2020.Apr. 5
スポーツバイクにおいてディスクブレーキ規格が定着してきたことにより、先日ご紹介したバイク群のみならずホイールも稀少性が増してきました...( MAVICやCampagnoloは現在も手厚いラインナップをユーザーの皆様へ用意していますね。 )
今回はリムブレーキタイプでアルミ・クリンチャーホイールの決定版ともいえるホイールを御紹介いたします。
リムブレーキのバイクにお乗りの方でホイールアップグレードをお考えの方には特にオススメのホイールです!
■ Campagnolo SHAMAL MILLE
メーカー価格 ¥172,000-(税抜)
ブレーキ面までブラックで統一された外観は落ち着いた雰囲気の中にも確かな存在感を放っています。
魅力的なビジュアルにも一役買っているブラックのリム面の正体は「 プラズマ電解酸化処理 」という表面処理で、ドライコンディションでもウェットコンディションでも変わらず確実な制動力を発揮してくれます。
更に、切削によってリムに細かな溝を設けることによってより短い制動距離の実現とブレーキ音の静粛性が向上します。
エアロダイナミクスに優れたスポークをフロント16本のラジアル組み、リアにはドライブ側2本、反ドライブ側1本を一つのセットとしてリムの7箇所に計21本のスポークを使用する【 G3スポークシステム 】を採用しています。
横方向とねじれに対する高い剛性がペダリングトルクをしっかり伝達して推進力を生み出します。
また、G3スポークシステムを用いることでスポークテンションを均一に保つことが可能なので、左コーナと右コーナーを曲がる際のフィーリングも同一にでき、スポークバランスの不均等によってどちらかのコーナーリング時に腰砕けになることもありません。
Campagnolo のホイール全てに共通する点としてリムの精度が優れている点があげられますが、ホイールを構築するシステムによる横剛性と相まってダウンヒル・コーナーリング時の力をかけながら曲がり込んで行く時の安心感はライデイングの楽しさを倍増してくれるはずです。
スポークと接するリムは通常のホイールであれば、リム内側にスポーク穴を設けて、その中にスポークを通しニップルで固定するのが一般的・・・
ですが、SHAMAL MILLE は【 MoMag テクノロジー 】によって、リムに穴をあけることなくホイールを構築できます。
リムからスポーク穴を無くすことでリム形状を限りなく均一に保ち、ホイールの中でも特にストレスの掛かるニップルとスポークの接合部分の強度が大幅に上がります。
リムテープも不要になり、スポーク交換などに対するメンテナンス性にも優れた構造になっています。
その他にも、工場出荷時のホイールバランスに定評がある Campagnolo の製品クオリティーを支えるテクノロジーとして「 リム・ダイナミック・バランス 」 というものがあり、リム接合部分の重量と、反対側の重量を意図的に均一化することで優れたホイールバランスを実現できます。
バイクのスピードが上がるにつれてホイールは高回転により縦方向の強い ”ブレ” を生み出しますが、ホイールのバランスが取れていれば高速域でもエネルギーロスを抑えてスムーズにバイクが走ってくれます。
Campagnoloのホイールを使用すると、単純に「 軽い 」、「 剛性感がある 」といったフィーリングだけでなく、自身のバイクにインストールした時の「 バイクを走らせ易くなった 」、「 運転しやすくなった 」というフィーリングを他メーカーに比べて特に感じて頂けるでしょう。
その背景には、こういったホイールを構成するテクノロジーやホイール組み上げの高品質な精度が大きく影響しています。
どんなに良いホイールでもバランスが悪い状態では本来のパフォーマンスがスポイルされます。
皆様のホイールのバランスはいかがでしょうか?
当店オススメの【 ホイールバランス取り 】を施工すればお手持ちのホイールの眠っていたパフォーマンスが目を醒ましてくれるかもしれませんよ!
作業内容に関する詳細はスタッフにお問い合わせ下さいませ。
〜定休日変更のお知らせ〜
4月より定休日は毎週木曜日のみとなります。(祝日の場合は前日の水曜日が振替定休日)
これにより水曜日もご利用いただけるようになりました。
今後もより一層お客様の利便性にお応えできるよう努めて参ります。
引き続き変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願い申し上げます。