、末端部分の冷えを防止できるアイテムをお持ち頂くのがオススメです。

 

狙っていた景色は見られませんでしたが、

「自分の足で、普段想像もしない離れた所まで行ける」という自転車旅の楽しさを存分に味わってきました。

涼しくなった頃にまたチャレンジしたいと思います!

 

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2022.Jun. 14

市民レースとしては国内最大規模を誇る“ニセコクラシック”に参戦してまいりました!

“ニセコクラシック”

アマチュアレーサーが競うレースですが、本格的な山岳セクションや日本国内とは思えない程の雄大な自然の中を走る、とても格式の高いロードレースです。

レースはエイジカテゴリーで分けられ、上位20%に入るとUCIグランフォンド世界選手権の出場資格を獲得できる…という実に目指し甲斐のある日本最高峰のアマチュアレースがこの“ニセコクラシック”なのです。

コロナ禍による影響で2019年の開催を最後に3年ぶりに開催が実現した本大会。

以前から一度は出てみたいと願っていたこともあり、今回初挑戦してまいりました。

金曜日に北海道入り。

飛行機を利用する輪行もコツさえ掴めばそれほど敷居は高くありません。

新千歳空港からレンタカーを借りて、今回滞在拠点となる倶知安へ向かいます。

金曜日の天気は降ったり止んだりの不安定な天気。

空港から2時間弱のドライブを楽しみながらホテルに到着しました。

街中をかなりナチュラルにキツネが小走りで去って行きましたが、これは日常なのでしょうか。笑

荷解きとバイク準備を完了させ1日目は終了です。

 

6月11日 土曜日。

生活リズム調整のため早起きをした2日目は、受付まで時間がたっぷりある事を生かし、車でコースの下見ドライブをする事に。

“パノラマライン”と呼ばれるコース一番の山岳は濃霧で真っ白でした(この日がレースDAYじゃなくて本当に良かった!)

コースには曲がる箇所やスピードコントロールの注意喚起をする工夫がしっかりと準備されており、初めての参加でも安心して楽しめそうです。

 

先が見えない程の超ストレーーーーーート。

「こんな所で一人旅になったらキッツいなぁ〜!」なんて冗談でも言うもんではありません。

 

試走ドライブ終了後はランチを済ませ、いよいよ大会受付を行うべく会場へ。

滞在しているホテルから10km程度のちょうど良い距離なのでサイクリングがてら向かいます。

この日も羊蹄山は絶妙に雲隠れ。

明日は全貌が見える程の天気になることを祈り、受付任務が完了しました。

 

ホテルに戻ってからはレースの最終準備。

ジェルをメインに約1200kcalをフラスクボトルに準備をしました。

早めに起床していた事で良いリズムができ、この日は21時に就寝。

 

 

6月12日 日曜日。

ついにレース本番。5時前に会場へ到着するものの、10℃を下回るあまりの寒さに車で待機をする事に。

5時15分ごろ駐車場から会場へ移動し、待機場所にバイクを並べました。

5時50分。選手整列。

 

徐々に迫るレーススタートにワクワクと不安が混ざった不思議な気持ちになってきました。

6時15分。エイジカテゴリー分けされたグループは少し時間を空けながら順次スタートしていきます。

→レースの詳細レポートは「MGM GROMA RACING TEAM」のFacebookページにて掲載してます!

 

〜レースを終えて〜

何とか無事に走り切った152kmのロードレース。

タイムも順位も全然でしたが、まずは無事に走り切れた事にホッとしました。

最後は羊蹄山もクッキリ見えたし、ゴール後に頂いた豆大福も美味しいし最高!

 

バイクは今回もトラブル無く最後まで快調そのもの。

 

長い登りに対応するため、今回はあえてチューブレスタイヤは選択せず、超軽量なセットアップにて挑みました。

チェーンオイルは勿論“決戦用”のとっておき、「LUDICROUS AF」施行のチェーンにて。

ロングも雨天も全く気にせず走れる最高の超低フリクションオイルです。

 

大会はMAVIC、SHIMANOが機材面のサポートを行ってくれたおかげで安心してライドが出来ました。

走っている最中、応援してくれる地元の方やボランティアスタッフの声援が暖かく、キツいけど最後まで走り切りたい。そんな気持ちに自然となる素敵な大会に感謝しかありません。本当にありがとうございました。

 

会場を後にし、最後は羊蹄山を眺めながらの露天風呂。贅沢〜!

