2019.Sep. 2
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先日、ふじてんMTB PARKで行われたSPECIALIZEDのMTB試乗会。
当初は一日雨予報でしたが、到着するとパラつく雨もすぐ収まり問題無し。
路面が程良くシットリした走りやすいコースコンディションでした。
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なんといってもNEWリリースされた『EPIC HT』、『ENDURO 29』の2車種は試乗待ちが出来る程の人気。
期待の高さも窺えますね。
まずは『S-WORKS EPIC HT CARBON SRAM AXS 29』に試乗。
フレーム単体の重量が700g台、完成車の仕様で8kg後半というロードバイクに匹敵する領域に仕上がっています。
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アッセンブルされている『SRAM AXS』の無線変速もレスポンスよく反応してくれます。
変速操作によるフリクションというものがそもそもないので、シビアなシフティングが求められるXCレースでのメリットは大きいのでは?
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ボタン操作が独特なタッチでしたが、駐車場で軽く操作してコースインする頃には自然に操作できるようになっていました。
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なるべくEPICのキャラクターが活きるコースセレクトで行ったテストライド。
最初の印象は、バイク自体の圧倒的軽量からくる、加速のスムーズさ。
そして、なめらかなターンが連続する『マティーズループ』を走行した時の想像以上に気持ち良く曲がってくれる感覚が本当に楽しかったです。
ジャンプセクションでのコントロール性もよく、楽しく速いハードテイルでした。
森の中で楽しみながらトレーニングライドするも良し、コンペティティブに自分の走りを研ぎ澄ます相棒としても頼れるバイクですね!
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そして一番のお目当て。
『S-WORKS ENDURO CARBON 29』
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用意されたサイズはS2とS3の2種類。
新しいENDUROは、Style-Specific Sizingというシステムを採用しており、シートチューブとスタックの高さがサイズ間で大きく変わることがありません。
「この体格だからこのサイズ。」という訳でなく、振り回しやすい味付けで乗りたい、高速域で安定性が欲しいなどライディングスタイルや、ライダーのシチュエーションによってラインナップの中から適したサイズを選べます。
実際に身長160cm台の方が試乗して、大きいサイズのS3で良いフィーリングがあったとおっしゃられる方もいましたよ。
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リアユニットは以前のモデルに比べかなり低い位置に取り付けられていますね。
最初のテストライドはS3サイズ。
跨った瞬間から、ドッシリとしたダウンヒルバイク並みのオーラに正直気圧されました。
「このバイクを乗れるのか!?」と思ってしまうくらいでしたが、コースインした後にこの考えは杞憂だったと思い知らされます。
チョイスしたコースはふじてん随一のフルサスバイクが活きるコース「ノーティーボーイ」。
低重心からくるバイクの安定感は凄まじく、コーナーリング中に通過する木の根や溶岩石を飲み込むように駆け抜けていく瞬間、驚きと笑いがこみ上げてきました。
続けざまにS2サイズで走行。
上記の安定感、走破性はそのままによりナチュラルにバイクをコントロールできる感覚が際立っていました。
両サイズに言えるのは、バイクの上でアクションを起こしやすく車体を倒してダイナミックに駆け抜けるライディングで異次元の安定感、安心感をもたらしてくれますね。
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世界最軽量の市販ハードテールフレームをベースにシャープなライディングが楽しめる『EPIC HT』
抜群の安定感で過酷なコースを最速で駆け抜けられる『ENDURO 29』
あなたはどちらで楽しみますか?
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