2020.Jan. 10
納車させて頂いてから初めてのフルオーバーホール。
およそ1年半くらいお乗りいただいたバイクです。
全てのパーツを取り外しバッチリクリーニングさせて頂きました。
普段は目の届きにくい場所もスッキリ。
左のような状態で放置してしまうと最悪の場合フレームが腐食の影響を受けてしまう事も。。。
当店人気No.1のCARBON DRY JAPAN BIG PULLY KITもオイルアップ
フルセラミック仕様は完全ドライ(オイルレス)で使用する事ができるのですが、自転車は屋外仕様で負荷もかかるため、専用のチューニングオイルを使う事で耐久性も上がり抵抗の軽減にもつながります。
メーカーによると1500~2000㎞毎に清掃注油が推奨されています。
こちらのオーナー様はうまくホイールを使いまわしていたのでかなり状態は良好ですが、フリーボディの内部には結構汚れが入るのものなのです。
クリーニングをするだけでスピードの伸びが変わりますよ☆
この後ブレーキのオイル交換とバーテープも新調。ブレーキオイルの交換は1年に1回がおすすめです。
これでまた気持ち良くライドできる事でしょう。
いつでも快適な乗り心地をキープしてください。
GROVEでは1年に1回クリーンオーバーホール。3年に1回フルオーバーホールをお勧めしております。詳細はスタッフまでお問い合わせください。
2019.Dec. 27
年末年始はいかがお過ごしでしょうか? 田舎に帰省などして年末年始は乗らないといった方もいらっしゃるのではないかと思います。 このタイミングにクリーンオーバーホールはいかがでしょうか。
なんとなく調子が悪い、以前よりスムーズに走れないなと感じてるお客様!
クリーンオーバーホールで新車の輝きを取り戻しましょう!!!
お乗りの愛車のクリーンOHをご用命いただきました。
室内で保管されていたので比較的状態は良好でしたがチェーンやブレーキシュー等の消耗品の交換をメインにチェックを致しました。
気になるケーブルの擦れあともキレイにクリーニング。
車体の顔ともいえる所ですので気になる所です。
適切なコンパウンドでピカピカに。
摩耗しがちなブラケットカバー。
バーテープ、ケーブル類の交換と合わせて作業させて頂きました。
摩耗してくるとゴムが伸び、カバーが動いて気になるところ。
交換すると前のカバーがここまで劣化していたのかと驚きます。
古くなったオイルと埃が混ざり汚れてしまった駆動系。
他の箇所よりもクリーニング、オイルアップの効果が体感しやすいです。
ペダリングの音が驚くほど静かになります。
最近クリーニングしてないなという方、ぜひお持ちください!
スポーツバイクを長く快適に楽しむ為にもメンテナンスは欠かせません。
定期的なメンテナンスが長持ちの秘訣です。
ただいま12月29日(日)までウィンターキャンペーンを開催中です!!
お買得な商品、キャンペーンなど多数ご用意しておりますので是非ご来店下さいませ。
ウィンターキャンペーンの内容はこちらをご確認ください
2019.Nov. 11
今年もやってくるクリテリウムシーズン。
初戦は10/27(日)となります。
今年クリテデビューな方も、昨シーズン悔しさからリベンジに燃える方も、表彰台をムフフと狙っている方も多いかと思います(私もその一人)
そんな方々にとっておき!?のおすすめアイテムがコチラ。
■DT SWISS サービスキット スターラチェット 36T ¥15,000-(税抜)
軽量・駆動効率性・信頼性から多くのホイールメーカーが採用するDT SWISS製のハブやシステム。
そのDT SWISS社のハブに使用されるのがこの“スターラチェット”システム。
パワー伝達を行う“ラチェット”をより細かくすることでコーナリング立ち上がりのペダリングの“かかり”をライバル達より素早く行えます。
左:18t/右:36t
標準的な18tと並べるとその差は一目瞭然。
コーナリングの度にインターバルのかかるクリテリウムの様な競技ではこの小さな積み重ねが結果に大きな影響を及ぼすかもしれませんよ?!
