GROVE鎌倉

ROAD -ロード-


2019.Oct. 22

1日を通して「暑い・・・」と感じていた季節も終わり、すっかり秋めいてきましたね。

みなさん秋冬のウェアの準備はお済みでしょうか?

気温の変化に慣れきっていない今の段階で、装備品が準備不足のままライドに出かけると体調を崩しやすいです。

しっかり準備を整えて、ライドを楽しみましょう!

装備や体調面の不安さえなくなれば、あとは過ごしやすく活動しやすい秋のサイクリングを楽しむだけ!

秋ならではの景色を楽しみ。

食でも楽しむ。

街中を走っても心地よく、山あいに入れば紅葉を楽しむこともできる

そろそろ各地で紅葉の見頃を迎えようとしていますし、ロードバイクに乗って、全身で秋を感じませんか?

今からロードバイクデビューをお考えの方に、オススメのバイクもいくつかございます♫

なかでも、CANNONDALEが誇るロングセラーモデル2種『SUPER SIX EVO』と『CAAD12』

この2車種が特別価格となっており非常にオススメです。

■SUPERSIX EVO  105 ¥240,000(税抜) ⇒ 在庫限りの特別価格 + ポイント還元!!

SLV サイズ52  

SGG サイズ54

■2019 CAAD12 105  CAS サイズ52 ¥190,000(税抜)⇒在庫限りの特別価格 + ポイント還元!!

お値段は据え置きですが、上記のバイク達とはまた違った形でスペシャルなバイクもございます。

・CANNONDALE CAAD 12 COLORS STALTH/CHROME SIZE54

¥190,000-(税抜)

標準のラインナップにはないSTEALTHと呼ばれるMATT GRAYとCHROME LOGOの組み合わせが高級感漂う、シンプルで非常に落ち着いた雰囲気。

コンポーネントはSHIMANO 7000系105。

軽く振動吸収に長けた ‘‘SAVE カーボンシートポスト”(¥18,000)と多くのライダーに支持される万能サドル ”S-WORKS TOUPE “(¥25,000)をインストール。

標準車にはない雰囲気で、ひと味違う「CAAD 12」はいかがでしょうか?


2019.Oct. 5

いよいよ明日は『グランフォンド PINARELLO 八ヶ岳』本番!!

という事で本日より会場入りしているスタッフによる現地レポートがFacebook上に早速あがっております☆

天気も会場の雰囲気もとっても良さそうで羨ましい限り…♡

『グランフォンド PINARELLO 』

本場イタリアを舞台に今年で23回目にもなるイベント。

ジロやミラノ~サンレモにも使用される名峠がルートに入る本格的な山岳コースで毎年4~5000人規模の参加者がエントリーする大人気イベントです。

自転車で山岳コースをメインとしたロングライドを楽しむ文化である“グランフォンド”を、より日本のサイクリストに知って楽しんでもらいたいという思いから本国のグランフォンドと正式に提携し開催されるのが、この『グランフォンド PINARELLO 八ヶ岳』なのです。

