2026.Mar. 22
日頃より大切にお乗りいただいている愛車。
しっかり洗車をしていても、外観がきれいでも、実は内部では劣化やトラブルの種が進行していることがあります。
今回は、実際の定期点検で確認できた事例をもとに、“なぜ点検が必要なのか” を詳しくご紹介いたします。
■ ブレーキフルードの劣化
油圧ディスクブレーキは、フルード(作動油)の状態が非常に重要です。
写真のフルードは透明感が失われ、やや濁りが見られる状態でした。
ブレーキフルードは吸湿性があるため、時間とともに水分を含みます。
劣化が進むと…
- 沸点が低下する
- ブレーキタッチが不安定になる
- 内部パーツの腐食を招く
- フェード現象のリスクが高まる
特に長い下り坂や連続ブレーキング時には、
わずかな劣化が安全性に直結します。
「今は効いている」ではなく、
“安定して効き続ける状態を保つ” ことが重要です。
目安は1年に1回の交換。
使用頻度が高い方やヒルクライム・ロングライドを楽しまれる方は、
より早めの交換をおすすめしております。
■ BBベアリングの状態
BBはペダリングの中心となる重要パーツ。
しかしフレーム内部にあるため、外からは状態が分かりません。
今回の車体では、分解してみるとグリスが劣化し、
ベアリング内部の潤滑が不足し始めている状態でした。
グリス切れが起きると…
- 回転抵抗が増す
- ペダリングが重く感じる
- 異音の発生
- ベアリングの早期摩耗
- 最悪の場合フレーム内部へのダメージ
ペダリング効率は数値以上に体感へ影響します。
「最近少し重いかも?」
「踏み出しが鈍い気がする」
そういった感覚の変化は、BBが原因であることも少なくありません。
定期点検では状態確認を行い、
状態に応じてグリスアップやベアリング交換をご提案しております。
■ ボルトの腐食
一見問題なさそうに見える固定ボルトも、トルクチェックの際に違和感があったので取り外してみると全体に錆が進行していました。
写真のボルトはブレーキキャリパーの取り付けボルト。
フレームのリアエンド側は洗車の際に水が溜まってしまう事があります。
特に汗や雨水の影響を受けやすい箇所は要注意です。
固着してしまうと作業リスクも高まります。
外観がきれいな車体でも、
ボルトを外してみると内部に錆が進行しているケースがあります。
特に
- シートポスト周辺
- ブレーキ固定部
- ディレイラーハンガー部
- 汗が落ちやすいコクピット周辺
は腐食が進みやすいポイントです。
放置すると…
- ボルトが固着し外れなくなる
- ネジ山を傷める
- 作業リスクが高まる
早期であればボルト交換のみで済みますが、
進行すると作業時間・費用ともに大きくなります。
見えない部分こそ、
定期的に状態確認を行うことが大切です。
■ ヘッド周りのグリス切れ
ハンドリングを司るヘッド周り。
分解してみると、グリスが劣化し、水分が侵入し変質しているケースが見受けられます。
今回は路面から跳ね上げた泥が混入していました。
劣化が進むと…
- ハンドル操作が重くなる
- ゴリゴリ感や引っ掛かり
- ベアリングレースの摩耗
- 直進安定性の低下
ヘッド周りの不具合は安全性に直結します。
違和感を感じる前の
“予防的メンテナンス” が理想的です。
定期的な分解・洗浄・グリスアップにより、
本来の滑らかな操作感を維持できます。
定期点検は「予防整備」です
トラブルが起きてからの修理は、時間も費用もかかります。
定期点検は
✔ 安全性の確保
✔ パーツの消耗具合のチェック
✔ パーツ寿命の延長
✔ パフォーマンス維持
✔ 結果的にコスト削減
につながります。
特に高性能なスポーツバイクほど、
定期的なコンディションチェックが重要です。
GROVE鎌倉では
走行距離や使用状況に応じて、
最適なメンテナンスプランをご提案しております。
当店にて車体をご購入頂いたPREMIUM CARDメンバー様は点検・調整が何回でも無料。点検時間はスムーズにいけば30~40分程度、ちょっとした合間にチェックできます。
もちろん他店でご購入の自転車の点検も承っておりますので、詳しくはスタッフまでお気軽にお問い合わせください。
「最近点検していないな」
「少し違和感があるかも」
そんな時はぜひご相談ください。
大切な愛車を、長く安全に、気持ちよく乗り続けるために。
皆様のご来店をお待ちしております。
2026.Jan. 19
新年を迎え、気持ちも新たに1年がスタートしました。
寒さの影響でライドを控えめにしている方も多いこの時期は、春からの快適なライドに向けて愛車をじっくり見直すのに最適なタイミングです。
ロードバイク、MTBカテゴリを問わず、シーズンを通して走られてきた車体は、見た目以上に内部に負担が蓄積しています。
オーバーホールで新車の輝き、レスポンスを取り戻しましょう!!!