レースの疲れを癒やし、ニセコでの楽しいひと時を終えました。

 

そしてせっかくの遠征ですから、当然忘れてはいけません。ご当地グルメ♡

ご当地ハンバーガー(デカい!)にジンギスカン、ソフトクリーム…とこれでもかと言うほどグルメ面でも堪能させていただきました。

 

「ニセコクラシック」

非日常を心の底から楽しめる特別なレースがそこにありました。

時間も遠征費用もそれなりに必要ですが、“ツール・ド・おきなわ”と同じぐらい是非一度は体験して頂きたいレースイベントでした。


2021.Dec. 30

11月15日。

ライドする日としては本日が最終日。福岡県 筑後市からスタートです。

この日はとにかく時間があります。持て余すほど時間があるので出発前に荷物の整理でもしておきましょう。

お馴染みのオルトリーブ“ドライバッグ”。

ウェア系は7L、小物類は1.5L×2で更に色を分ける事で中身を把握しやすい様にして使用しております。

“最終日”という事で、もう使わないであろう用品はコンパクトにしてサドルバッグ内へ。

旅の終わりが近づいて来るのを実感して何だか寂しい気持ちになりました。

 

出迎えてくれた友人からは「駅前を是非見てほしい」と言われたので、まずは「羽犬塚駅」へ。

6日目がスタートします。

 

駅前に着くと、凛々しく気品ある犬が佇んでいました。なによりも翼生えてます。

それでは本日も安全に行ってきます。

スタートからちょっと進んだ所でもう一匹いました。

先程とポーズが違うし。笑

どうやらあと2カ所銅像はある様ですが、またの機会に。

気を取り直して、今度こそライドスタート!本日の目的地は北九州市です。

 

長閑な風景が続き、佐賀県に入ります。

真っ直ぐ北九州市へ向かうのもつまらないので、同方向で行けそうな山は手当たり次第登ることに。

徐々に面白そうなエリアに近づいてきました。

「県道329号線」

佐賀県 鳥栖市から福岡市へ向かう林道へ入りました。

県道は道幅がやや狭くなる分、車通りが少なくサイクリングは楽しみやすい事が多いです。

思った通り、やっぱり楽しい。

 

いよいよ最後の県、“福岡県”に入りました。

暖かく、絶好のサイクリング日和。

この日のレイヤーリングはSpring/Fallシーズンのインナー×ジャケット。

ヒルクライムで運動強度が上がったらファスナーをオープン。汗に変わる前に外へ排出できるので汗冷え知らず。

ASSOSのウェアは総じて汗の処理が非常に早いので快適です。

 

一旦都市部へ入ったのち、再度山岳エリアに向かって走っていきます。

日が少しずつ傾いてきました。

この旅では人の気配が無い秘境を何度か超えてきたり、街灯ひとつ無い闇の中を走ったりしてきたので、日が落ちても気持ちに余裕があります。

 

夕方から夜へと少しずつ変化していきます。

最後の夕焼けを味わいつつペダルを回し続けます。

美しい夕焼けでした。

田川市から北九州市に向かう、最後の峠“京都峠”。

避けて向かう事もできる、全くもって通る必要のない峠ですが時間もあるし、せっかくなので。笑

おかげで麓の山口ダムに沈む夕焼けを楽しむ事が出来ました。

 

ゴールまであと数キロ。

今夜の食事はもちろん、うd…と言いたい所でしたが、せっかくなので北九州らしい物を。

「味よし・人よし」なら間違いないだろうと迷わず“ラーメン 一燈”さんに決めました。

毎日走っているので摂取カロリーなんて気にしなくてOKです。

“ラーメン 一燈”さん、とても美味しかったです。

 

20時8分。

予定より早く“本日の宿”、北九州市 新門司フェリーターミナル「それいゆ」に到着しました。

出航時間は23時55分なので「山口県まで行っちゃおうかな?」とも思いましたが、万が一逃したら“後が無い”ので大人しくして過ごす事に。

23時30分。予定時刻通り無事に乗船して6日目が終了しました。

 