“山岳コース”と表される通り、同じロングライドと言えど「AACR(アルプスあづみのセンチュリーライド)」より少しレベルアップ感のある当イベント。

ご当地グルメが待つエイドステーションが各所にあるのはAACRと変わりませんがアップダウンのある八ヶ岳・清里エリアは距離以上に走り応え◎なのが特徴です。

求められるバイクスペックとしては「軽量で登りがこなせて、コーナリングが得意で、乗り心地が良く長い距離が快適」つまりは“オールラウンド”というコト。

普段のロングライドでも万能さはとても重要なポイントですよね。

本日ご紹介のPINARELLOは特にステアリングが良くコーナリングやダウンヒルがとても楽しいバイク。

このバイクでグランフォンド走ったら楽しいんだろうなぁ!と思うオススメのバイクです。

PINARELLO PRINCE FX ULTEGRA/515サイズ ¥528,000 (税抜) ⇒ 在庫限りの特別価格!! + ポイント還元 

うーん…画像だと伝えきれないこの美しさ。

こちらの『PRINCE FX』ではグラデーションを取り入れた“フェードカラー”を採用しております。

スタイリング・カラーリング共に完璧!と言える、芸術的なバイク造りは実にイタリアンブランドらしいです。

是非とも実車でご覧頂きたいバイクの代表です。

ツールを連覇している事からもバイクの性能はモチロン折り紙付き。


■PINARELLO PRINCE 105/515サイズ ¥385,000 (税抜) ⇒ 在庫限りの特別価格!! + ポイント還元 


■PINARELLO PRINCE 105/500サイズ ¥385,000 (税抜) ⇒ 在庫限りの特別価格!! + ポイント還元  

上位グレード“FX”からカーボングレードを落としコストダウンを図るも、その性能の高さはセカンドグレードとは思えぬ完成度の高さ。

この105グレードをベースにコツコツと自分好みにカスタマイズしていくと楽しそうなバイクです。

それぞれ在庫限りのスペシャルオファーですのでお早目にご検討下さいませ☆


2019.Sep. 13

SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra』、『SuperSix EVO Carbon Disc & CAAD13 Disc 105グレード』と続きこちらも非常に人気の高いモデルです。

■Cannondale Topstone Carbon 105 ¥275,000-(税抜)【Sサイズ】

「ピボッドを設けてカーボンの“しなり”を最大限生かす」というMTBで培ったノウハウが投入された衝撃的なモデルがこの『Topstone Carbon』

“KINGPIN サスペンションシステム”と呼ばれるテクノロジーを採用したフレームは“いかにエアボリュームのあるタイヤを履かせてトラクションを稼ぐか”ではなく、

MTBのようにサスペンションによる構造によってトラクションを掛けられ、革新的なグラベル走行性能を持ちます。

標準アッセンブルは700×37cというグラベルバイクの中では比較的抑え目なタイヤサイズ。

その為舗装路での巡航は意外なほど軽快。肝心のグラベル区間では“KINGPINサスペンション”がしっかりと路面を捉え、弾かれずグリップしてくれます。

グラベルと舗装路区間を繋ぎながら思いっきり駆け巡るのがピッタリの1台。

もちろんお気に入りのアウトドアグッツを積載して、グラベル×ロングツーリングという楽しみ方もアリです☆

この“Black Pearl”というカラー。遠目では単なる黒一色に見えますが近づいて実車を見ると細かくラメのような光沢があり、とても高級感のあるカラーリングです。

グラベル区間での圧倒的な走行性能と軽快な乗り味でスタッフがとても衝撃を受けたモデル。

是非今度の試乗会でご体験下さい!!

9/21(土)~23(月・祝)は進化を遂げたCannondale新型3モデルを体感してして頂ける試乗会を開催致します!!

9/22(日)は「GROVEおはようライド」とコラボしたプレミアム試乗ライドイベントを開催致します。

走り慣れたお馴染みルートで進化を遂げたCannondaleをご体験下さい。

※ご試乗には身分証が必要となります。予めご了承下さいませ。


2019.Sep. 3

登場後とてつもない人気で早くもメーカー欠品が続いている新型『SuperSix EVO』シリーズ。

中でもご紹介のDiscブレーキモデルはしばらく入荷に時間を頂戴する人気モデルですが当店では極少量ストックしています。

ストックしているバイクは増税前のラストチャンス☆お早目にご検討下さいませ!!

■CANNONDALE SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra ¥390,000-(税抜) 【51・54サイズ】

数あるグレードとカラーリングの中でもイチオシなのがこちらのモデル。

「エアロ+軽量+快適性」どこを取っても高性能高バランスな新型フレームにバランスの良いパーツがアッセンブルされるコストパフォーマンスが高いモデルです。

この価格帯ながらホイールは35mmハイトのカーボンリムを初期装備!

チューブレスレディなのでタイヤを入れ替えて更なる上質な乗り心地にもカスタマイズ可能です。

コックピットはノーマルタイプ。

クライミングでポジション変化を付けやすい丸ハンドルも魅力的ですが、平坦で巡航性能の高いエアロハンドルは侮れません。

ルックス的にもスタイリッシュになるので、のちに専用のエアロカーボンハンドル化というのもアリですね☆

コンポーネントはワイヤー式ULTEGRA。

リアのスプロケットの最大歯数はなんと32T!

