2022.Jan. 8
日々、当ブログをご覧頂いている皆様、明けましておめでとうございます。
年明け早々に、鎌倉だけでなく関東全域で積雪となりましたね。
当店にお越しの際や日々の外出時は、路面コンディションにくれぐれもお気をつけくださいませ。
冬季はどの地域にいても寒さからは逃れられない・・・・と、ついライドを諦めてしまいがちではないでしょうか。
それでも、天気が良ければ屋外ライドをしたくて疼いてしまうのがサイクリストというもの。
インドアサイクリングに興じるためのインフラも整ってきた現代ですが、スッキリと晴れた中での屋外ライドを楽しむために、今回は冬でも比較的暖かい静岡県でのライドへ出発!
静岡市の湾岸沿いから、藁科川に沿ってのびる県道60号(南アルプス公園線)を北上。この吊り橋を渡ったところで、茶畑を横目に緩やかな峠道の走行を楽しみながら進みます。
”比較的暖かい環境下での屋外ライド”と言っておきながら、スタートした時は13~14°だった気温も、標高をグングン上げていくとあっという間に5~6℃へ。
ですが、道中の凍った湧き水や荒涼とした眺望、時折ちらつく微細な雪を味わえるのもこの時期ならでは。
何より景色がよく見えるので、本当に飽きません。
ピークの「富士見峠」に差し掛かると気温はちょうど0℃になり、極寒のダウンヒルが待っています・・・・・が、この辺りもしっかり想定したウィンターギアで難なく下山。
今回も濃密なライドを無事に終えることができました。
「気温差・高低差」により、出発時とピーク時の温度差が10℃以上変わるシチュエーションでは、ASSOSの高機能ウェアが存分に活躍してくれます。
自身の冬ライドで定番となりつつあるASSOSのMID LAYERは、日々のライドで効果を発揮してくれます。
レイヤリングによる”重ね着のストレス”を感じさせない柔軟な着心地と優れた通気性が、体の内外における温度差を上手くコントロールしてくれるので、身軽に動くことができてウィンドシェルを着用するときよりもバックポケットへのアクセスがスムーズな状態で走行できます。
もちろん、ウィンドシェルを携行しておけば、より幅広い気温で快適にパフォーマンスを発揮できます。
インナーは、厳寒期でも三浦半島などの平野部~今回の山深い地域まで、WINTER SKINLAYERをチョイスすることが多いですが、ライドの強度とライダーの寒さ耐性によって組み合わせも変化させるとよいでしょう。
四季折々のレイヤリング + ご自身のプロフィールにマッチしたウェアチョイスについても、ご不明な点があれば店頭のスタッフまで遠慮無くご相談くださいませ!
さらに、今回のライドでスムーズなペダリングを支えてくれたのがこちら。
多くのウィンタータイツは、防寒性の向上に伴いペダリング時の”ゴワツキ”や”突っ張り”がどうしても気になってしまうのですが、EQUIPE RS WINTER BIB TIGHTS S9は本当にストレスフリー。
山岳区間のピークは、斜度のある峠での登坂と比例して気温も低下するシチュエーションですが、凍えず最大限パフォーマンスを発揮できました。
【 最高のパフォーマンスと快適性 】
この二つを妥協せず、冬季もライドを楽しみたいサイクリストには是非お勧めのアイテムです。
ASSOSの歴史を体現するようなビブタイツのクオリティを余すことなく体感してください。
〜緊急事態宣言解除後の対応について〜
お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
2021.Oct. 26
富士山も雪を被り、ここ最近は寒暖差も大きくすっかりと秋らしい日が増えてまいりました。
つい数週間前まで暑い暑いとサマージャージでライドを楽しんでいたのが嘘のようです。
秋晴れ、絶好のサイクリング日和に恵まれた先日の定休日は丹沢湖へ。
気温差が10℃以上になってしまう事があるのがこのシーズンの注意点です。
暑さや紫外線対策だけを考えれば良かった夏に比べ、快適なウェアセレクトは格段に難しくなります。
ジャージ or ジャケットにウィンドシェル。
どのようなレイヤーリングにおいても重要かつ鍵を握るのはやはりインナーウェアです。
朝方は寒くとも、日中は20℃を超えることもあるこの季節には絶妙な保温性と汗抜けが良い“Spring/Fall”インナーがベストチョイス!
