2021.Dec. 30
11月15日。
ライドする日としては本日が最終日。福岡県 筑後市からスタートです。
この日はとにかく時間があります。持て余すほど時間があるので出発前に荷物の整理でもしておきましょう。
お馴染みのオルトリーブ“ドライバッグ”。
ウェア系は7L、小物類は1.5L×2で更に色を分ける事で中身を把握しやすい様にして使用しております。
“最終日”という事で、もう使わないであろう用品はコンパクトにしてサドルバッグ内へ。
旅の終わりが近づいて来るのを実感して何だか寂しい気持ちになりました。
出迎えてくれた友人からは「駅前を是非見てほしい」と言われたので、まずは「羽犬塚駅」へ。
6日目がスタートします。
駅前に着くと、凛々しく気品ある犬が佇んでいました。なによりも翼生えてます。
それでは本日も安全に行ってきます。
スタートからちょっと進んだ所でもう一匹いました。
先程とポーズが違うし。笑
どうやらあと2カ所銅像はある様ですが、またの機会に。
気を取り直して、今度こそライドスタート!本日の目的地は北九州市です。
長閑な風景が続き、佐賀県に入ります。
真っ直ぐ北九州市へ向かうのもつまらないので、同方向で行けそうな山は手当たり次第登ることに。
徐々に面白そうなエリアに近づいてきました。
「県道329号線」
佐賀県 鳥栖市から福岡市へ向かう林道へ入りました。
県道は道幅がやや狭くなる分、車通りが少なくサイクリングは楽しみやすい事が多いです。
思った通り、やっぱり楽しい。
いよいよ最後の県、“福岡県”に入りました。
暖かく、絶好のサイクリング日和。
この日のレイヤーリングはSpring/Fallシーズンのインナー×ジャケット。
ヒルクライムで運動強度が上がったらファスナーをオープン。汗に変わる前に外へ排出できるので汗冷え知らず。
ASSOSのウェアは総じて汗の処理が非常に早いので快適です。
一旦都市部へ入ったのち、再度山岳エリアに向かって走っていきます。
日が少しずつ傾いてきました。
この旅では人の気配が無い秘境を何度か超えてきたり、街灯ひとつ無い闇の中を走ったりしてきたので、日が落ちても気持ちに余裕があります。
夕方から夜へと少しずつ変化していきます。
最後の夕焼けを味わいつつペダルを回し続けます。
美しい夕焼けでした。
田川市から北九州市に向かう、最後の峠“京都峠”。
避けて向かう事もできる、全くもって通る必要のない峠ですが時間もあるし、せっかくなので。笑
おかげで麓の山口ダムに沈む夕焼けを楽しむ事が出来ました。
ゴールまであと数キロ。
今夜の食事はもちろん、うd…と言いたい所でしたが、せっかくなので北九州らしい物を。
「味よし・人よし」なら間違いないだろうと迷わず“ラーメン 一燈”さんに決めました。
毎日走っているので摂取カロリーなんて気にしなくてOKです。
“ラーメン 一燈”さん、とても美味しかったです。
20時8分。
予定より早く“本日の宿”、北九州市 新門司フェリーターミナル「それいゆ」に到着しました。
出航時間は23時55分なので「山口県まで行っちゃおうかな?」とも思いましたが、万が一逃したら“後が無い”ので大人しくして過ごす事に。
23時30分。予定時刻通り無事に乗船して6日目が終了しました。
【DAY.6】162.74km/1,942mUP/TSS290/3,912kcal
“おまけアフターレポート”【DAY.7】
7日目の朝は海上で迎えます。
「久里浜 ⇔ 金谷」程度の船旅しか経験してこなかったのでとても新鮮です。
船内のモニターでは現在位置や航海ルートが表示されておりました。
それにしても船が豪華。
売店は勿論のこと露天風呂や食堂もあり、BBQもできるようです。
現在は休止中ですがジムや映画館(こちらは予約制)もありました。
風呂に入ったりストレッチしたり。ひとり完走を祝して宴をしたり。
何せ20時間もあるので、のんびりと船旅を楽しみました。
売店スタッフの方には顔を覚えられたに間違いありません。
いよいよ我がホームタウン“三浦半島”が近づいてまいりました。
この1週間は毎日毎日、装備品のチェックやルートの確認。とにかくライドとシンプルに向き合う最高の日々でした。
紀伊半島から四国、九州と繋ぎましたが、是非また走りに訪れたいと思います。
11月16日。20時50分、横須賀港到着。無事7日目が終了です。
この日のTSBは「-87」笑
【DAY.1-6】1,177km/10,651mUP/TSS1,717/27,766kcal
12県(神奈川・静岡・愛知・三重・奈良・和歌山・徳島・愛媛・大分・熊本・佐賀・福岡)
長編レポート、最後までお読み頂きありがとうございました。