ラチェットの為のスペシャルグリスも付属されてきます。
ノーペダリング時の細かなラチェット音が気持ち良いですよ!
2019.Nov. 1
季節も移り変わり、日没の時間も早まりましたね。
天候が安定せず雨天、雨上がりのシチュエーションも多くなる季節。
そんなときに多くなるのがBBのトラブルです。
ペダリング時の異音でお預かりした車体。
BBを開けてみるとこのような状態、グリスに砂が噛み込んでしまっていました。
この状態のままだとベアリングのゴロつき、異音等の原因になる可能性も…。
今回はベアリングの状態が良かったのでクリーニング、グリスアップを行いスムーズな回転を取り戻すことが出来ました。
特に圧入式のベアリングはグリスが切れるとシャフトの焼き付きの原因になり、パーツの交換が必要となる場合も。
下のスピンドルは焼き付きで大きなキズがついてしまいダメになってしまったもの。
定期的なクリーニング、グリスアップで防ぐことが出来ます。
キャノンデールのスピンドル、BBにはWAKO’Sのブレーキプロテクターが推奨されています。
他多数メーカーからグリスが展開されていますが粘度、耐久性はピカイチです。
スピンドルのベアリング当たり面に適量取り、左側の様に薄く塗り広げていきます。
BB側にもベアリング当たり面はもちろんサイド部分にも防水性の高いグリスを塗布、適材適所でグリスを使い分けることでパーツの寿命を延ばすことが出来ます。
最後にスペーサー、クランクを取付けます。
このとき先程のグリスが、はみ出し汚れの原因となりますので拭き取りをし完了となります。
クリーニングはあらゆるメンテナンスの基本中の基本。
きれいにしてあげることで、気持ち良く乗れることはもちろんですがパーツの破損、摩耗なども発見できます。
当店プレミアムメンバーの方はパーツの交換を伴わない点検は永年無料となりますのでお気軽にお声掛け下さい。
2019.Oct. 25
昨今多くのバイクに使用される油圧システムのDISCブレーキ。
RIMブレーキや機械式のDISCブレーキとは異なり、油圧DISCブレーキは良くも悪くもパッドコンタクトがオートマチックに一定で保たれる為パッドの摩耗具合に気付きにくい特徴があります。
画像左:新品/画像右:使用済みパッド
ふと久々に点検すると上の様にギリギリな残量になっている事も。
日々のショートライドならまだしも、高度差のあるツーリング等では恐いですね。
また、ブレーキローターも消耗品。
ヒルクライムが好きな方は登った分、下っているハズ。
定期的にブレーキ周りの点検がオススメです☆
当店プレミアムメンバーの方は点検無料となりますのでお気軽にお声掛け下さいませ。
2019.Jun. 15
天候が不安定なこのシーズン。
なかなか週末のライド計画も立てにくいですね…
そんな乗れない季節にこそ大掛かりなメンテナンスを行うチャンス!!
先週末は雨のヒルクライムレースだったので、わたくしのバイクもベアリング周りを点検&クリーニング行いました。
防水対策は万全でしたが多少の侵入はあるものですね。
汗の影響を受けやすいヘッドパーツはベアリングの回転が錆でゴリゴリになってしまっているケースも多くあります。
こちらはカンパ・フルクラムに採用されるハブ。
フリーボディにはラチェットの爪を開閉するPawl springと呼ばれるリング状のバネがあります。
私自身、このPawl springがライド中に折れてしまい走行不能にならない様ソ~っとペダリングして帰って来たという苦い経験がございます(笑)
良いバイクを長く快適に楽しむ為にもメンテナンスは必須です☆
オーバーホールのご相談はスタッフまでお気軽にお問い合わせ下さいませ。