勾配のきついクライミングでは本当にありがたいギヤ比ですね♡

Cannondaleの新型モデルの多くにはホイールセンサーが標準装備されてきます。

専用アプリとリンクさせることでスピードやライドタイムは勿論の事、購入からの距離などをカウントができメンテナンスサイクルを把握できるアフターケアに優れたアイテムです。

こういったCannondaleらしいユーザーフレンドリーな部分が嬉しいですね。

エアロを手に入れさらにオールラウンダーとして磨きのかかった新型SuperSix EVO。

当店イチオシのロードバイクです!

9/21(土)~23(月・祝)は進化を遂げたCannondale新型3モデルを体感してして頂ける試乗会を開催致します!!

9/22(日)は「GROVEおはようライド」とコラボしたプレミアム試乗ライドイベントを開催致します。

走り慣れたお馴染みルートで進化を遂げたCannondaleをご体験下さい。

※ご試乗には身分証が必要となります。予めご了承下さいませ。


2019.Aug. 20

先日の「Ortle XR4 DISC」試乗レポートに引き続き、今回は「Oltre XR3」と「Specialissima」をレポート致します。

■Bianchi Oltre XR3 RIM 

■Bianchi Oltre XR3 DISC 

上位モデル「Oltre XR4」が展開される事から“下位グレードだろう”と思いこんでいたこのモデル。

実際乗ってみると『決して下位グレードではなく別の魅力のあるバイク』と言えます。

それもそのハズ。

多くのブランドが同じ金型×カーボンファイバーのグレードダウンによりコストダウンを図るなか、

Bianchiのバイク作りはコンセプトを決め、1台1台フレームの形状と設計を変え作り込んでいます。

その為メガブランドに比べ若干価格は高くなりがちですが、華やかなブランドイメージの裏にフレームのポテンシャルを100%引き出すべくバイクをコツコツ造る堅実なブランドなのです。

試乗ではBianchi本社スタッフの方々と一緒に乗れる場面もありました。

(左:クラウディオ・マスナタ氏/右:アンジェロ・レッキ氏)

実はこのお二人、すごい方々でクラウディオ氏はイタリア トラック競技チャンピオン、アンジェロ氏はジロ・デ・イタリアで総合14位の成績を残したとても素晴らしい経歴の方たち!!

どおりでペダリングが綺麗なワケです。笑

そしてこんな“本物のライダー”達で造っているのが『Bianchi』なのです。

「Oltre XR4」よりもややゴツめのBB周り。

見るからに硬いはずなのに実際乗ると裏切られるのが不思議です。

ピュアレーサー向けに作り込んだ「Oltre XR4」に対し「Oltre XR3」はホビーレーサーにも扱いやすいよう考えられ設計された様で、リアバックの形状はXR4のそれとは大きく形状が異なります。

従来から存在するアワーグラスシートステーと呼ばれる湾曲が大きな形状はCountervailと相性が良く、より突き上げ感が少ない乗り心地の良さを提供してくれました。