今回は、オーバーホールでご相談いただくことの多い作業をご紹介いたします。
ブレーキホース内装が当たり前になってきた今日、以前よりもベアリングメンテナンスのハードルが上がりましたね。
「ハンドリングが前よりも重たくなった」ということで中を開けてみると……。
今回はベアリング内部まで錆の進行が見られたため、ベアリングの交換となりました。
雨天走行の多い方や、ローラー台でのトレーニングをされる方は要チェックです。
フロントの変速がどうにもこうにも決まらないということで、パーツを外して点検を行ったところ、ディレーラー台座が割れてしまっていました。
外観からは分かりにくい部分ですが、転倒やチェーン落ち、長期間の使用による負荷の蓄積などが原因で、知らないうちにダメージが進行しているケースもあります。
今回の車体はディレーラー台座が交換可能な仕様だったため、台座の交換対応を行うことで、フレーム本体への影響を最小限に抑えることができました。
このように、破損箇所によっては交換で対応できる場合もありますので、早めの発見が重要になります。
今回のように点検の際に不具合へ気付くことができて本当に良かったです。
もし走行中に台座が破損し、ディレーラーが脱落していた場合、フレームやホイールを巻き込むなど、より大きなトラブルにつながっていた可能性も考えられます。
変速の不調は、ワイヤー調整だけでなくフレーム側のトラブルが隠れていることもあります。
「いつもと違うな」と感じた際は、早めの点検をおすすめします。
本格的なゲレンデシーズンが始まる前に、必ずチェックしておきたいのがフレームのリンク周りやベアリングです。
特にフルサスペンションのMTBは、泥や水分の影響を受けやすく、見た目では分かりにくい部分から劣化が進行しているケースも少なくありません。
ストロークの際に異音がする、以前よりも動きが鈍く感じるといった症状は、ベアリングの劣化やグリス切れのサインであることが多く、そのまま使用を続けるとフレームやリンク部品へのダメージにつながる可能性もあります。
早めに点検・メンテナンスを行うことで、本来のサスペンション性能を取り戻すだけでなく、大きなトラブルや余計な出費を防ぐことにもつながります。
GROVEでは、1年に1回のクリーンオーバーホール、2年に1回のフルオーバーホールをおすすめしております。
シーズンイン直前は作業が混み合うことも多いため、時間に余裕のある今の時期のご依頼がおすすめです。
調子を維持するための予防整備が、長く愛車と付き合うコツです。
ライドスタイルや走行距離によっても変わってきますので、詳細はスタッフまでお問い合わせください。
2026.Jan. 5
この寒い冬、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
サイクリングシーズンに比べると、どうしても外へ出るのが億劫になってしまう時期ですよね。
そんな季節こそオススメしたいのが、バイクのセルフメンテナンスです!!
愛車を自分の手で丁寧にケアすることで、より一層愛着が湧き、「また乗りたい!」という気持ちも自然と高まってきます。
「メンテナンスって何から始めればいいの?」
そんな方には、室内洗車セットがオススメです!
・(左)Muc-Off 室内洗車スタンダードセット ¥5,390-(税込)
・(右)Muc-Off 室内洗車プレミアムセット ¥7,920-(税込)
セットに含まれるケミカルは、水を使わずにメンテナンスが可能。
床に液体がポタポタ垂れる心配もなく、室内でも安心してご利用いただけます。
どちらのセットでも、
・フレーム洗浄
・ドライブトレイン洗浄
・注油
といった、メンテナンスの基本作業がひと通り可能です。
さらにプレミアムセットには、
「フレーム&パーツコーティングができるケミカル」が追加されています。
中でも、どちらのセットにも含まれる「WATERLESS WASH」はスタッフイチオシのアイテム!!