トレーニングなのかツーリングなのか?
インナーウェアは想定される運動強度やルートに応じて、“ロングスリーブ”または“ハーフスリーブ+アームウォーマー”なのかを選択するのがオススメです。
実は丹沢湖へ行くのは初めてだったので、どんな強度でも対応できる↑画像のハーフ+ウォーマースタイルをベースに選択。
そして晴天+20℃を超える最高気温という事で、インナーウェアに組み合わせるトップスはサマージャージをセレクトしました。
丹沢湖へ到着!
風もなく穏やかな景色は日々の疲れもヒルクライムの疲れも忘れてしまいます。
出発から気温が上がるにつれ、ジレを脱ぎ→アームウォーマーを取って調整ができたこの日のレイヤーリングは大正解。
想定していたレイヤーリングがバッチリ当てはまった時には、まるでレースにでも勝ったかのような嬉しい感情が生まれます。
ヒルクライムを楽しんだ後はダウンヒル。この季節ならではのヒンヤリとした空気や休憩により、あっという間に体温は奪われています。
携行できるアウターはこの季節の必須アイテムです。
中でも冷気から体幹部をしっかりとガードし、汗ばんでいてもサラッと着やすい『MILLE GT SPRING/FALL AIRBLOCK VEST』は大変使いやすくオススメのアイテムです。
最適なウェアチョイスで秋も快適なサイクリングをお楽しみください!
レイヤーリングでお悩みの際はスタッフまでお気軽にご相談くださいませ。
~当店の新型コロナウイルス感染症防止対策について~
お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
当面の間、毎週木曜日の定休日に加え第1・3水曜日(祝日は営業)を休業日とさせて頂きます。
詳しくはSHOPカレンダーにてご案内させていただきます。
ご不便をお掛け致しますがご了承の程よろしくお願い申し上げます。
2021.Jul. 14
サイクリストが毎年悩まされる、「梅雨」が明けようとしていますね!
梅雨明け目前で天気予報の晴れマークが多くなり、ロングライドの計画が随分と立てやすくなりました。
一方で、急な雨や落雷が多くなるので移り変わる天候に対応できるように準備を整えてライドをお楽しみ下さい。
梅雨が明けた後に陽の光が降り注ぐ中で思いっきりサイクリングを楽しみたいところですが、高温多湿な日本では引き続き、ジメジメした空気すなわち「湿気」と向き合いながらサイクリングに興じる必要があります。
潤しても止む事の無い喉の渇き、眼や肌を強烈に刺激する紫外線など....サイクリストを苦しめる夏の代名詞はいくつかございますが、不快指数の高い日本の夏を象徴するジットリした湿気への対策次第でライドの快適さが驚くほど変わります!