【DAY.6】162.74km/1,942mUP/TSS290/3,912kcal

 

 

“おまけアフターレポート”【DAY.7】

7日目の朝は海上で迎えます。

「久里浜 ⇔ 金谷」程度の船旅しか経験してこなかったのでとても新鮮です。

船内のモニターでは現在位置や航海ルートが表示されておりました。

それにしても船が豪華。

売店は勿論のこと露天風呂や食堂もあり、BBQもできるようです。

現在は休止中ですがジムや映画館(こちらは予約制)もありました。

風呂に入ったりストレッチしたり。ひとり完走を祝して宴をしたり。

何せ20時間もあるので、のんびりと船旅を楽しみました。

売店スタッフの方には顔を覚えられたに間違いありません。

 

いよいよ我がホームタウン“三浦半島”が近づいてまいりました。

この1週間は毎日毎日、装備品のチェックやルートの確認。とにかくライドとシンプルに向き合う最高の日々でした。

紀伊半島から四国、九州と繋ぎましたが、是非また走りに訪れたいと思います。

 

11月16日。20時50分、横須賀港到着。無事7日目が終了です。

この日のTSBは「-87」笑

 

【DAY.1-6】1,177km/10,651mUP/TSS1,717/27,766kcal

12県(神奈川・静岡・愛知・三重・奈良・和歌山・徳島・愛媛・大分・熊本・佐賀・福岡)

長編レポート、最後までお読み頂きありがとうございました。


2021.Dec. 29

11月14日。5日目となる本日は大分県 別府市がスタート地点です。

旅を計画し始めた当初は「九州行くからには阿蘇山でしょ」と計画立てていましたが、10月中旬に噴火。

どこまで近づけるのかがイマイチ情報掴みきれず、賭けには出れないので今回は無難なルートを走る事にしました。

 

宿を出て数キロでいきなり大きな山々が姿を見せます。

海から山へと急激に繋がる地形のイメージとしては、伊豆に近い感じでしょうか。

それにしても5日目は脚が重い…。

2日連続のフェリー乗船を賭けた“タイムアタック”、特に4日目のアタックがだいぶ効いた感じです。笑

コンディションの指標となるTSBは朝の時点で“-75”なので疲労感を感じるのも当然かもしれません。

 

インターバルが掛かるのが一番堪えるので本日はヒルクライムに入ってもシッティングで淡々と踏んでいく作戦に。

“阿蘇くじゅう国立公園”に入っていきます。

絶好のドライビングコースのようで交通量はやや多め。

ここでもGARMIN“クライムプロ”機能を活用してペーシング。

なかなか長い登りが続きます。

 

ピーク付近では紅葉が見頃を迎えておりました。登り区間もあと少し!

 

クライミング終了!

辿り着いたここは“由布岳”。そしてさらにバイクを進めると…

ドッカーンと超ダイナミックな山々が広がります。

今まで見た事のないレベルの雄大さに感動しながらダウンヒルを楽しみました。

 

下りきった所でランチタイム。

徳島で何だかスイッチの入ってしまった“うどん”です。(実は4日目もうどん食べてます笑)

 

休憩後、少し走ったタイミングでちょっとだけ熊本県にお邪魔します。

阿蘇山はまた改めて行きたいと思います!

熊本県から、また大分県へ。ここは蜂の巣湖。

湖の名前は後から知ったのですが、写真撮影していると本当に蜂に襲われたので皆さんご注意を。

ダイナミックな山が続いた大分県ももう終わり。

ここからは福岡県 八女市へ向かって走ります。

 

昨年の線状降水帯による長雨で道路が整備中区間、または崩落→迂回路が多く設けられていました。

これ以上の被害が出ない事を願ってます。

八女に向かう最後の峠を越えると見事な紅葉が待っていました。

日差しも暖かく最高です。そして毎日ライドのみに向き合うこの旅がもう最高過ぎます。

距離を一番短く設定した5日目は残り僅か。

ちょっと寂しい気もしますが今日は日が落ちる前に宿へと着きそうです。

 

ダウンヒルを終え、“日向神(ひゅうがみ)ダム”へ到着!