最大の魅力は、暖かい室内で洗車ができること!
使い方はとても簡単で、
バイク全体にスプレーを噴射し、少し時間を置いてからマイクロファイバークロスで拭き上げるだけ。
中性洗剤をベースに「シリコン」が配合されています。
スプレーを吹きかけてから時間を置いているうちに、このシリコンが汚れを包み込んで、拭き上げた時に傷がつきにくくしてくれます!!
さらに、シリコンの粒子が塗装表面の細かな凹凸を埋めることで、表面を均一に整えます。
おかげで光がきれいに反射するようになり、見違えるほどの輝きに。
また、汚れが付きにくくなる効果も!
単品でも販売がございます。
・Muc-Off WATERLESS WASH(750ml) ¥3,190-(税込)
すでに洗車に慣れている方や、複数台お持ちなど、使用頻度の多い方は、
こちらのサイズがオススメです。
その他にも、当店ではMuc-Off製品を多数取り揃えております。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご相談くださいませ。
みなさまのご来店を心よりお待ちしております!
2025.May. 13
年に一度のビッグイベント「富士ヒルクライム」まで、いよいよあと3週間を切りました!
ここまでコンディション作りやトレーニングに励んできた皆さま、本当にお疲れ様です。
富士ヒルで“自己ベスト更新”や“仲間との勝負”を目指している方。
軽量パーツへの換装やポジションの見直しなど、あらゆる準備を進めている方も多いのではないでしょうか?
でも、こう思ったことはありませんか?
「もう少し、何かできることはないだろうか?」
そんなあなたにこそ、最後の“ひと仕上げ”としておすすめしたいのが、Muc-Off ULTRASONIC チェーンルブ施工プログラムです!
「ULTRASONIC(超音波施工)」とは、特殊な機材を使ってチェーンにルブを超音波の振動と最適な温度で深部まで浸透させる加工技術です。
通常の塗布では届かないチェーン内部にまでルブを行き渡らせることで、
摩擦抵抗を極限まで減少させ、まさに“異次元”の回転効率を実現します。
実際、ガンナ選手がULTRASONIC施工済みのチェーンで走行した際には、
UCIアワーレコード世界新記録(56.792km)を打ち立てています。
トップ選手も信頼を寄せるこの技術、試してみたくなりませんか?
世界最高峰のパフォーマンスをあなたのバイクに。
このULTRASONICルブ、ただの潤滑剤ではありません。
オリンピックの金メダリストや、UCIアワーレコードを更新したフィリッポ・ガンナ選手など、
世界トップレベルのライダーたちが実際に使用している、「実績が証明する最速ルブ」なのです。
他社のハイエンドチェーンルブと比較しても、唯一パワーロスが3%以下に抑えられているという
圧倒的な性能を誇ります。つまり、踏んだ力がムダなく推進力に変わるということ。
コンディション管理は体だけじゃない!
雨の中でもトレーニングを続け、限界まで自分を追い込んでいるストイックなあなた。
その努力、決して無駄にはなりません。
でも、バイクの状態にも同じくらい気を配れていますか?
体は仕上がっていても、チェーンが乾いていたり、摩耗していたら、せっかくのパフォーマンスも台無しになってしまいます。
パワーロスを減らすという意味では、機材の状態こそが勝負の分かれ目になることもあります。
トレーニングの成果を最大限に引き出すためにも、ULTRASONIC施工は有効な“武器”になるでしょう。
施工は事前予約でスムーズに!
これまで多くのお客様にご用命を頂いております。大会直前は混み合うことが予想されます。
事前にご相談いただければ、施工済みチェーンをご用意することも可能です。
レース前の余裕ある準備と、スムーズなバイクの受け渡しが可能になりますので、
ご希望の方はお早めにご連絡くださいませ!
今だけのキャンペーン価格!
通常施工費用は¥4,980-のところ、
なんと今なら2025年12月31日(水)まで、キャンペーン価格の¥4,480-でご利用いただけます!
この価格で、世界トップレベルの性能を手に入れられるチャンス。
これまでの努力が、富士ヒルで最高の結果につながることを願っております。
そのお手伝いとして、Muc-Off ULTRASONIC施工をぜひご活用くださいませ。
あなたの“あと一踏み”を、確かな推進力に。
ご依頼・ご相談、心よりお待ちしております!