■ ASSOS SUMMER SKINLAYER
nosleeve ¥9,900‐
longsleeve ¥13,860‐
最高のライドを実現するためのウェアコーディネートで最初に検討するべき「インナーウェア」
それは、快適性と最高のパフォーマンスについてレイヤリングを重視するASSOSの製品においても揺るぎない原則です。
袖のバリエーションは、夏のライドで気になる問題を解消してくれるおススメの2種類を御用意しております。
酷暑の中で通気性を重視してライドを楽しみたい方はノースリーブ、UVケアも怠りたくな方はロングスリーブをお選びください。
シームレスデザインとカーボンファイバーをブレンドした超軽量なASSOSのスキンレイヤーは、高温多湿な環境下でも体幹部をドライで快適に保ってくれます。
従来のベースレイヤーは、幾つかの生地を縫製して繋ぎ合わせることで一つのウェアが出来上がるのに対して、ASSOSのスキンレイヤーは円形のシームレス構造で編まれており、従来の工程では成し得ない滑らかで自然に包み込まれるようなフィット感を実現できるのです。
織り込まれたカーボンファイバーは軽やかな着心地だけでなく、抗菌性に優れ、アレルギーに敏感な肌にも優しく、水分を除去する速乾性にも優れています。
ウェアコーディネートにおいてインナーウェアを着ない、若しくは導入しようか迷っているケースをまだまだ多くお見受けしますが、日々のライドに採り入れることを是非おすすめ致します。
著しい発汗を伴うライドや汗が気化し難い環境下でのライドでは、吸汗と通気性が非常に重要となります。
身体の表面に発生した汗は、インナーウェアによって吸収されジャージへ移ることでウェアを纏った身体をドライに保ち、汗を吸い込んだジャージと体の”間”を作り出すことでも不快感を軽減してくれるのです。
さらに、大量の汗だけでなく夏に遭遇しがちな突然の豪雨に見舞われても、体を冷やしすぎず快適な体温を維持する上でも役立ちます。
サマーシーズンに活躍するSUMMR SKINLAYER以外にも、標高2000m級の山が聳え立つ地域でのライドと三浦半島などの関東平野でのライドでは、最適な(備えるべき)ウェアは異なります。
ライドのシチュエーション、走行強度によって最適のウェアは変わるのでインナーウェア導入にあたってのご相談もお気軽にお申し付けください。
既に何かしらのインナーウェアをご自身のライドへ導入している方も、本気で取り組む(楽しむ)サイクリストに対して本気で製品を作り続けるASSOSのスキンレイヤーを是非お試し下さいませ!
~当店の新型コロナウイルス感染症防止対策について~
お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
2月より当面の間、毎週木曜日の定休日に加え第1・3水曜日(祝日は営業)を休業日とさせて頂きます。
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2021.Mar. 21
週のはじめを繰り返すような雨に、時折吹きつける強風でインドアサイクリング日和な1日ですね・・・・。
緊急事態宣言解除後も決して気を緩めることはできませんが、気温もグッと上がりだして、春本番の暖かさになる日もでてきたので、冬眠モードだった方もインドアサイクリングに興じていた方も、気を取り直して屋外サイクリングを楽しみましょう!
私はというと、厳しい寒さの中でも冬時期の装備に「ダグ 防水シューズカバー」「フォボス ハイベントブロックグローブ」と「ネックゲイター」をフル稼働させて、ライドを楽しんでおりました。
備えあれば憂いなしですね。
冬期のネックゲイターは着用していない時と比べて、顔周辺の暖かさに大きな差ができます。
一方で、今時期ではクールマックスコアテクノロジーによるドライな着心地で、少し汗ばんできた際の首周りの不快感もなく、センシティブな状況下でどうしても着用し続けなければいけない時にも使いやすいんです。
咳エチケット、飛沫拡散防止アイテムとしてじんわり暖かくなるこれからも重宝しそうです。
気温の上昇とともに気持ちも乗ってきて、ライドに更なる”熱”が入りそうですね。
そんな季節の変わり目ですが、うっかり冬装備のままではライドの熱がそのままウェアの中に籠ってしまいオーバーヒートします!
熱い走りをサポートしてくれるウェアに衣替えしてライドに出掛けましょう。
■ reric パヴォ ウォームL/Sジャージ ¥18,000-(税抜)
保温性は確保されていますが、内袖と脇のパネルはベンチレーション機能として通気性の高いメッシュ素材「MATRIX」を採用。
袖丈は乗車時の腕が伸びるシチュエーションでもしっかり手首までカバーしてくれます。
グローブ着用時の隙間もなく、包み込むようなしなやかな伸び感のある生地と相まって、ライド中のダイナミックな動き(ダンシング、深い前傾姿勢)にもウェアがしっかりついてきてくれます。
カラーは、BLACK・BLUE・RED・GREENの4色となっております。
今冬の通勤ライドやロングライドで出番が多かった「アルドラ インサレーションジャケット」に比べると、袖が若干長めになっております。
身長180cm 体重71kg のスタッフで「アルドラ インサレーションジャケット」はLサイズ、パヴォ ウォームL/SジャージをMサイズで着用しております。
保温と通気性がグッドバランスなロングスリーブジャージ。
インナーやシェル、アクセサリーの組み合わせで、走り始めやライド終盤の寒暖差にも対応可能です。
ゲミニ α ストレッチ ライト ウィンドブレーカーなどを効果的に組み合わせて、ゆったりツーリング~強度高めのヒルクライムまで活躍してくれそうですね!
