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【おすすめカスタム】BB ベアリング

2020.Jan. 28

パーツのカスタムというとコンポーネントやホイールなどを思い浮かべがちですが、意外と効果的なのがボトムブラケット(BB)のベアリングなんです。

一言にベアリングと言っても種類や特徴が様々ありますので、オススメも含めてご紹介させて頂きます。

まずはベアリングの種類について

ベアリングは大きく3種類に分類され、ラジアルベアリングとアキシアルベアリング・アンギュラベアリングに分かれていきます。BBに使われるベアリングはこのうち2種類が主となります。(どのベアリングかはこの後の解説で)

ラジアルとアキシアルの違い

ラジアルベアリングとは軸に対して垂直の力を支える為のベアリングで、縦からの力一方向に強くなっております。これに対してアキシアルというのが軸に対して平行の力に対応するベアリングとなります。

アンギュラの力の掛かり方

そしてもう一つのアンギュラというのは、ラジアル荷重(垂直)と単一方向のアキシアル荷重(平行)を同時に支えてくれる構造のベアリングとなっています。

ちょっと難しくなってきましたが、勘の良い方なら何となくこの先が見えてきたかもしれませんね。

バイクに乗っている姿を想像してみて下さい。

バイクは常にまっすぐ立っていますか?フレームに対して真っ直ぐな力でペダルを回していますか?そんな方は決していないはずです。

バイクは左右どちらかに傾き、フレームに対して斜めに力が入っていることが多くあるはずです。ダンシングの時はそれがさらに顕著になっていることでしょう。


ここまでくるとお気付きですよね。そうです。自転車のBBにはアンギュラベアリングがオススメなんです。ですが、デフォルトで付いているベアリングのほとんどがラジアルベアリングとなっています。

ペダリングしている時は縦だけではなく横・斜めあらゆる方向から常に力が掛かります。そのような部分に縦だけの方向に耐えるベアリングを使っていると抵抗が増えてしまうのは容易に想像できますよね。

では次に玉の種類について

こちらは大きく2種類に分かれ、スチールとセラミックに分類されます。

簡単にメリットとデメリットをご紹介しましょう。

スチールボールのメリット

コストを抑えられる / メンテナンス頻度を抑えられる(対セラミック比)

デメリット

悪条件下で腐食しやすい / 重量が重い

セラミックボールのメリット

軽量 / より丸い / より硬い / 長寿命 / より滑らか

デメリット

高価になりやすい / 定期的にしっかりとしたメンテナンスが必要

この様な感じになると思います。

お好みや使用環境・保管状態によりますが、 それぞれのメリットとデメリットを考慮すると、 やはりオススメはセラミックボールではないでしょうか。

ここまでの事を整理すると構造はアンギュラ、玉はセラミックがオススメ。

セラミックと言ってもグレードがありますので、例えば上位グレードのセラミックを使用するとギヤ1枚軽くなった様な印象を受けると思いますよ。

クライミング時の『あと1枚ギヤがあれば!』という時に役立ってくれます !!

当店ではもちろん各種ベアリングを取り揃えております。

■cannondale 純正BB30ベアリング ¥3,800-(税抜)

■Enduro ABEC5 STEEL A/C BB30ベアリングキット ¥6,400-(税抜)

■Enduro CERAMIC A/C BB30ベアリングキット ¥15,800-(税抜)

■Enduro ZERO CERAMIC BB30ベアリングキット ¥15,800-(税抜)

■Enduro XD-15 A/C BB30ベアリングキット ¥30,800-(税抜)


ご自身のバイクへの適合や効果などをもっと詳しく知りたいという方は是非一度ご来店下さい。実物を見て頂きながらご案内させて頂きます。

オーバーホールなどのタイミングで交換するのがオススメ時期となりますので、いつでもお気軽にご相談ください。



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