2020.Mar. 6
ワールドツアーの最前線で戦い快進撃を続ける【 Team Jumbo-Visma 】が使用するBIANCHI のバイクには、オールラウンドなレーシングバイクであるORTRE XR4 、剛性をよりマイルドに調整し幅広いライダーが性能を楽しめる OLTRE XR3 、軽量クライミングバイクの SPECIALISSIMA が存在します。
ORTLEシリーズ 、 SPECIALISSIMA ともにレーシングバイクとしての完成度の高さが秀逸なので、この2枚看板が注目されることが多いです。
しかし、BIANCHI のラインナップにはエンデュランスジオメトリーでライダーのストレスを抑えつつパフォーマンスを引き出してくれるバイクがあります。
ロングライドを楽しむホビーライダーに最適なバイクですよ。

■ INFINITO XE DISC 105
Cheleste/Black Full Glossy 53サイズ
¥298,000-(税抜)
INFINITO は BIANCHI のロードバイクの中でも、特に快適性を重視したモデルに位置づけられます。



フレームマテリアルに振動減衰素材【 COUNTERVAIL 】を使用した上位モデルの INFINITO CV と違いこちらは使用していません。
ですが、フレームの剛性バランスを見直し、縦方向に扁平したトップチューブや細いシートステー、フレーム接合部のオフセットなど優れた設計力でコストパフォーマンスに優れたエンデュランスバイクを作り上げることに成功しています。

後方にベンドしたフロントフォークは BIANCHI のラインナップでも他には無いINFINITOだけの特徴です。
前方からかかる衝撃や負荷に対して後方へのしなりを最大限活かし、高速域での安定性を高めてくれます。
フォークの設計において、安定性と相反する操縦性も損なわない設計といえるでしょう。
ハンドリングとスタビリティが秀逸なバイクの筆頭格 PINARELLO のONDAフォーク程ではないですが似た形状ですね。

2014年のツールドフランス第5ステージにおいて過酷な雨のレース(石畳セクションもありました)を INFINITO で圧巻の独走勝利をメイクしたラース・ボーム選手も「このバイクは安定感が素晴らしいんだ。」とバイクについて言及していました。
実際に使用していたのは上位モデルであり、COUNTERBAILの効果も多分にあると思いますが、フォークの設計も勝利を後押ししたのではないでしょうか。
レース当日、起床してカーテンを開けると雨降りの朝。
思わず笑みがこぼれ、「今日は俺の日だ!」と勝利を確信したそうです。



エンデュランスミドルグレードとして、これからロードバイクデビューを控えている方から、エントリーのアルミバイク → カーボンバイクへ乗り換え検討中の方まで幅広い方に扱い易く乗って頂けるバイクです。
徐々に気温も上がっていきロングライドを楽しむには良い季節に入っていきますね。
このバイクで思いっきり楽しんで下さい。

フレームマテリアルに COUNTERBAIL を埋め込んだ INFINITO CV は抜群の快適性とINFINITO XE 以上の「高速域、少し荒れたアスファルトでのスピードの伸び」を体感して頂けます。
トップライダーも認める優れた安定性にレーシングバイクとしてのレスポンスの良さが合わさりクラシックレースの勝利も狙えるバイクですよ。

OLTRE XR3 との違いが気になる方もいらっしゃると思いますが、INFINITO XE との違いは COUNTERVAIL の有無だけではありません。
INFINITOシリーズ の方がホイールベースやチェーンステイ長、ヘッドチューブ長を長くとっています。
INFINITO はアップライトなポジションによる快適性と直進安定性を重視し、OLTRE XR3 はバイクの応答性やレーシングなポジションにも対応できるよう調整されています。
INFINITO XE と OLTRE XR3 は実車が店頭にございますのでビジュアルや細かい部分など是非見比べて下さい。
ライダーの乗り方やシチュエーション、体力レベルなどによってどちらの車種がオススメなのかスタッフが御案内させて頂きますのでお気軽に御相談下さいませ。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。