着用時のシルエットもスタイリッシュかつ、程よい着圧ですので着心地抜群です♪
今回ご紹介した商品は当店通販サイトBIKE ONLINEにも掲載しております。
是非ご活用ください。
rericの商品ページはこちら
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2021.Mar. 12
今シーズン、最注目と言えるショーツが入荷いたしました。
その名も『MILLE GT SUMMER BIB SHORTS GTS』
通称“MILLE GTS”ショーツ。
名作「CENTO」ショーツの系譜を受け継ぐロングライド向けビブショーツです。
「MILLEショーツ」と聞くと、ASSOSラインナップ中リーズナブルな“エントリーグレード”をイメージしてしまいがちですが、この『MILLE GTS』は全く異なります。
このショーツは「より長い距離、より長い時間を快適にライドを楽しみたい!」というライダーの果てなき欲求を満たすために開発されました。
既にサイクリングショーツ最高峰に君臨するEQUIPE S9が存在する上で、なのでこれまた超ハイレベルなお話です。
ビブショーツの構造で特徴的なのは、やはりこの“Xbib”でしょうか。
「EQUIPE S9」で初採用された構造をこの『MILLE GTS』でも採用。
しかし一部構造が違う点から、このショーツのキャラクター性が見えてきます。
両者ともに背面を並べてみたコチラの画像。
“Xbib”の延長線上にある“rollBar”が『MILLE GTS』には存在しません。
EQUIPE S9ショーツを見慣れてしまうと、まるで前面からショーツを見ているような錯覚を起こします。
“rollBar”はパッドが縫い付けられる“ergoBox”へと接続され、ライダーのどんなアグレッシブな動きも追従。抜群のフィット感を与えてくれる構造です。
その特徴的な構造を使用しない『MILLE GTS』
…と、ここで「MILLE GTSにはEQUIPE S9の様なパッドの安定感は無いのか?」と疑問が浮かびますが、その部分を今作の新しい素材“Ossidia(オシディア)”がサポートします。
よく伸び、よく縮む伸縮性が高いこの“Ossidia”という新素材。
“rollBarレス”となったことで開放的な構造にしつつも、素材独自の高い伸縮性によりライダーの動きに合わせた追従性を保っているのです。
決してルーズなフィット感では無く、全体的に包み込む適度なコンプレッションと、お腹周りの高いリラックス感がこのショーツの魅力です。
組み合わされるパッドも新開発。
低反発フォームがライダーの姿勢変化に応じて変化。
更に振動吸収フォームにより路面からの不快な振動を緩和します。
モチっとした独特なコシのある新型パッド。これは早くロングライドで試したい!と心躍ってしまうのは私だけではないハズ!
お次はパッドを比較。
ここでもコンセプトの違う両者の違いが現れています。
前傾姿勢を取る事をベースに考えられた「EQUIPE S9」に対し、アップライトなポジションが想定される『MILLE GTS』はややワイド。
乗車姿勢の違いによる“ペダリングのしやすさ”がそれぞれ最適化されています。
また『MILLE GTS』はパッド中央に縫い合わせ、ゾーンを区切る事でパッドの過度な広がりや偏りをコントロールした作りのようです。
どんな動きにも対応する革新的な構造とペダリングのしやすさに特化した『EQUIPE S9』
対して適度なリラックス感と高い快適性を誇る『MILLE GTS』
「今日のライドはどっちを履いていこうか?」などとレイヤリングとは違う悩みがまた一つ増えてしまいそうです。
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2021.Mar. 8
最近は関東全域にかけて、「暖かくなってきた!」と思ったら、一転して肌寒く雨模様の日になり、天候がいまいち安定しませんね。
みなさんは、隙間を縫って雲一つない快晴の中でのライドを楽しんだり、インドアサイクリングで効率良く楽しんでいらっしゃった方など、それぞれのライフスタイルに沿ったサイクルライフを過ごしていらしたのではないでしょうか?