2024.Nov. 10
立冬も過ぎまして暦の上では冬を迎え、冷たい風が吹く季節になりました。
冬のあいだはライドの頻度が減りがちな方もいらっしゃると思います。
このタイミングにオーバーホールはいかがでしょうか。
なんとなく調子が悪い、以前よりスムーズに走れない気がする。まだオーバーホールしたことが無いお客様!
オーバーホールで新車の輝き、レスポンスを取り戻しましょう!!!
今回はオーバーホールでご相談いただく事の多い作業をご紹介いたします。
ブレーキホース内装が当たり前になってきた今日、以前よりもベアリングメンテナンスのハードルが上がりましたね。
頻繁にクリーニングをされている方で外見は綺麗でしたが中を開けてみると…。
今回は表面の軽微な汚れのみだったのでクリーニングとグリスアップで回復できました。
雨天走行の多い方、ローラー台でのトレーニングをされる方は要チェックです。
こちらはお買い上げ頂いてから2年経過した車体のブレーキフルード交換。
比べてみると一目瞭然、黒く濁ってしまっています。原因はオイルに熱が加わったことによる変色、ブレーキパッドの削りかす等のブレーキダストがピストンから入ったことが考えられます。
ブレーキフィーリングが変わったなと感じてきたらそろそろ交換時期かもしれません。
ブレーキフルードは年に一回の交換がおすすめです。
年に一回は必ず見ておきたいホイールのベアリング、フリーボディ。
フリーボディ、ハブ周辺にはダストの付着がみられる状態でしたが中を開けてみるとしっかりとグリスが役目を果たし水分の混入などはない状態でした。
やはり定期的なクリーニング、グリスアップが大事ですね。
メンテナンスの頻度はライドスタイルや走行距離によって変わってきますが、年に一度はチェックしておきたいところ。
雨天走行の後や洗車を頻繫にされる方は要チェックです!
GROVEでは1年に1回クリーンオーバーホール。2年に1回フルオーバーホールをお勧めしております。
特に調子が悪いと感じていなくてもベアリング類、オイルも経年で劣化します。
調子を維持する為の予防整備が長く愛車と付き合うコツです。
ライドスタイルや走行距離によっても変わってきますので詳細はスタッフまでお問い合わせください。
2024.May. 14
目覚ましい勢いで進化をしていく自転車達。
この10年も例外ではなく、ディスクブレーキ化やカテゴリーの確立など多くの革変がありました。
そんな中、ご依頼いただいたのが「約10年前のタイムトライアルバイク(TT)を最新Di2へとアップグレードする」というもの
出来るのか、、我々スタッフも手探りの中、最終的には最高のバイクが仕上がったことをここに記録します。
まず初めに課題となったのが、10速の105が搭載されているためホイールが使えないということ。
フリーボディを変えるなどの荒業をすれば利用可能ですが、基本12速には対応していません。
そのためホイールを一新していただき、前後ホイールで新旧分かれた他にはない車体へと生まれ変わりました。
お次は掃除編。
なかなかいい感じに汚れています。
塗装にダメージの少ないディグリーザーで、つもりに積もった汚れを溶かして洗い流していきましょう!
ピョンピョン出ているアウターワイヤーは組立時にライナーとして利用します。
うん。気持ち良き!
何ということでしょう。
フレームが輝きを取り戻しました。
さらにガラスコーティングを施工したことでグロスに艶が増し、汚れの付着を予防します。
ポジション上、ヘッドパーツ内に汗が侵入しやすいTTバイク
海沿いの多いレース現場も踏まえ耐塩水グリースを塗布します。
交換して使わなくなったパーツも洗浄をしていきます。
処分してしまうとしても、長年愛用してきたパーツたちを奇麗な状態で見ると「この傷はあの時の」と思い出に浸れるのも自転車の良いところ。
全て持って帰ると捨てる踏ん切りがつかず邪魔者になってしまうパーツたち
オーナー様は場所を取らずよき思い出となるチェーンリングをお持ち帰りされました。
時計などにリストアできるパーツなので、今後も大切にしていきたいですね。
忘れられがちなペダルもしっかりとオーバーホールしていきます。
中身を空けてみるとびっくり!水化したグリスや汚れが出てくる出てくる。
ペダルも定期的なオーバーホールが大切ですね。
Di2化をする上で避けられないバッテリーの格納。
10年前は内蔵ではなくダウンチューブ上に設置していたため、バッテリーを抑える専用のホルダーなんてものはある訳もなく、、
模索していく中で現在最も主流であるシートポスト内に入れられるか試したところ、なんともまぁシンデレラフィット。
これは作るっきゃねぇ!ということで
これから何十年と使用することを念頭に最適な材料で一から自作をしました。
ピッタリでは落ちてきてしまう可能性があるのでできるだけタイトに、そしてしっかりとフィットしている形状に削り出しました。
良い出来栄えではないでしょうか。
今までワイヤーが通っていたため独立していた配線もDi2になったことでひとまとまりに。
バーエンドキャップを加工することでDHバーの配線もグッドです!