ハンドリングもXR4に比べやや穏やかでロングライドで疲れてきた頃合いでも扱いやすそうです。

「どんなにハイパワーなペダリングをしても推進力に変えられるハイスピード・ピュアレーシングバイクOltre XR4」

も魅力的ですが

「疲労を抑え、長距離をハイスピードでこなす万能なOltre XR3」もとても魅力的…う~む。悩ましいですね♡

こちらのBianchi LABの実験動画からもいかにCountervailが有効かが見て取れます。

■Bianchi Specialissima 

ラストはBianchiが誇るクライミングバイク「Specialissima」

かの有名なFerrariのワークスレーシングチーム「Scuderia Ferrari(スクデーリア フェラーリ)」とのコラボでも有名なモデルです。

オーソドックスな丸パイプ形状のチューブにノーマルタイプのRIMブレーキ。

正直なトコロ、スペック上 目新しい部分がないモデルだけに乗る前は過少評価していました。

しかし実際に乗ってみるとイメージがガラリ。

最もCountervailの良さが際立っていた絶妙なバランスの良さ。

“シルキー”という言葉がこれ程までピッタリのバイクに未だかつて出会った事がありません。

バイクの挙動がバタつかず、スムーズそのもの。

軽量で上質な乗り心地はどこまでも走っていたくなる程やみつきの乗り味です。

レーシングモデルであるOltreシリーズの高トルク時のレスポンスの良さはありませんが、全くコンセプトが違う。という事なのでしょう。

試乗車ではレスポンスの良い硬めな乗り味の「フルクラム レーシングゼロ」に「ヴィットリア コルサ クリンチャー25c」という組み合わせでしたが、チューブレスタイヤを履かせたらまた一味違う魅力に化けるんだろうなぁと衝撃を受けたモデルがこの「Specialissima」です。

今回試乗させて頂いた3モデルはどれも違う魅力を持った素晴らしいバイクでした。

今後、皆さまにもBianchiのライドフィールを体験して頂くべく試乗会等も計画していきたいと考えておりますのでお楽しみに。

スペックの詳細やラインナップ等、Bianchiでご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

 

~当店の新型コロナウイルス感染症防止対策について~

お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。


2019.Aug. 18

今期より取扱いを開始した「Bianchi」

その歴史は優に130年を越える世界最古のバイクブランド。

目を引くチェレステカラーで“スポーツバイク”に馴染みのない方にも圧倒的な知名度ですが、

実はレーシングシーンで常に活躍し続けているカリカリのレーシングブランドでもあります。

今年のツール・ド・フランスでもチーム JUMBO-Vismaが個人総合3位/ステージ4勝と大活躍したのが記憶に新しいですね。

そんなイタリアン老舗ブランドBianchiをテストライドできる希少な機会を頂きましたのでレポートしたいと思います。

まずは座学から。

イタリア本社からは3名のスタッフが訪れセミナーが開始。

Bianchiの歴史やテクノロジーなどをしっかりと学んでまいりました。

座学で事前情報を頭に入れ、いざテストライド。

今回のテストライドではハイエンドモデルの「Ortle」シリーズと「Specialissima」をメインに乗り込んでまいりました。

テストフィールドはお馴染みの湘南国際村。

馴染みのルートでは精度の高い比較ができますね☆


■Bianchi Oltre XR4 DISC フレームセット¥538,000-(税抜)/完成車 ¥1,080,000-(税抜)~

まずは最も気になっていたハイエンドモデル「Oltre XR4 DISC」をテスト。

極力セッティング上での差を無くしたいのでエア圧は1台ごとに同じセッティングに。

普段5bar前後で乗れるチューブレス愛用者の私としては硬く感じる高圧エアセッティングです。

噂で聞いた以上の上質な乗り味に驚き…とてもマイルドでチューブレスタイヤかと錯覚するほど。

しかしそのマイルドさはフレームの柔軟性やタイヤのエア圧を落としただけでは感じられない別の乗り心地の良さで不思議な感覚。

エアロロードというカテゴリーらしく抜群の高速巡航性で平坦・下りの伸びが素晴らしく、どんどん加速していく感覚が刺激的で気持ち良い。

軽量ヒルクライムモデルの「Specialissima」が展開される中でチーム JUMBO-Vismaではどのレースでもこの「Ortle XR4」1本で戦っているそうです。

プロのレースでは重量よりも平坦・下りでのアドバンテージが勝利のカギを握っているという事なのでしょう。

重量に重きを置いていない点が良い方向に働きバイクを荒く振ったり、あえて雑なペダリングをした際にもしっかりとした重厚感がパワーを推進力に変えてくれる印象を受けます。