日中は麗らかな陽気の中でサイクリングを楽しめますが、スタート時の朝や日が落ち始めて以降の時間帯はウィンタージャケットが活躍するような気温になることもしばしば。
大幅な気温変化にお悩みの方も多いはず。
1日を通してライドを楽しむ予定の方は、ウェアコーディネイトに難儀する反面、組み合わせがハマるとライドの楽しさが倍増しますね。
そんな気温変化に負けないよう、身に纏う装備品で特に重視して頂きたいのが「ベースレイヤー 」です。
季節外れの暖かな空気の中でライドを楽しむなら、汗の処理能力でお客様から根強いニーズを頂く【 Skinfoil Summer Base Layer 】をベースにジャージやジレとの組み合わせ次第で、スタート時に「日も出ていないし若干気温が低くて寒いな...」というシチュエーションから20℃近くあるいはそれ以上に気温が上昇しても、ジャージのジッパーを下ろすだけで対応できます。
グローブやソックス、トゥーカバーなどの小物を準備すれば、今時期でも不安なく一日通してライドを楽しめますよ。
反対に、スタート付近ではロングスリーブジャージで十分と感じられる気温でも、標高をグングン上げて日中でも気温一桁が当たり前な山岳エリアでのライドでは、【WINTER SKINLAYAR】、【ULTRAZ WINTER SKINLAYAR】などの保温性と身体をドライに保つ機能を備えたベースレイヤーの存在が快適ライドを左右します。
ピーク付近は昼間でも凍った霜に覆われているなんてことも当たり前。(これはこれで幻想的な雰囲気が良いですが)
山間部ではコンビニなどの補給地点も平野部に比べて圧倒的に少ないので、汗冷えなどによる低体温症を引き起こせば自らの命に関わる事態にもつながりかねません...
これからの湘南・鎌倉・三浦エリアで活躍するのはやはり、春秋をターゲットにしたSP/FAと夏用のSUMMERでしょう。
SP/FAは、ジャージの上にシェルを1枚羽織りたくなるような早朝のスタート時や、日差しの下でクライミングをこなすシチュエーションで、暑すぎず冷えすぎず快適なライドを楽しめます。
SUMMERは、大量の汗や突然の豪雨に見舞われても、体を冷やしすぎず快適な体温を維持してくれます。
どちらも共通して、吹付ける冷たい風や、ライドに伴う汗冷えからライダーをしっかり守り、ソフトで包み込まれるような軽やかな着心地と優れた抗菌作用で、乗車時と降車時の両方のシーンを快適にしてくれますよ。
ベースレイヤーをしっかり準備していれば、標高2172mから一気に1500m下る走行距離25kmのダウンヒルをこなすようなシチュエーションでも汗冷えなく走り切ることが可能です。
冷え切った身体に追い打ちをかける様な冷たい向かい風の中で凍えながら下るか、ウェアの下がドライな状態で余裕をもって下れるかの違いが明確に表れます。
ASSOS の製品は実に多種多彩です。
身体をドライに保ち、外気温に応じてバランス良く保温性能を発揮してくれる縁の下の力持ち、ベースレイヤーラインナップを軸に、季節ごとのあらゆるシチュエーションに対応できるウェアコーディネイトを作り上げられるのが ASSOS を高機能サイクルウェアの代名詞と言わせる所似でしょう。
快適性と最高のパフォーマンスについて考え抜かれた製品をご自身のライドに採り入れて、ライドの大敵に備えてくださいね!
