2020.Feb. 2
以前に紹介させて頂きましたSPECIALIZEDの【TURBO CREO】ですが、しっかりと試乗が出来たことと、メカ的なことを学ぶ機会に恵まれましたので、改めて紹介をさせて頂きたいと思います。
試乗ルートは【市街地】、【ダート】、【登り】などがミックスされた20㎞程のルート。
以前に市街地を少しだけ乗る機会があったのですが、その時もアシストの自然なフィーリング、モーターの音が気にならないくらいの静粛性など本当にすごいと思っていました。
しかし、今回の多くのバリエーションを持った試乗ルートを走ったことにより、今までの感動が薄れてしまうほどの更なる感動体験をすることとなりました。

まさに【いろいろな垣根が取っ払われる】のです。
■様々なライドレベルの方の間にある垣根
■男女の体力、筋力差にある垣根
■ベテラン、初心者の間にある垣根
■スポーツバイク経験あり無しの垣根
など上げればいくらでも出てくるような様々な垣根をいとも簡単に取っ払うことができるということを改めて実感できました。
【市街地】
信号からのスタートで巡行速度まで乗せることが本当に楽、足の重さをシューズにのせるくらいの感覚でペダリングをしていると、あっという間に25㎞/hほどの速度に。アシストの切れ目がわからないくらいに自然。
それ以降は自分の足で推進力を出すわけですが、基本性能が高いおかげで普通のロードバイクと同じような感覚で巡航速度まで乗せることが出来ます。
アシストの効いている24㎞/hまで筋力をほぼ使っていないことが大きなアドバンテージに!ちなみに市街地では【ecoモード】で十分であり、なめらかな走行をすることが出来ました。
【ダート】

河川敷沿いのダートエリアへ来ました。ここでも新たなに【TURBO CREO】の良さを感じることが出来ました。
ダートの転がり抵抗はそれなりに大きいものでしっかりとペダリングしないと前に進まないのですが、アシストのおかげで気持ちよくスルスルと走ります。
路面からも振動もあるのでいたずらにスピードを求めようとすることはなく、アシストがきいている範囲で十分気持ちよく走ることが出来ました。ダート向けパーツアッセンブルの【EVOシリーズ】であればさらに路面の凹凸に値する余裕がありその気にさせてくれることでしょう!
また、フォークコラム部に【フューチャーショック2.0】が搭載されており、路面からの振動を吸収してくれるので、走りやすいところへのラインチェンジが比較的自由にできて、より安定感のあるライドが可能。

ダートエリアを終え、山の近くまでやってきました。平坦ではグループの全員ロードに近いようなペースで走っていきます。
【登り】

坂を上り切ったときに気が付いたことがありました。
今回のメンバーの中では、走力の差もあれば、ビンディングの人も、フラットペダルの人もいましたが、全員が同時に山頂に到達したのです、しかも誰も息を切らさずにです。「垣根が取っ払われたとはこのことです」
この体験はサイクリストがE-BIKEに乗ったらどうなる?ということではなく。スポーツバイクに乗ったことのない方や、色々な理由でペダルバイクに乗っていなかった方もこれなら楽しめると思いますし、サイクリストの方たちも自分で考えたこともなかったような楽しい遊び方が出来るのではないでしょうか。

メカを触ったときの感動はまた次回お伝えしたいと思います!