補給食を入れるための蓋なのか使用方法はわかりませんが、この蓋を利用してジャンクションをまとめています。
この加工により全内装を実現することが出来ました。
リアブレーキのワイヤー配線が複雑で抵抗感の大きい問題もゆとりを持たせて解決。
BB下に見える蓋の中で旧Eワイヤーと新Eワイヤーが複雑に内装されています。
今回全てを内装にすることが出来たのは奇跡であり、とても気持ちの良い瞬間でした。
ハンドル周りを除くすべてのワイヤーが完全内装となり、10年前の車体とは思えない仕上がりに。
大変お待たせいたしました。
生まれ変わったスーパーバイクを存分にお楽しみください!
2024.Feb. 27
”究極のチェーン”に生まれ変わる【ULTRASONIC】施工の様子を本日はお届けいたします。
(「ULTRASONICとは??」という方はコチラをご覧くださいませ)
雨の日も含め、約1,500kmほど使用したチェーン。
このドロドロに汚れたチェーンがどれぐらい生まれ変わるのか、とても楽しみです!
まずはメインとなる施工を始める前に下ごしらえ。
ドロドロに汚れたチェーンを、しっかりとディグリーザーも使用して隅々まで入念にブラッシングをします。
一般的な方法では、これで「クリーニング完了!」となりますが、【ULTRASONIC】では更に洗浄工程が続きます。
予洗いを終え、“表面を見る限りでは綺麗”と感じるチェーン。
続いてULTRASONICの為に開発された“特別な洗浄液”で満たされた【ULTRASONIC WASH TANK】にチェーンを浸けて、更にオイル汚れや金属粉を取り除いてまいります。
実は今回、【ULTRASONIC】がどれほどの実力なのか試すため、かなり根気強く予洗いをしたつもりでしたが、スイッチオンと共に汚れがジワーっと出てきました!
あれだけ頑張って綺麗にしたのに…と考えると、嬉しいやら悲しいやら。
洗浄工程の終盤の様子。
洗浄液が濁り、チェーンがほとんど見えなくなりました。
あれだけ丁寧に磨いたのに、ここまで汚れが浮き出てしまっては完敗です…。笑
次のステップをご紹介する前に、ここで使用済みチェーンを分解して構造を見てみましょう。
チェーンはこのように、「インナープレート・アウタープレート・ローラー・ピン」から成る構造となっています。
シンプルに見えて、実は部品点数が多く、そして高い精度が求められるパーツです。
表面に見えているプレート類は外から洗えても、入り組んだ「ローラーの内側・ピンの間」に入り込んだ汚れは、どんなに頑張ってもブラシでは届きません。
また、これは“外からオイルを挿しただけでは、なかなか中まで届かない”という事も同時に意味しています。
洗浄後の乾燥工程を終え、いよいよコーティング作業へ!
1L分もの最高級チェーンルブ「LUDICROUS AF」で満たされた【ULTRASONIC LUBE TANK】にチェーンをドボン!なんと贅沢な!!笑
ご覧ください!!
“ドブ漬け”+“超音波”の力でルブがチェーンの隅々までしっかり入り込み、内部の空気を押し出し「気泡」がたくさん出てきました。
一部のチェーンブランドでは「超音波機での洗浄はお控えください」とされています。
これは“完全脱脂”を行ったチェーンに対し、ルブの手挿しでは中まで浸透しない事も考えられる為、腐食や摩耗リスクが高まってしまうからです。
しかし【ULTRASONIC】のようにチェーンの内部・隅々までオイルアップできれば、メーカーが不安視していたリスクもしっかりとクリアできます。
施工後のチェーンの状態はピカピカで「美味しい脂(油)」がたっぷり乗っています。笑
「異次元の性能を持つ最高級ルブ」が奥までしっかりと入り込む事で、正真正銘「最強・最速チェーン」の完成です!