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2021.Jan. 19
「寒さのピークを越えたか?!」と思いきや、週間天気予報を見るとまだまだ厳しい冷え込みとの戦いは続きそうです。
ライド中やっぱり辛いのが“指先”の冷え込み。
かじかんだ指先は、辛いばかりでなくブレーキングによるバイクのコントロール不足も引き起こしてしまいます。
安全の為にも是非最適なグローブを選びましょう!
【画像左】reric Neridライトグローブ ¥5,100-(税抜)
【画像中】reric Cortinaベントブロックミディアムグローブ ¥5,600-(税抜)
【画像右】reric Phobosハイベントブロックグローブ ¥7,650-(税抜)
グローブも“とにかく暖かければ良い”ワケではありません。
走り初めは良くても過剰なスペックは汗冷えを誘発する恐れがあります。
発汗により一度冷たくなったグローブでは、なかなか指先の感覚は戻せません。
ウェア同様、その日の天候やルートに合わせた最適なモデルをチョイスすることで、より一層快適なライドになるはずです。
一見同じように見えるNeridとCortinaの2モデルですが、Cortinaは適度な保温性に加え薄い防風フィルムを貼り合わせております。
一方Phobosは、より一層保温性を高めた厳冬期モデル。
肌触りが良く暖かな起毛素材と手首までガードできる巾の広いカフスがしっかりと冷気をシャットアウトしてくれます。
私の場合、日中のライドではNereid・Cortinaがメイン。
ヒルクライム等の運動強度UPに備えて2モデルを携行する事もあります。
分厚い雲がかかった日や、夜間のライドがある通勤時にはPhobosをメインに使用しております。
細かなサイズ設定や、握りやすい立体裁断とゴワつかず良好な操作性。
毎年大人気で完売必至のrericグローブ、今年は多めにストックしております。
メーカー完売サイズも出ておりますが、現在PhobosとCortinaは全サイズストックOK!
快適装備で残りの冬ライドをお楽しみくださいませ!!
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2020.Dec. 28
ついこの間まで薄い長袖ジャージで走っていたのが嘘のように厳しい冷え込みで、いよいよ冬本番!
厳しい冬季でも洗練されたシルエットと着用時の着心地の良さが冬ライドを楽しく彩ってくれそうな reric の秋冬ニュープロダクトが入荷しております!
■ reric Aludra Insulation Jacket (MENS/WOMENS) ¥25,000-(税抜)
春/秋のサイクリングジャケットと見紛う程の、スッキリしたシルエットですが、正真正銘のウィンタージャケットです。
身頃に採用されるのは高機能中綿素材「Thinsulate EX-Soft」
防寒というテーマの下にウェアを作り上げると、素材の重量増は避けられず、薄さに偏重すると着ていて暑いだけのウェアが出来上がってしまいます...が、
この素材は、理想的な断熱媒体として「空気」に着目しました。
多彩な材料から多様な太さの繊維をつくり、織機ではつくれない複雑な糸の絡み合いによって、複雑に絡み合ったマイクロファイバーの間に、断熱媒体である空気をガッチリ封じ込め、暖かさをキープ。
一般的な中綿素材と比べて20~30%ほど軽量でありながら、同等の保温性を発揮し、軽量で保温性に優れるだけでなく、素材自体のソフトでシルキーな質感が軽やかで優しい着心地も実現しています。
洗濯や使用時の圧力に対する厚み減少が少なく、 初期のシルエットと暖かさを長く保つ能力に長けており、生地の継ぎ目から素材が外に吹き出してしまう点も軽減されています。
高低差が多く気候の変わりやすいコースコンディションでの着用や、強度の高いトレーニングライドにはASSOS のウィンターコレクションをおすすめしますが、マイペースな平野部でのライドにはちょうどいいスペックです。
身長180cm 体重71kg のスタッフでLサイズ着用。
ジャストサイズで前傾時のダボつきもなく、気持ち良くライドに望めます。
※ Gemini-α Strech Light Wind Breaker では、Mサイズをジャストサイズで着用しています。
シルエットがタイトなので、誤ったサイズチョイスにならないようご注意ください!