ステアリングはレーシングバイクらしく鋭さがあり、集団内でも正確なハンドリングができるのだろうというイメージが沸きます。

フロント&バックビュー。

全てのチューブがエアロ形状で、あの上質でマイルドな乗り味はどこから来るのか?理屈では分かっていても不思議です。

上質な乗り味の秘密はコレ。

『CV』

Bianchiのハイエンドモデルに使用されるのがこの「Countervail(カウンターヴェイル)」という特殊素材。

先日のブログでもご紹介した通り、重量・レスポンスに悪い影響を与えず振動をキャンセルできるBianchi独自のテクノロジーです。

チェーンステーの横幅は私の小指ほどの幅しかない縦扁平形状。

エアロ・かかりの良い剛性。乗り心地はCountervailにより両立しているのだと悟れます。

ここまで潔くエアロを追い求められるチューブ形状はCountervailがあってこそなのです。

そしてCountervailを使用できるバイクはBianchiだけなのです。

個人的にはBianchiシリーズ内でもダントツのスタイリングと思っております。抜群にカッコいい…

長くなってしまったので本日はここまで。次回はOrtre XR3とSpecialissimaをレポート致します。

スペックの詳細やラインナップ等、Bianchiでご不明な点がございましたらお気軽にお問い合わせ下さいませ。

 

 

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2019.Aug. 3

新型SuperSix EVO、CAAD13と続きラストはTopstone Carbon。

俗に言われる“グラベルロード”というカテゴリーの響きからロードバイクよりも「安定感抜群、まったりとしたライドフィール」を想像していたのですが・・・まったくもって予想を裏切ったのがこのバイク。


■CANNONDALE Topstone Carbon Force eTap AXS

今回試乗させて頂いたのはSRAMが誇る無線電動シフトeTap搭載のモデルでTopstone Carbonシリーズ内ではハイエンドモデル。

コックピットはエアロ+振動吸収性の高いHollowGram SystemBar 、シートポストにはSAVEシートポストが標準装備されています。

最初から22mmハイト/ワイドカーボンリムのホイールが標準装備されているのもポイントで、仕様からするとかなりコストパフォーマンスが高いモデルです。

ライドは当然の事ながら舗装区間からのスタートしました。

37cの太いタイヤからは想像できないほど軽快なペダリングに驚き…!!

想像していた“まったり感”は無く「単にカーボンフレーム化したグラベルロードバイクでは無いのだな」と乗り出して数秒で悟りました。

進む、進む。グイグイ進むレスポンスの良いフレームは30mmのフレックス幅があるバイクとは思えないほど。

太いタイヤこそソフトな脚当たりではありますが、舗装路区間のダルさがありません。

しばらく走ると舗装路が終わり、お楽しみのグラベルセクションへ♡

わざとトラクションを無視した少々雑なペダリングをしてもリアのトラクション抜けが少ないのが印象的。

KingPin Suspensionが良い仕事をしているようで、この感覚は今までのグラベルロードバイクには無い感覚。

あまりにナチュラルに仕事をするもので乗っている最中にはまるで“サスペンション感”がありませんが、確かにタイヤが路面を掴まえている感覚に少し余裕があります。

帰りはやや荒れたグラベルダウンヒル。

普段からMTBを楽しんでいる身としてはドロップハンドルとリジッドフォークは楽ではなく少々腕に来ますがスピードレンジを抑えれば、これはこれで楽しいなぁっと。

限りなくロードバイクに近いレスポンスで走れると考えれば“MTB寄りの楽しみ方”よりは“ロードバイクだけど何処でも行っちゃうぜ”的な遊び方がピッタリなのではないかと思いました。

ロード用のタイヤ&ホイールを履かせるのも面白そう。

もはやこのバイクは“グラベルロードバイク”ではなく“ALL ROAD”といえるカテゴリーではないでしょうか。

 

 


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2019.Jul. 30


みなさん7月6日~28日は寝不足の日々が続いたのではないでしょうか。

蒸し暑さのせい? 夏の夜の蚊にお悩み?

それもあると思いますが違います。

世界最高の自転車ロードレース『ツール・ド・フランス』が開催し、先日フィナーレを迎えました。

日本時間では夜の放送なので寝不足気味な方も多いはず。

全21ステージ、3週間のハードなレースを総合成績1位でゴールしたのはエガン・ベルナル(Team INEOS)。

見事マイヨジョーヌを獲得し、史上初のコロンビア人によるツールドフランス優勝というメモリアルな大会になりました。

チームメイト達に祝福されながら最後のゴールを迎えます。

前年度覇者ゲラント・トーマスの姿もありますね。

トーマス自身も総合成績2位に入り、Team INEOSで1,2フィニッシュ!

