2023.Dec. 12
ローリン Laurin ¥13,200-
前回ご紹介した「ウインポーラー Winn Polar」に続き、今回はより寒さに特化したモデル「ローリン Laurin」をご紹介します。
より寒い環境に対応し、ゆるポタやロングライドなどの強度を上げないライドにとてもおすすめなこのグローブ。
フィット感・利便性・防寒性を突き詰めた「ローリン」を深堀していきます。
ウィンターグローブは厚みがありすぎて操作性が下がってしまうことが難点。
ですがこのグローブ、他にはないフィット感により操作性を下げることなく思い通りのライディングをすることが出来ます。
つけるとわかる「フィットする」。着用品にはこの言葉を使えと、人それぞれの感性にあいまいな言葉に信用性を無くしてしまいますがご安心ください。
本物の「フィットする」です。
このフィット力の要因はインナーグローブとアウターグローブが1双になった「二重構造」になっていること。
ただ合体しているわけではなく、ズレの起きやすい袖口や指先などの適切な箇所のみを編み込むことによってインナーグローブにヨレが起きず、アウターとのズレも起きません。
しかし、アウターとインナーに隙間が生まれてしまいハンドルが握りにくくなるのでは?
と思いましたが、握ったときにアウターも追従してくれるパッド位置になっているのでグリップ力も高いと文句の付け所なし。
程よい厚みのパッドなので、冬のロングライドや ゆるポタにベストマッチ。
外気温だけでなく、ご自身のトレーニング強度によってオーバーヒートしないよう前回の「ウィンポーラ」と一緒に検討すると、自分に合ったグローブ選びの近道になるでしょう。
インナーグローブで「保温性と透湿性」を、アウターグローブではアウトドアご用達 GORE-TIXによる「防風性と握りやすさ」と用途を分けたプロファイルにすることで薄く軽量でそしてフィットする、この冬は「ローリン」1双で無双することができます。
ウィンターグローブあるあるとして固い袖口、厚い布地によって着用しにくく外すときにも腕がもげるのではと苦労してしまうこと。
この問題にも伸縮性の高いニット素材を採用することで、着用しやすく手首をしっかりと保温してくれます。
さらに、最も壁となる親指付け根から手のひらにかかる幅の広い箇所には、広がるよう逃げを作ることでスムーズに着用することが出来ます。
いびつな形状をしている手首にもフィットするよう、最も細くなる手とくるぶしの間にベルクロ位置が採用されているので、フィット力を上げながら血流を押さえつけることもありません。
このベルトの下には、先ほどのニット生地が下地につながっているので手首全体を触り心地良いままになっているのもポイントです。
対応温度帯は-5℃~0℃。関東圏であればどんなに寒くなっても対応することが出来るでしょう。
-5℃~0℃と聞くと使いどころがなさそうと感じますが、私はだいたい10℃ほどでも着用してホカホカで心地よく利用しています。(通勤や買い物などのゆっくり走行)
逆にトレーニング利用の方は湘南・三浦地域ではオーバースペックになる可能性があるので注意。
通勤通学はもちろん、ロングライドではこのグローブの良さが存分に発揮されます。
ご試着も可能ですので是非お試しください!
皆様のご来店をお待ちしております。