サイジングがご不安な方は、スタッフがご案内いたしますので遠慮なく御相談くださいませ。
カラーはRED、GRAY、NAVYの3色展開。
WOMENSモデルは、PINK、NAVY、WHITE、BLACKの4色展開です。
小さくたためて携行できるウィンドシェルやジレと組み合わせて、気温だけでなく冷たい風への対策もするといいでしょう。
凍てつくような厳冬地帯でのライドでなければ、まさに“ちょうど良いウィンタージャケット”な Aludra Insulation Jacket が活躍しそうですよ!
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2020.Oct. 16
「涼しい」から少しずつ「肌寒い」と感じる冬の足音が聞こえる季節になってまいりました。
とは言え、身に着けるアイテム次第でじっとりと汗ばむ事も無く、凍える事も無い快適なシーズンです。
“快適ライドはウェアから”
走るルートや運動強度を考え、ウェアをセレクトするのもサイクリングの一つの楽しみだと思います。
昨日のスタッフライドは最高気温が20℃に届かず北風7m/s、雨がパラつくウェットコンディション。
薄ら雲掛かり、いつものルートを神秘的な雰囲気に塗り替えます。
“重要なポイントはアウター”と狙いを定めてウェアセレクト。
実は梅雨時から出番を待ち侘びたASSOS『Equipe RS RainJacket EVO』
通称“SchlossHund(シュロスフント)”の新色FLUO YELLOWを初下ろしライドでした。
雨の状況からフロントファスナーは“ほとんどクローズで走るだろう”という事でその分インナーとトップスは薄手の物をセレクトしました。
高い防水・防風性能を持つダブルファスナー仕様の“SchlossHund”は、ペダリングしながらでもファスナーを上下で開閉でき、バタつかせずに細かな体温調整が可能です。
また下側をオープンにする事でポケット内のアイテムの出し入れがしやすく、大変優秀で頼れるアイテムです(クローズ状態でも背面パネルから中のポケットにアクセス可能です)
雨天でなければこちらのレイヤーリング予定でした。
■Mille GT Spring/Fall Jacket ¥28,900-(税抜)
レイヤーリング次第で幅広い温度・強度に対応する『Mille GT Spring/Fall Jacket』が使い勝手良くこのシーズンにオススメのジャケットです。
体温を快適に保ちつつ、汗抜けの良いASSOSが誇る最先端素材“RXフリース”をメインファブリックに。
胸元には防風パネル“NEOS MILD”が配置され、過剰な空気の流れ込みをカット。
体温が上がってきた際にはファスナーの上下で体温調整をしましょう。
■ASSOSOIRES Skin Layer
左:Spring/Fall LS Skin Layer ¥13,600-(税抜)
中:Winter LS Skin Layer ¥15,000-(税抜)
右:Ultraz Winter LS Skin Layer ¥18,000-(税抜)
“快適ライドの要”となるインナーは更に快適性を上げ新登場しました。
前作に比べ大幅な軽量化がなされた新型インナーウェア。
運動強度による激しい体温変化や、冬季の厳しい寒さにもライダーの快適性を守ります。
またカーボンファイバーを織り込んだ事で嫌な汗の匂い戻りも防ぐ高機能さ。
レイヤーリング次第で厳しい環境のライドも快適にできます。
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2020.Jun. 12
高温多湿な日本に夏に最適な『S-WORKS 7 VENT』が登場し、現在SPECIALIZEDのシューズは“S-WORKS”グレードだけで3種類ものラインナップがあります。
高剛性とフィット感『S-WORKS 7』
酷暑でも快適性を保つ『S-WORKS 7 VENT』
超軽量で絶妙なしなやかさ『S-WORKS EXOS』
それぞれキャラクターの違うシューズを改めて比較してみましょう。
■SPECIALIZED S-WORKS 7 ¥37,000-(税抜)
