2021.Mar. 12
今シーズン、最注目と言えるショーツが入荷いたしました。
その名も『MILLE GT SUMMER BIB SHORTS GTS』
通称“MILLE GTS”ショーツ。
名作「CENTO」ショーツの系譜を受け継ぐロングライド向けビブショーツです。
「MILLEショーツ」と聞くと、ASSOSラインナップ中リーズナブルな“エントリーグレード”をイメージしてしまいがちですが、この『MILLE GTS』は全く異なります。
このショーツは「より長い距離、より長い時間を快適にライドを楽しみたい!」というライダーの果てなき欲求を満たすために開発されました。
既にサイクリングショーツ最高峰に君臨するEQUIPE S9が存在する上で、なのでこれまた超ハイレベルなお話です。
ビブショーツの構造で特徴的なのは、やはりこの“Xbib”でしょうか。
「EQUIPE S9」で初採用された構造をこの『MILLE GTS』でも採用。
しかし一部構造が違う点から、このショーツのキャラクター性が見えてきます。
両者ともに背面を並べてみたコチラの画像。
“Xbib”の延長線上にある“rollBar”が『MILLE GTS』には存在しません。
EQUIPE S9ショーツを見慣れてしまうと、まるで前面からショーツを見ているような錯覚を起こします。
“rollBar”はパッドが縫い付けられる“ergoBox”へと接続され、ライダーのどんなアグレッシブな動きも追従。抜群のフィット感を与えてくれる構造です。
その特徴的な構造を使用しない『MILLE GTS』
…と、ここで「MILLE GTSにはEQUIPE S9の様なパッドの安定感は無いのか?」と疑問が浮かびますが、その部分を今作の新しい素材“Ossidia(オシディア)”がサポートします。
よく伸び、よく縮む伸縮性が高いこの“Ossidia”という新素材。
“rollBarレス”となったことで開放的な構造にしつつも、素材独自の高い伸縮性によりライダーの動きに合わせた追従性を保っているのです。
決してルーズなフィット感では無く、全体的に包み込む適度なコンプレッションと、お腹周りの高いリラックス感がこのショーツの魅力です。
組み合わされるパッドも新開発。
低反発フォームがライダーの姿勢変化に応じて変化。
更に振動吸収フォームにより路面からの不快な振動を緩和します。
モチっとした独特なコシのある新型パッド。これは早くロングライドで試したい!と心躍ってしまうのは私だけではないハズ!
お次はパッドを比較。
ここでもコンセプトの違う両者の違いが現れています。
前傾姿勢を取る事をベースに考えられた「EQUIPE S9」に対し、アップライトなポジションが想定される『MILLE GTS』はややワイド。
乗車姿勢の違いによる“ペダリングのしやすさ”がそれぞれ最適化されています。
また『MILLE GTS』はパッド中央に縫い合わせ、ゾーンを区切る事でパッドの過度な広がりや偏りをコントロールした作りのようです。
どんな動きにも対応する革新的な構造とペダリングのしやすさに特化した『EQUIPE S9』
対して適度なリラックス感と高い快適性を誇る『MILLE GTS』
「今日のライドはどっちを履いていこうか?」などとレイヤリングとは違う悩みがまた一つ増えてしまいそうです。
お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
2月より当面の間、毎週木曜日の定休日に加え第1・3水曜日(祝日は営業)を休業日とさせて頂きます。
詳しくはSHOPカレンダーにてご案内させていただきます。
ご不便をお掛け致しますがご了承の程よろしくお願い申し上げます。