振り返れば今年もというべきか、大会前から混沌とした第106回ツールドフランス。

マイヨジョーヌを通算4度獲得している、クリス・フルーム(Team INEOS)

が大会前の6月に大怪我をしていしまい不参加。

選手生命も危ぶまれましたが、現在は笑顔で片足ローラーする映像を公開するなど、復帰に向けて順調なようで安心です♪

他にも、覚醒したジュリアン・アラフィリップ(Deceuninck-Quick Step)の長期にわたるマイヨジョーヌ保持。

第19ステージ時点で総合5位だったティボ・ピノー(GROUPAMA – FDJ)が落車による影響で唐突な涙のリタイア。

選手達の人間模様や喜怒哀楽がギュッと詰まったドラマチックな展開はロードレースの醍醐味。

時に残酷で儚くも美しい魅力があります。

ツールの前半は静かな展開だったTeam INEOS。

PINARELLO DOGMA F12を駆り、終わってみれば貫禄の表彰台1位と2位を獲得!

新型DOGMAはトーマスとベルナルのダブルエースを最高のステージで最高の結果へと導きました。

Team INEOSによってDOGMA F12のポテンシャルが証明された瞬間。

ちなみに3位のクルシュウィックが使用するBianchi Oltre XR4も気になるバイクですね。

最高峰のレースを制した『DOGMA F12』

もちろん当店に入荷予定がございますよ。

■DOGMA F12 DISK FRAMESET ¥700,000-(税抜)

カラー:GALAXY BLUE

サイズ:465㎜と515㎜

フレームセットで1セットずつ入荷予定です。

吸い込まれそうなブルーが何とも言えない魅力を放ちますね!

具体的な入荷時期などは未定ですが、ご不明な点などあれば是非ご相談ください。


2019.Jul. 23

新型SuperSix EVOに続きCAAD13もテストライドをさせて頂きました。

先代モデルであるCAAD12でも充分金属フレームとは思えない程の軽量さとスムーズで抜群の乗り心地。

「最新規格へのディスクブレーキ化以外にまだ進化できる所があるのか??」

ルートや路面コンディションはEVOと同じ。単純に“EVOとの乗り比べ”という意味でもどこまで違うのかワクワクしながらのスタートでした。

「13」

不吉な番号と言われるこの数字は欠番になる事も多く、自転車レースで「13」に当たる選手はジャージのゼッケンを逆さまに付けて走る姿もあったりします。

「アルミニウムの原子番号が13」

アルミフレームのパイオニアであるCANNONDALEはこの番号を「ラッキーナンバー」として特別な気持ちで開発がスタートしたそうです。

■CANNONDALE CAAD13 Disc Force eTap AXS

今回試乗させて頂いたのはフラッグシップモデルであるSRAM eTap仕様のCAAD13。

つまりはCANNONDALEがCAAD13でやりたかった性能が全て引き出されたモデルでもあります。

シャンパンゴールド色のフレームとNEWロゴが相性良くとても上品なルックスですね。

EVO同様に長めのヒルクライム。淡々と登り続けた後に平坦&下りの高速セクションが現れます。

一言で言って「とんでもなく良いアルミバイク」

乗り出してすぐに体感できるレベルで進化を遂げています。

今までの“SAVE”形状は影を潜め、全く違う形へと進化。

代表的な部分がこのリアバックです。EVOやTOPSTONE CARBONと同じくシートチューブを積極的に“しならせる”構造へと変化をしています。

その“しなやかさ”はSYNAPSE CARBONに迫る数字なんだとか。

通りでシルキーな乗り味なワケで、アルミフレームである事を忘れてしまう程。

45mmハイトのKNOTカーボンホイールがエアロ化されたフレームと相性が良く、ハイスピードの伸びがまるで違うと感じました。

大幅な形状変更はエアロ化が進むだけでなくこんな所も。

アルミフレームにも関わらずシートクランプが見当たりません。

EVOやSYNAPSE同様シートチューブ内側より固定するタイプへなりました。

より一層シートポストの“しなり”を生かせるシステムとなっています。見た目もスタイリッシュ。

28cタイヤがアッセンブルされてきます。

エアボリュームがあり乗り心地&トラクションが抜群。

DISC仕様モデルでは30cまで対応できるようなので様々なシチュエーションに対応でき、楽しみの幅が広がりますね!

