2021.Feb. 1
春のライドシーズンに向けて是非この時期にこそ【オーバーホール】をお勧め致します!バイクの準備を万全にしておき、いつでも走れるように準備をしておきませんか?
オーバーホールの記事は以前にも何度か紹介させて頂いておりますので、今回はどんなことをしているのか写真を多め、文章少な目で作業内容を紹介いたします。

まずはフレームから作業を行っていきます。




第1段階でのフォームでのクリーニングを終えるとかなりきれいになります。通常はこれで十分きれいな状態を保てます。今回は年季が入った汚れがありクリーナーでは落ちないももありました。こびり付いた油汚れや水垢などです。

汚れに合わせてケミカルを使い分け、フレームをきれいにしていきます。クリーナー、パーツクリーナー、コンパウンドなど数種類を使い分け、新車のような輝きを取り戻してくれました。
シートチューブ付近にはこのバイクではない塗装のこびり付きがあります。このバイク以外の何かが当たった時についてしまったものでしょう。フェンスなどに立てかけたときにトップチューブ横に同じようなものが付くことがありますね。


メインフレームをきれいにしたのち、フレームに装着されているベアリングをチェック。【ボトムブラケット、ヘッド】

ヘッドベアリング、BBベアリングともに状態は良好。大切に乗られたのではないかと想像します。
次はコンポーネント等のパーツ類のメンテナンスを進めていきます。汚れを落とした後に、チェック&メンテナンスを行います。

汚れに合わせてクリーナーも使い分けます、チェーン、スプロケットなどの油汚れの強い部分はディグリーサーを使います。


ブレーキキャリパーの裏を見ると汚れがごっそりと体積しています。このような汚れは埃がたまったものが主になりますのでほとんどが水溶性の汚れで、強いクリーナーを使う必要はありません。

ブラシを使い隅々まで洗浄。水分をふき取りワックスをかけると蘇りますよ!

外したねじ類も、砂粒、油汚れなどたまっているので、この機会にきれい!



ボルト類だけでなく、部品側の雌ネジも同様にクリーニング。

デフォルトのリムテープはチューブの圧力によりニップルホール部分が伸びてしまっていました。長年使っているとこういうことも起きてしまいます、今回発見できてよかったです。このままだと部分が伸びたのちに穴が開いてしまいます。パンクの原因に。。。高圧対応のリムテープに変更いたしました。ご自分では普段見ないようなところも細かく確認することができますので、ぜひ、バイクを見させてください。

■コンチネンタルGP5000 TDF LTD ¥9,900 (税別¥9,000)

■CICLOVATION レザータッチ〈FUSION〉 ¥3,850(税別¥3,500)

今回ご依頼いただいたお客様は、体づくりの為に何か運動をしようと考えていたそうです。いくつもある選択肢の中でロードバイクを選ばれました。家を出たところからアクティビティーが始まり、かつ、ソロでも楽しめることより、このコロナ禍での密にならないアクテビティーであることがロードバイクの復活をされた理由の一つのようです。また新たにしっかりと乗ることを考えて【フルオーバーホール】のご依頼を頂きました。お選び頂いたバーテープ、タイヤがうまくマッチしてBLK/WHTの統一された雰囲気が非常にまとまって素敵なバイクに復活したのではないでしょうか!
オーバーホールの作業期間やご予算等などお気軽にスタッフまでご相談ください。
お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
2月1日より当面の間、毎週木曜日の定休日に加え第1・3水曜日(祝日は営業)を休業日とさせて頂きます。
詳しくはSHOPカレンダーにてご案内させていただきます。
ご不便をお掛け致しますがご了承の程よろしくお願い申し上げます。