2021.Nov. 6
このバイクが1台あれば登りもある里山トレイルからガンガン下る常設コースまで何でもこなせてしまう。
まさに”All In One バイク”な STUMPJUMPER EVO
トレイルライドから常設コースまで幅広い用途で人気の高いバイクですが、本日は搭載されているギミックに注目してご紹介させて頂きます。
まずパッと見て分かるところはこちらのSWAT DOOR。予備のチューブなどを入れておくといざというときに非常に役立ってくれます。
さらに、以前の物と比べると15%容量が増えており、付属のSWAT Bladderには650mlの飲み物を入れておくことができるんです。
個人的にはチューブレス用のパンク修理ツールと念のためのチューブ、ディレイラーハンガー、携帯ポンプがあると安心かなと思います。
また、その日のライドボリュームによって補給食も入れておくと良いかもしれないですね。
そうそう!SWAT Bladderには『水』がオススメ!マウンテンバイクでは転倒してちょっとした擦り傷などを負ってしまうこともありますよね、そんなときに水を入れておけば傷口を洗い流すのにも役立ちます。
そして何より中を洗うことも考えると水がベターではないでしょうか・・・。
続いてはこちらのリンクシステム。
アフターマーケットの専用リンクに変更すればリアホイールが27.5インチ対応のマレット仕様に変化。前後異径ホイールのバイクとして生まれ変わります。
前後異径ってどう違うの?と思っている方もいるかと思いますが、前後のホイール径を変えることで得られる恩恵は結構あるんですよ。
バイクの全長が短くなり、細かいターンが連続するようなシチュエーションでの反応性が向上。重心を後ろに掛けやすくなるのでフロントアップなどの動作も楽に行えるようになります。
バイクを振って乗るようなアグレッシブライドがお好きな方にはこちらの方が良いかもしれませんね。
そしてそして最大の特徴とも言えるこちらのヘッドとエンドの機構ですが、
ヘッドはカップを入れ替えることで±1度の角度調節が可能。
エンドはホルストリンクのチップを入れ替えることでBBハイトがLo-Hiで7mm調節可能。
BBハイトを変えることで0.5度のヘッドアングル調整にもなりますので、63度から65.5度まで0.5度刻みでヘッドアングルの調整ができてしまうんです。
下り区間を高速に安定して楽しみたい場合にはヘッドを寝かせてBBハイトを低く。
漕ぎセクションも含めて機敏な操作感を求める場合はヘッドを立たせてBBハイトも高くセッティングするのがGOOD
ヘッド3通り・BBハイト2通り、全6通りのジオメトリー変更ができ、簡単な作業なのでお好みに合わせて変えてみたり、フィールドに合わせて変えてみても面白いと思いますよ。
■STUMPJUMPER EVO COMP
color : GLOSS CLAY / BLACK size : S3
メーカー価格 ¥495,000-
1台のバイクで様々なシチュエーションに対応でき、ライダーの好みに合わせてセッティングも変えられる変幻自在バイク。
以前、SPECIALIZEDの御厚意でテストライドさせて頂く機会に恵まれました。
ライドを通して特に感じられた、アグレッシヴライドへの対応力はトレイルバイクの水準を確実に引き上げており、その枠に収まらないギミックと最先端の設計が搭載されています。
トレイルシーズン真っ只中の今時期も楽しめて、よりアグレッシヴに走れるゲレンデシーズンも楽しみたい方はご検討してみてはいかがでしょうか。
テストライド当日は、絶賛キャンペーン中のLEVO SLとライドセッション。
MTBを通して感じる心身ともに自由な瞬間というのは共通ですが、時折バイクをスイッチしながらライドすると分かってくる両者の違いがとてもおもしろい!
どちらもイノベーティブなギミックで自身の限界値を引き出してくれたり、過去のライドとは全く異なるようなライドエクスペリエンスを楽しめますよ。
お客様の安全とスタッフの健康状態を保つ為、何卒ご理解とご協力の程よろしくお願いいたします。
2月より当面の間、毎週木曜日の定休日に加え第1・3水曜日(祝日は営業)を休業日とさせて頂きます。
詳しくはSHOPカレンダーにてご案内させていただきます。
ご不便をお掛け致しますがご了承の程よろしくお願い申し上げます。