バイクにセットアップしてチェーンリングとスプロケットにオイルを馴染み出し。
その後、汚れを呼んでしまう表面の余分なルブを軽く拭い取れば完成です!
施工開始前とは別物のように輝いてます!!
もちろんチェーンのみの施工も可能ですが、 せっかくなのでチェーンと触れ合うドライブトレインも同時にリフレッシュいたしました!
“最高級チェーンルブ”の性能をより一層引き出す為にも、クリーニングも合わせて行って頂くのがオススメです。
ここまでの施工時間は1時間半ほど。
NEWチェーンに【ULTRASONIC】を施工の際は、予めご予約頂く事でよりスムーズなバイクご返却が可能です。
皆様の御用命、心よりお待ちしております。
2024.Feb. 6
この度、Muc-Off が開発したチェーンのパフォーマンスを最大限に引き出す為のプログラム【ULTRASONIC】を開始いたします!
チェーン専用超音波機によって行われる「完璧なクリーニング」そして「異次元の性能を持つ最高級ルブでの完璧なオイルアップ」で、UCIアワーレコード世界新記録樹立に大きく貢献した本物の「最強・最速チェーン」に生まれ変わる特別なプログラムです。
使用する“異次元の性能を持つ最高級ルブ”とは勿論コチラ!Muc-Off「LUDICROUS AF」!!
ちなみに、こちらは50ml / 9,900円で販売している製品と全く同一のモノです。
ルブの性能を100%生かすには、チェーンを完全にフレッシュな状態にしてから差すことが基本ですが、手の届きにくいチェーン内部の汚れを落とすのは、根気強くブラッシングをしても限界があります。
チェーンのコンディショニングに適した設定が可能な“ULTRASONIC専用 超音波洗浄機”を使用する事で、リンクの最深部に溜まっている汚れや金属粉を引き剥がし、まずはチェーンを「完全にフレッシュな状態」に 整えます。
本来チェーン内部にあるオイルを”完全に除去”してしまうと、今度は“外からルブを挿すだけ”では中まで浸透しきらず、かえって悪影響を及ぼしてしまう事があります。
そこで洗浄・乾燥工程を終えた次のステップでは、なんと「LUDICROUS AF」を1L(通常販売量20本分!!)もの量を投入した超音波マシンに漬け込んでオイルアップします。
“チェーン1ピン1ピンのミクロの隙間”までルブが入り込み、内部の金属まで完璧にコーティングされたチェーンに生まれ変わるのです。
【ULTRASONIC】は研究開発に1億円以上の投資が行われたそうで、Muc-Offの本気度が伺えます。
数々のワールドツアーでの勝利や、フィリッポ・ガンナのUCIアワーレコード世界新記録樹立など、結果を見ても史上最高のプログラムである事がわかります。
【ULTRASONIC】で施工されたチェーンを使用しているライダーが次々と勝利を重ねている理由は、パワーロスが格段に減り、滑らかで確かなシフティングができるからです。
また、一般的なルブは長くても2〜300km毎に1度オイルを挿す必要がありました。
天候や路面コンディションが悪い場合には、もっと早くにオイル切れを起こしてしまいます。
しかし、【ULTRASONIC】では“LUDICROUS AF”を使用をする事で、潤滑性能を最大1600kmも維持する事が可能です。
また、新品のチェーンは乗り込むと徐々に馴染んでアタリが出ていき、1500km〜2000kmの間が最もフリクションが少なく、変速がスムーズな「美味しい時期」と言われています。
この点においても【ULTRASONIC】は素晴らしい結果を残しており、最大3倍もの長い間、高いパフォーマンスを発揮するという結果を残しています。
【ULTRASONIC】によるメリットは、決してプロライダーやホビーレーサーだけのものではありません。
リンクの内部、隅々まで完璧にルブが行き届いたチェーンは摩耗スピードが大幅に軽減されます。
摩耗によるチェーンの寿命は約3000~5000kmが交換サイクルと言われています。
しかし近年は物価が高騰し、消耗品と言えども長く大切に使いたいところ。。。
(シマノ DURA-ACEのチェーンは既に8,000円オーバーで、頻繁に変えるのは少し躊躇してしまいますよね)
【ULTRASONIC】を施工したチェーンでは約5000〜8000kmまで向上したというデータがMuc-Offで記録されています。
さらに、この嬉しい効果はチェーンリング、スプロケット、プーリーなどのコンポーネントにも及び、長く・そして快適なサイクリングライフを約束してくれるのです。
三浦半島〜湘南エリアで【ULTRASONIC】を施工しているのは当店だけのプレミアムサービスです。
最高級チェーンルブの性能を最も引き出せる【ULTRASONIC】で、是非あなたも「最強・最速のチェーン」を体感してみませんか!?