長閑で良い雰囲気。日が落ち始め、日陰はだいぶ冷え込んできました。

この旅を計画するにあたり、ひとつ目的にもなった友人が住む八女市に到着!

家族総出で迎えてもらいました。(ゴールシーンぽくなってますがゴールはまだ先です笑)

あまりにも軽装な旅スタイルに「まるでその辺から来たみたいね」とのお褒めの言葉を頂戴しました。

そう言えばこの旅で「どこから来たの?」と言われた記憶がございません。

ホテルにチェックインし、洗濯を済ませたら今夜の食事“うどん”を食べにちょっとそこまで。

5日目が終了です。

 

【DAY.5】136.16km/1,954mUP/TSS208/3,292kcal


2021.Dec. 28

11月13日。

旅を計画する中で一番楽しみにしていたのがこの“4日目”。

昨年から走ってみたいと思っていた愛媛の山岳ルート。

比較的、平坦基調だったこれまでのルートからようやく山岳ステージに入りワクワクなのです。

 

実を言うと大本命だったのは“UFOライン”でしたが昨日の冷え込みにより、なんと積雪してしまったとの情報を聞きつけ急遽ルート変更することになったのでした。

残念ではありますが、至る所に楽しそうな山々があるのでルートに困りません。笑

積雪がなさそうなルートを引き直し、4日目がスタートします。

市街地を抜け、楽しみにしていた初めての山々はいよいよ目の前に。

今日こそは天気も最高です。

 

山岳エリアへと足を踏み入れます。“UFOライン”はまたの機会に必ずや!

「さあ登るぞ!」と意気込みますが、もう絶景過ぎて全然前へと進みません。笑

11月中旬の深い山岳エリアのライドでは特に気温や天候変化に対応する体温コントロール、エネルギー・水分補給が本当に命取りとなり得るので、日のある内に山脈だけは絶対に越えておきたいトコロ。

気を取り直してペースアップ!

 

楽しむ目的のヒルクライムではGARMINの“クライムプロ”機能を使う事でより一層楽しくなります。

パワーや心拍数の数値は一旦忘れ、美しい景色とこのあと待ち受ける道を想像してワクワクしながら登っていきます。

 

グングン登ります。高度が上がるにつれ空が近づき、景色が開けてきました。ピークまであと少し!

登頂完了!

標高985mの“黒森峠”

道幅広く、勾配もそれほど苦しくない上に舗装も整っていてウルトラスムーズ。

下ってもう一本!…といきたい所でしたが今回は前へと進みます。

 

タイミング良く紅葉もバッチリ楽しめました。

日が落ち始め、日陰部分はかなり冷え込んできました。

暗くなるまでに山岳エリアを抜けないと本気でマズイのでペースアップしてまいります。

 

時刻は16時過ぎ。日が落ちる前になんとか無事走り抜けました!

チェックポイントまでの残る距離はおよそ20kmちょっとといった所。

少し頑張れば “とある予定” を1本繰り上げられそうな時刻という事に気づき、目一杯踏み倒す事にしました。

チェックポイントまであと少し。踏みまくって脚はキツイですが、なんとか間に合いそう!

今回の旅で2回目の乗船となるフェリー。狙っていた便になんとか間に合いました!

17時25分発を逃すと次便はなんと20時30分…!

よくよく考えると沢山写真を撮っている場合なんかじゃない大切な戦いだったのです。笑

 

パッキングする手間のかからない”ロードバイク×フェリー”は最高の組み合わせですね。

お世話になった“宇和島フェリー”にもくつろげる客室が用意されていました。

雨こそ降らなかったものの、峠道は昨日の雨でだいぶウェット。

高速でダウンヒルを駆け抜けたおかげで足元が汚れていたので座席で大人しくして過ごしてました。

 

20時10分。予定通り着港し、ついに九州に初上陸!

(20時30分発のフェリーじゃなくて本当に良かった!)

今夜の宿、別府駅まで走り4日目が終了です。

ゆっくりと温泉に浸かって旅の疲れを癒すのでした。

 

【DAY.4】164.61km/1,788mUP/TSS282/4,175kcal