フェンダーを取り付けられるダボ穴があり雨の日のトレーニングに使うセカンドバイク、または通勤バイクとしても超優秀です。

さすがに切れ味はEVOに勝る事はありませんが「本当にアルミフレームなのか」と疑う程ポテンシャルの高いバイクです。

アルミフレームの可能性を極限まで高めた「CAAD13」

CANNONDALEの本気度がひしひしと伝わって来る名作です。

 

 

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2019.Jul. 19

『TOPSTONE CARBON』を皮切りに続々と発表されたCANNONDALE新型バイク。

中でも『SuperSix EVO』発表まもなく『CAAD13』新型発表というのは衝撃的でしたね。

先日私たちショップ向けに行われた展示会にて3モデルを試乗できるという貴重な機会を頂きました。

コンディションは小雨パラつく天候。

勾配4~5%の長い登りが終わるとしばらく続く平坦&下り。

路面はひび割れ、その上ウェットコンディション。

「この上ない絶好の試乗コンディションじゃないか!」というのが率直な感想です。

高速巡航だけ良くても×、登りだけ良くても×、乗り心地が良いだけも×というのが最新のロードバイクに求められる性能。

というわけで様々なシチュエーション+バッドコンディションだからこそバイクの本質が見えてくる部分もあると思います。

■CANNONDALE SuperSix EVO Hi-Mod Disc Dura Ace Di2 

■CANNONDALE SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra 

今回試乗させて頂いたEVOはフラッグシップのHi-Modカーボンを使用したモデルと、Standard-Modを使用したモデルの2車種。

リアがコンパクトな流行のフレーム形状。

「CANNONDALEぽくなくなってしまったな」というのが初めてEVOを見た時の正直な感想。

そんな心配をよそに良い意味で予想を裏切られました。

先代のEVOから大きく変わったフォルムですがダンシングは軽快で切れ味鋭く、軽やかに伸びの良い乗り味は紛れもなくCANNONDALEの味付け。“EVOのDNA”を感じます。

その上で中速~高速域の伸びが良く平坦も下りも間違いなく速い。オールラウンダーとして更に磨きがかかったのは乗り出してすぐに感じ取れる程でした。

その上DISCブレーキになった事による重量増しは無く、ネガティブさは全く感じません。

新型発表時に公開されたテクノロジーを思い返し、感じ取ったフィーリングが紐付いて改めて納得するのでした。

全てのチューブ形状が一新しエアロ化が進んでいます。リアトライアングルをコンパクトにしたのもその為。

正面から見るとシートステーはフロントフォークに隠れ、空気をかき乱すのを抑えます。

“EVOらしい”滑らかなライドフィールはコンポーネントも大きく影響し、中でも新型ハンドル「HollowGram SAVE Carbon SystemBar」は絶妙。

トータルで【軽量・剛性・空力・快適性】をデザインするシステムインテグレーションはまさにCANNONDALEらしい。

ダンシングやハイスピードダウンヒルでも剛性不足は感じずナチュラルなステアリングでした。

各所にちりばめられていたフレームの“しなり”を積極的に生み出す形状は大胆に進化。

TOPSTONE CARBONのようにシートチューブを絶妙に柔軟性を持たせる事により、突き上げを緩和し乗り心地良く滑らか。

「先代EVOの完璧なバランスを崩さずにエアロ性能をアップさせる」という難しい開発スタート時のコンセプトを見事に実現しています。

All-New “SuperSix EVO”

とても良いバイクがまた一つ誕生しましたね。

 

 

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