2023.Aug. 12
常に革新的なコンポーネントを開発しているSCOTT傘下ブランドSYNCROS。
そのSYNCROSから世界最速のホイールが発表されました!!
■CAPITAL SL Rimheight 40mm Weigt 1170g ¥847,000-(税込)
■CAPITAL SL AERO Rimheight 60mm Weigt 1290g ¥869,000-(税込)
このスペックを見て何故このリムハイトでこんなに軽いの?と頭がハテナだらけになりました。
調べていくとその秘密は作業工程にあるようで、最速を求めて新たに開発された技術によりニップルを使わず溶着されているからでした。
つまり本当に必要なパーツしか使用しないで製造しているので、剛性を上げつつ無駄な重量と風を受ける面積を一気に排除できるということですよね。
塵も積もれば山となるとはまさにこの事で、一体成型されていない他ブランドのフルカーボンホイールと比較すると少なくとも70gは軽量化出来ているのではないでしょうか。
さらに軽さ・回転・歯のかかり・メンテナンス性の欲しい機能が全て揃っている最高級ハブ「DT SWISS 240EXP」がカーボンハブシェルなしで挟み込むように接着されています。
走りが極端に特化しているハブも素晴らしいとは思いますが、雨で濡れたあと中に水が浸入していないか不安になった時にセルフで確認できることがすごく大切で安心できます。
リムハイトが高ければ必ずしも平坦で速く走れるのかというと、そうではありません。
今までディープリムを使用した事がある方にはイメージしやすいかもしれませんが、幅が薄くて高さのあるリムで走ると向かい風の時は風を切り裂くように速く走れます。
しかし横風を受けた時に不安定な挙動が生まれ上手くペダリングができず失速に繋がってしまいます。
以前使っていた内幅21mmのディープリムホイールで走った時の横風による「挙動」の無さは今でも忘れることができません。
なぜディープリムなのに横風を受けにくいのかというと、ワイドリムだからです。
ワイドリムになればなるほどタイヤとリムの形状が丸くなり、横風を面で受けにくくなるので、層流剝離を抑えることができ風を後方に綺麗に流してくれます。
一見太くなるから風の抵抗が増して遅くなるのではないかと思うかもしれませんが、過去の経験からSYNCROSの考えに物凄く共感しています。
幅の広いタイヤを組み合わせることで、空力のみではなく路面抵抗も少なくなりますし、
フックレスリムを採用する事でより低圧にセッティングすることも可能となります。
ということは、地面からの突き上げを軽減できるため乗り心地はマイルドに。
疲労が蓄積されにくくライド終盤でも足が残って、今まで疲れて”もがけなかった”ところが、”もがける”ようになるかもしれません!
※フックレスリム対応の28c以上のチューブレスタイヤを装着する必要があります
※最大空気圧72.5psi(5ber)
エアロと超軽量は相反する存在だというのに、異次元のクオリティのCAPITAL SL/CAPITAL SL AEROは今後間違いなく名作と言われるのではないでしょうか。
134号線をはじめとする平坦な道が多くある湘南地域を走る私たちにとってエアロ性は捨てようにも捨てられません。
そこから丹沢や箱根など軽さあればあるほど有利になる峠を登りに行くと考えると、このホイールは私たちのライドを楽しくしてくれること間違いなし!
今まで35mm以上のハイトを履いたことがないという方にはセミディープリムでオールラウンドのCAPITAL SL。
セミディープリムを既に使用している方や、平坦基調の道を多く走る方は尖ったCAPITAL SL AEROを選択するのがオススメ。
私はセミディープリムを持っているので、椿ラインや富士スバルラインのような、なだらかでエアロが必要な長い登りで周りの人と差をつけるために、CAPITAL SL AEROが喉から手が出るほど欲しいです(笑)。
超軽量、エアロ性、高剛性、快適性、メンテナンス性。挙げられる欲しいもの全てが揃っている夢のようなホイールは当店でご予約絶賛受付中!!
ご予約期間は8/18(金)までとなっており、本数次第で締切日前に受付終了になる可能性もございますので、ご注意ください。
気になる方はお気軽にご相談ください。ご来店をお待ちしております。