2024.Jan. 27
長い間、ガレージで眠っていたというお父様のマウンテンバイク。街乗りにも使いやすいようカスタムのご依頼を受けました。
お父様のこだわりを節々から感じ取りながら、利用できるパーツを最大限有効活用してお客様のご希望にあったパーツをご案内させていただきました。
街乗りには重たいフロントサスペンションフォークをリジットフォークへ変更することでピッタリ1キロ軽量化することが出来ました!
フォーク長による乗り心地、ライディングフォームをお伺いし、お客様に合った最適な長さを選定。
交換したフォークとできるだけ近い長さを選択することでポジションはそのままに、ブレース(ブリッチ)が無い分しなりやすく乗り心地も良い感じに。
山道を下ったり、ハイスピードから急ブレーキをしない今回のコンセプトに最適な長さです。
タイヤも街乗りに使いやすいようリムの限界まで細く、そしてブロックからスリックへ。
乗り心地も考慮しながら快適に走行できるタイヤをチョイスさせていただきました。
マウンテンバイカー御用達「DMR BIKES」、今は無きデュアルコントロールレバー「SHIMANO Deore LX」やジャパンリムブランド「ARAYA」が再び陽を浴びます。
お待たせいたしました。
お父様の意思を受けついだ車体でサイクリングを楽しんでください!
当店では眠っているスポーツバイクのカスタムもできる限りサポートさせていただきます。
お気軽にご相談くださいませ。
2022.Mar. 6
性能、ビジュアルともに最高峰の代名詞といっても過言ではないDOGMA F12がピットイン!
ポジションも身体に馴染みホイールカスタムを経て、いよいよ”パワーメーター”を導入します。
・・・・・とその前に、とてもキレイに乗っていらっしゃるバイクの目が行き届かない部分をチェック。
日頃から、しっかりと水洗いでキレイな状態をが保たれておりますが、1年以上走ったバイクはヘッドチューブ内部のベアリングが、グリス枯渇状態により薄っすらと腐食が始まりそうな状態でした......。
クリーニング+グリスアップでリフレッシュ完了!
■ GARMIN RALLY RS200 ¥140,800‐
バイクの全体チェックも完了したところで、RALLY RS 200をバイクにインストール!
RALLY RSには、片側センサー搭載の「RS100」と両側センサー搭載の「RS200」があります。
既に何台か取り付けのご依頼を頂いておりますが、「 選べるなら両側センサー搭載が良い。 」と指名される方や、スタッフとの相談を経てRS200に決定する方がとても多いんです。
RS100をアップグレードキットで両側測定に変換することも可能ですが、そのまま弱点や強みを特定し、改善へのトレーニングに役立つ細かな情報を多く得られるRS200に魅力を感じるのでしょう。
重量や稼働時間は変わらず(カタログスペックではRS200の方が6g軽量!)、両側測定ならではの豊富な機能を備えています。
取り付け、セッティング完了!
ロードバイクを手に入れてサイクリングに熱中し、走行距離や走行速度、強度を意識しながらバイクに乗る習慣が身についていきます。
自身のライド状況をより明確に理解し、パフォーマンスをアップさせるためのツールとして有効なパワーメーターを是非導入しましょう!
パワーメーター導入についてお困りな点がございましたら、是非店頭のスタッフまでお気軽にご相談くださいませ。
春らしく暖かくなってきたタイミングでのパワーメーター導入が、ライドのモチベーションをグングン上げてくれそうですね。
リフレッシュ&カスタムしたバイクでライドをお楽しみくださいませ!
~当店の新型コロナウイルス感染症防止対策について~
お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。