■SPECIALIZED S-WORKS 7 VENT ¥40,000-(税抜)
■SPECIALIZED S-WORKS EXOS ¥48,000-(税抜)
【V.S アウトソール剛性】
それぞれアウトソールの剛性指数は下記のとおり。
【S-WORKS 7】stiffness index 15
【S-WORKS 7 VENT】stiffness index 13
【S-WORKS EXOS】stiffness index 13
スプリンターに愛されるのも納得の剛性指数“15”は『S-WORKS 7』
ペラペラの極薄カーボンソールからは考えられないほど高い剛性を誇るシューズで後に記述する構造とのマッチングが良くライダーの出力を逃さずパワー伝達できるシューズに仕上がっています。
一方で『S-WORKS EXOS』と『S-WORKS 7 VENT』は剛性指数“13”
比類なき軽量化を実現する為『S-WORKS EXOS』のアウトソールは剛性を極力落とさず徹底的に肉抜き軽量化を果たし、シューズ全体の重量は驚きの数字に仕上がりました。
一方で最新作の『S-WORKS 7 VENT』は「S-WORKS EXOS」をベースに開発が進められました。
軽量化としての肉抜き構造を、熱気を逃す“ベンチレーション”として利用しています。
【V.S トゥ・アッパー・BOA】
3種類の共通するスペックとして挙げられるのが超高強度でありながら、薄く軽量な“DYNEEMA”素材のアッパー。
軽く、高強度という素材の特性からアウトドア用品にも多く採用される最先端の素材を使用しています。
まずは『S-WORKS 7』
しっかりとしたその造りはトレーニングからレースまでこなせる耐久性あるシューズです。
剛性とフィット感優れる『S-WORKS 7』では2つのBOAダイヤル締め上げでも甲への当たりがソフトな厚めの“タン”を使用しています。
続いて『S-WORKS VNET』
「S-WORKS 7」をベースにしたアッパーに効率良く吸気・排気させるベンチレーションを搭載しました。
これはあくまで快適性を上げる為の構造で軽量化を狙ってのことではありません。
「S-WORKS 7」同様に厚めの“タン”にも熱気を排出できるメッシュ加工がなされています。
異次元の軽さを誇る『S-WORKS EXOS』は1つBOAダイヤルスタイル。
センター部分にBOAダイヤルを配置したシューズは甲への圧迫感を感じやすいものですが、分厚い“タン”により違和感を感じません。
また他2つのモデルよりも薄いアッパー素材を採用し、ここでも軽量化を図ると共にシューズ全体の“しなやかさ”にも繋がっております。
まるで素足のような軽さとしなやかさは是非ご試着して体感してみて下さい。
【V.S ヒールカップ】
フィット感を重視した『S-WORKS 7』と『S-WORKS 7 VENT』はそれぞれヒールカップを採用し、踵のホールド感を高めています。
その結果、ブレにくく引き足を意識しやすいのが特徴です。
一方『S-WORKS EXOS』ではヒールカップは未搭載。
ここでも軽量化を狙っています。
ヒールカップを未搭載とした事で今まで踵のフィット感が合わなかったライダーにも違和感なく履ける癖の無いシューズに仕上がりました。
ヒールカップが無くてもシューズが履きやすいようストラップが設けられています。
【V.S 重量】
代表して42サイズで測定いたしました。
【S-WORKS 7】240g
【S-WORKS 7 VENT】242g
【S-WORKS EXOS】152g
重量比較では、やはり『S-WORKS EXOS』が圧勝。ペダリング中も体感できるレベルでケタ違いに軽いです。
『S-WORKS 7』と『S-WORKS 7 VENT』はほとんど製品誤差範囲の微差。
快適性を向上させる為、あれだけのメッシュ加工を施した事を考えると『S-WORKS 7 VENT』はとても優秀ではないでしょうか?
あなたならどのシューズを選びますか?
モデルによってサイズ感やサイズラインナップは異なります。フィッティングやシューズ選びは是非スタッフまでご相談くださいませ。
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