ROAD


【新型SPECIALISSIMA】スタッフ インプレッション!!

2024.Mar. 26

先日、BIANCHIが展開する”次世代のオールラウンドバイク”「SPECIALISSIMA」の販売店スタッフ向けに行われた試乗会へ行って参りました!

まずは、昨年モデルチェンジを果たした「3代目SPECIALISSIMA」は単に乗り味だけをこだわったバイクではないというところからご紹介!

 

美しいタッチで描かれたSPECIALISSIMAは、スポーツバイク界の中で最も名誉のあるデザイン賞の一つ、ドイツ出版社41publishingから贈られる「デザイン&イノベーション賞」を受賞しています。

実際に見てみると、少し前にエアロハイパーバイク として生まれ変わった「OLTRE」から空力性能を引き継いだ綺麗なラインがトップチューブとダウンチューブに見受けられ、BIANCHI独自の世界観を感じる、とても美しい造形になっていました!

 

130年以上歴史のあるBIANCHIは、バイク自体の性能は勿論のこと、このようにイタリアンテイストの創造性、つまり”美学”も追求して設計しています。

 

世代を超えても愛され続けられているのは、他ブランドと被らない唯一無二の”BIANCHIらしい美しさ”があり、ライダーの所有欲を満たしてくれるからでしょう!

 

 

お次は実際に試乗したときのインプレッション!

 

先代モデルのフレームタイプは1つだったのに対し、 新型SPECIALISSIMAは「RC・PRO・COMP」の3つに分かれています。

SPECIALISSIMA RCのみノンドライブサイドのロゴは”BIANCHIレーシング部門”を意味する「REPARTO CORSE」

■SPECIALISSIMA RC

UCI ワールドツアーで戦うチーム アルケアが使用している「SPECIALISSIMA RC」。

 

ステム一体型ハンドルが取り付けられ、体格に合わせてチョイスできるように、ハンドル幅380〜440・ステム長90〜130、計16サイズ展開があります。

 

バイクのレスポンス向上に加え、極限まで軽量化をするため、先代モデルに搭載されていた振動除去システム”カウンターヴェイル”を使用していません。

レスポンスの早さ・軽さは登りで絶対的なアドバンテージになります。

しかし、今回大きく生まれ変わったSPECIALLISIMAは、先代までの「クライミングバイク」というカテゴリーには収まりきりません。

 

2代目まではハンドル周り・シートポストは一般的な規格でカスタム性に優れていたのに対し、 今回の「3代目SPECIALLISIMA 」は、OLTREからインスピレーションを受けて設計されたエアロダイナミクスを生かして、 ”ステム一体型ハンドル・カムテール形状シートポスト”を使用し、”軽量とエアロ”を兼ね備え、「究極のオールラウンダーバイク」となっています!!

こちらのグラフは世界トップレベルのクライマーが、勾配何%から”BIANCHIが誇るエアロロード”「OLTRE」より高速で走れるかを表しています。

アマチュアレーサーの場合は、このグラフの数値よりも更になだらかな勾配から「OLTRE」の性能を上回るという数値が出ています。

 

前作までは登りでの攻略法は「軽量」の1つでしたが、今作は「軽量」に「エアロ」が加わり、緩やかな勾配でもバイクの特徴が出て速く走れるようになっています。

 

試乗会は三浦半島エリアではお馴染みの”あのトレーニング場所”で行われ、私の持っている同じカテゴリーの「オールラウンドバイク」と比較しながら走りました。

大きく差を感じたのは、登りの入り。

カッチリとした乗り味で初速が速く、緩やかな坂では全然スピードが落ちずに伸びを感じました。

さらに勾配2、3%ではまだまだ加速し、急勾配になっても初速を使ってペースを落とさず登り続けることができました。

 

このバイクを「1番生かせるレースは何か」と考えた時に、すぐに思いついたのが「富士ヒルクライム」。

「富士ヒル」のような緩やかな勾配が続くレースでは、トルクをかければグングン進み、トレインを組むことができれば、周りのライダーに比べて人一倍足を溜められ、ラストスパートに備えることができます!

 

■SPECIALISSIMA PRO

世界トップレースで使用されている「RC」と同じフレーム形状をして、3つのラインナップの中で唯一BIANCHIが誇る”カウンターヴェイル”が搭載されているモデルです。

 

「RC」と比べてフレームマテリアル・コンポーネント・ホイールに違いがあります。

運よく会場にパヴェを彷彿とさせるエリアがあったので走ってみたところ、何ともマイルドな乗り心地。

 

ここまでのコンディションではないものの、 長い距離を走ると綺麗な路面ばかりではなく、舗装はされていても多少なりと凸凹があるかと思います。

 

”カウンターヴェイル”の力は物凄く、路面の凹凸から伝わってくる微振動をフレームの素材のみでかき消し、足や腕への負担が格段に減らしてくれます。

 

BIANCHIユーザーが、口をそろえて「”カウンターヴェイル”のおかげでロングライドが楽になって遠くまで走れるようになった!」と言う理由が本当によくわかりました!

 

RC譲りの「軽量・エアロ」に加え、乗り味がマイルドになる”カウンターヴェイル”が搭載された「SPECIALISSIMA PRO」は、“3つのモデルの良いところが全て詰まったバイク”と感じました。 これは多くのライダーが気になるバイクではないでしょうか!?

 

 

■SPECIALISSIMA COMP

一番お求めやすい価格で、「RC」と同じ形状を持ち、エアロを体感できるモデルです。

 

パーツは今後のカスタムを前提とし、比較的価格も抑えた仕様になっています。

ハンドルはステムと別体となっているため、RC・PROに装備されているステム一体型ハンドルに変更や、ハンドルを自身の好みのものに交換できるなど、カスタム性に優れたバイクとなっています。

 

また、BIANCHIの象徴”チェレステカラー”のラインナップがあるのは「COMP」のみ。

老若男女問わず愛されるこのカラーはやはり人気があります!

実際に試乗してSPECIALISSIMA全てのモデルにコーナリングの安定感を感じました。

それは、フレーム形状の特徴として、バイクのフロント・リアの重量バランスにこだわっているようで、他のバイクに比べて”ややフロント側”に重心を置いていることで、コーナリングが安定するそうです。

 

眺めのいい景色を目指して頑張って登った峠。しかし帰りが怖くてかなり時間をかけて下ったなんて経験はありませんか?

コーナリングの安定性は大事で、安定することでブレーキングに余裕ができ、リラックスした状態で下ることができます。

下りの恐怖心がなくなれば、また達成感を得るために登りたくなりますね!

 

世界の第一線で戦っている「RC」に似た安定性・加速性が味わえるので、初めてのバイク選び・エントリーバイクからの乗り換えを検討している方にはオススメです!

 

 

私はSPECIALISSIMAを手に入れたら、勾配5%前後が常に続く「椿ライン」で、

前半は淡々と登り、終盤は全力でもがいてタイムアタックをしたいです!

一度登ったら楽しくて病みつきになること間違いなしです(笑)。

 

試乗した時のフィーリングを全てはお伝え出来ていませんので、気になる方はご気軽にお問い合わせください!



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