2021.Jun. 20
しばらくの間、欠品が続いておりました『Q-RINGS 』が入荷いたしました!
今回久々に入荷したのは4アーム スパイダーマウント型。
コロナ禍による影響で不安定な入荷がまだ続いておりますが、今回の入荷で50/34t、52/36t、ダイレクトマウント型とスパイダーマウント型、全てが揃いました!
また旧規格のシマノや、スペシャライズドを始めとした多くの完成車に採用される“110/5アーム”規格にマッチする『Q-RINGS』も各種豊富に揃っております。
「OVAL RING(楕円リング)」と聞くとタイムトライアルやパワーを出すためというイメージの“競技趣向高め”と感じてしまう方が多いかもしれません。
しかし、ROTORは“ペダリング効率”にフォーカスした製品。
つまりは「どんなライダーも、もっと楽にペダリングしましょ」というコンセプトなのがROTORのOVAL RINGです。
バイクを前へと進める為の“機械的効率”に対して、ペダリングと人間の骨格や筋肉の構造上、どうしても入力にムラやギャップが生じます。
そのギクシャクとした動きを滑らかにする為、ROTORが目指したのは言わば“自動変速システム”。
クランク角度が可変する初期のプロダクツから始まり、現在に至るまで様々なプロトタイプと、ありとあらゆるアイデアを出し『Q-RINGS』が誕生したそうです。
所謂“パワーを出すため”というパワー主導のOVAL RINGと異なり、ROTORはペダリング効率を上げるための“角速度”に着目しています。
入力に対して効率の悪い0時/6時ではギヤ比を落とし、素早くクランクを通過させ角速度をアップ。
最も勢い付いたクランクを、最も大きいギヤ比となる部分にミートさせる事でライダーに負担無くバイクを前へと進めるのです。
「楕円には“合う・合わない”がある」という言葉を聞いた事ある方もいらっしゃるかもしれません。
“楕円をミートさせたい部分”はライダーやポジションによって様々ですが、そのミートを狙う部分が実際のペダリングとズレている事こそが大半の理由かと思います。
『Q-RINGS』では、OVAL RINGならではの課題点を調整機構「OCP」によりクリアしていることがポイントです。
「OCP」と呼ばれる調整機構のより楕円ポジションを変更することが可能です。
ROTORクランクの場合は、より細かに設けられたピッチで回転させることで、
5アームの場合はリングの取り付け位置を変更することにより楕円ポジションをご自身にマッチさせる事が可能です。
ちなみに筆者の私は5アーム型を使用しており「OCP 3」が現在のベストセッティングです。
“調整して試す”というのも一つ楽しみではありますが、さらにROTORは「どこのポジションが最適?」という疑問に応えるべくパワーメーターも展開しています。
パワーメーターと専用のアプリを用いてライドする事で一目でご自身に最適な楕円ポジションが分かります。
長くなってしまうのでパワーメーターについての詳細は今回割愛させていただきますが、気になる方はスタッフまでご相談くださいませ。
梅雨時で雨が続きますが、新しい機材導入でワクワクしてみませんか?
適合規格や製品のタイプなど、ご不明な点はお気軽にスタッフにご相談くださいませ!
お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
2月より当面の間、毎週木曜日の定休日に加え第1・3水曜日(祝日は営業)を休業日とさせて頂きます。
詳しくはSHOPカレンダーにてご案内させていただきます。
ご不便をお掛け致しますがご了承の程よろしくお願い申し上げます。