2021.Jul. 9
■MAVIC COSMIC SLR 32 DISC ¥286,000‐
今回新入荷したのは『COSMIC SL 32 DISC』の上位モデルにあたる“SLR”グレード。
今期多くのモデルを一新したMAVICのホイールラインナップの中で、最も注目となるハイエンドモデルです。
やはり、注目となるのは“リムテープ不要”となったMAVIC独自の技術が注ぎ込まれた新型カーボンリムでしょう。
リムテープが不要となる事で上乗せされていた“約30g”の軽量化が望めるほか、消耗品だったチューブレスリムテープの劣化によるパンクリスクや貼り替えコストから解放されるメリットも得られます。
また従来のリムのように上部ブリッジに穴を空ける必要が無くなった為、リム剛性を失う事無く更に軽く、シェイプアップすることに成功しています。
リムテープレスによる軽量化と合わせてその数値は従来モデルよりもマイナス「70g」
「70g」と言うと車体全体からすれば僅かにも聞こえる重量ですが、足回り外周部に位置する部分の軽量化は、非常に大きな効果を得られます。
それこそ今までは「ここぞという時の決戦用!」として“パンクリスクと軽さ”をトレードオフして使用していた軽量タイヤを、この「70g」を利用して“耐パンク性を持つタイヤ”に、またはそのまま“軽量タイヤ”を使用して更に軽く!と選択肢の幅が広がることでしょう。
また“FORE TECHNOLOGY”へ注目するあまり見逃しがちですが、実は先代から大きくブラッシュアップされたのがリムベッドの形状です。
タイヤビードを上げやすく、そしてエアが抜けても落ちにくくする“ハンプ”と呼ばれる部分の形状を更に見直した事で、従来よりも様々なタイヤとの相性が良くなっています。
チューブレスが出始めた初期の“ビードが上がりにくい”、“タイヤの脱着が大変”といったチューブレスタイヤのネガティブな部分をMAVICはより一層扱いやすくした事で、誰でも簡単で“走りが軽く乗り心地が良い”というチューブレス構造のメリットのみを汲み取る事に成功しているのです。
気になるホイールの実測値は1420g/ペア
「以前は登りを避けてきたんだよね」という方が今では「登りが無いと物足りない」と変わった!…というのはよくあります。
足回りの軽さの恩恵はレースのみならず、ツーリングといった週末のファンライドであっても“登りが楽しい!”と感じれば、度々行くようになり、走るルートの幅が広がり、そして更に変わっていくはずです。
そのあたりの“キッカケ”となる部分が沢山あるのが機材スポーツであるサイクリングの面白いところ。
話は機材に戻りまして、ハブにはMAVIC独自で開発した「Infinity Hub Platform」を採用した高い耐久性・メンテナンス性を誇る新型ボディを使用しております。
スポーク交換が素早く行える点や、ラチェットのメンテナンスが即座に行えるといった仕様はレース現場で鍛えられてきた製品を手掛けるMAVICならでは。
“走りが良い”だけでなく“長く良いコンディションで走ってもらいたい”
MAVICのホイール作りにはそのようなモノ作りの意志を感じます。
週間天気予報を見ると、晴れマークが目立つようになってまいりました!
夏本番に向けて、より一層快適に楽しく!バイクカスタムをご検討してみてはいかがでしょうか?
求める走りや、楽しむ環境やルートに合わせて様々なカスタマイズのご提案をさせていただいております。
お悩みの際はぜひスタッフまでご相談くださいませ。
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