2021.Dec. 8
「西の方へ…」とだけ皆様には伝え、ひっそりとスタートした“2021年のチャレンジライド”
GARMIN不調?により初日にして早くも予定ルートから外れることになったのですが、気を取り直して2日目がスタートします。
スタート前から特にライドボリュームを調整する事なく今回のツーリングを迎えた影響もあり、2日目にしてTSBは「-30」という数値。笑
その数字とは裏腹に初日のペーシングが良かったのか、またはライド後のケアが効いたのか。意外にも脚は軽い感触です。
当初予定していた東海道メインのキャノンボールルートを通る必要が無くなったため、別の楽しそうなルートを引き直すことにしました。
スタートから400km弱ですが、テスト中のMuc-off“LUDICROUS AF”は極めて良好なフィーリングです。
雨ライドにより汚れこそ目立ちますが、フリクションはとてつもなく軽いのに脚当たりがマイルド。今まで味わった事のない不思議な感触を味わいながらペダルを回します。
先程までの青空はどこへ行ってしまったのか真っ黒な空模様。今にも降り出しそうな雨の匂いがプンプンします。
「曇り 時々 晴れ」は一体何処へ…
幸い本降りにはならず、降ったり止んだり繰り返しの中バイクを進めると、東海道五十三次の宿場町の一つ“関宿”に辿り着きました。
時が止まったかのような風情ある町並み。静かに時が流れている中をソロリと通過させていただきました。
東海道を離れ、久々にツーリングらしい林道へと入ってまいります。
昨日はひたすら1号線を走って来たので「コレコレ!こういう林道を待ってました!」と心躍ります。
ローカル線、渓流が並行するこの素晴らしい林道。ちょうど紅葉が色付き始めたタイミングで訪れる事ができました。
舗装が行き届いており、コーナーや程よいアップダウンが心地良い。また時期を変えて訪れてみたいですね。
急ぐ旅では無いので良い景色があれば立ち止まって写真を撮ったり…って全然前に進んでない事に気付きました。
そろそろテンポ良く進まねば。
林道を楽しんだ後、さらにバイクを進め伊賀市へ入ります。
ウェット路面の写真ばかりですね。笑
西へ西へと向かっているワケですが、ここで新たな雨雲に突っ込んで行く事に。
私の雨ライドセンサーも鋭くなってまいりました。
「この雨雲通過は長くかかりそう」ということでレインギアをフル装備。
分厚い雨雲をくぐり抜け、奈良県入り。
良い感じに雨に降られたので、洗車替わりにちょうど良いかな?と思いましたが、
…全然そんな事はありませんでした。
こんな状況ではありますが、相変わらずチェーンはオイル切れ感など無く軽快です。
見知らぬ地名が増えてきてようやく遠方まで走ってきたのを実感するのでした。
和歌山市に入ったところでエネルギー補給をしてこの日のライドは終了です。
“紀伊半島”
深く美しい山々に囲まれた紀伊半島、今回は横断するだけになってしまいましたが、近いうちにまた訪れたいと思う魅力的なフィールドなのでした。
【DAY.2】176.49km/1,652mUP/TSS282/4,275kcal