2020.Aug. 1
数多くの勝利を重ねてきたレーシングバイクの大本命『TARMAC』が遂にモデルチェンジ。
爆発的な加速性を持っていた先代モデルに、エアロダイナミクスまでも手に入れ“全てを征する”と言われる『TARMAC SL7』
スーパーコンピュータを用いたフレーム形状試作とテストを何万回と繰り返し生み出された新型フレームは無駄が一切なく引き締まった印象を持ちます。
優れたエアロダイナミクスを生み出す上で重要な役割を担うコックピット。
一見するとエアロを極めた名作“VENGE”に似たステムですが、新型TARMACのために専用開発なされVENGEステムよりも軽量化されています。
VENGEにも肉薄するという優れたエアロダイナミクス。その差は45km/hの巡航で僅か2.5wしかないのだとか。
その上でVENGEよりも約400gも軽くなり、S-WORKSグレード完成車の重量は僅か6.7kgとUCI規則ギリギリの重量に仕上げています(56サイズ/ペダルレス)
上りも下りも平坦も。まさに“全てを征する”究極のオールラウンダーとなりました。
「VENGE」で勝利を量産してきたサガン、そして他を圧倒するキレ味鋭いアタックで魅了するアラフィリップが愛する「TARMAC」
ついこの間までは山岳か、平坦ステージなのかで使用機材を悩んでいた選手達も、新型『TARMAC』の登場で迷う必要がなくなったようです。
超級山岳こそありませんが、我々ホビーライダーにとっても究極進化を遂げたTARMACの特性は大きなメリットをもたらします。
複数台バイクを所有しなくてもヒルクライムやエンデューロレースをこの1台でベストタイム更新を狙えるわけです。
新型TARMACの魅力的なラインナップはまた次回ご紹介いたします。
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