2023.Aug. 15
ジリジリと照り付ける日差しが厳しくいよいよ夏本番といった今日この頃。
夏と言えば冒険、冒険と言えば山、山と言えばマウンテンバイクです。
ということでひと夏の思い出作りにおススメの一台をご紹介します!
■SCOTT SCALE 965 / BLUE / Mサイズ ¥228,800-(税込)
MTB界のマラソン競技、クロスカントリーを得意とするアルミフレームバイクです。
このクラスはMTBの中で最も漕ぎにフォーカスされているので街乗りでも使いやすいのが特長です。
フレーム設計は世界選手権で戦うカーボンフレームのSCALE RCとほぼ共通、完成車重量では数Kg差とパーツスペックを考えればかなり優秀な部類です。
程よく短めなリヤセンター長のおかげで扱いやすく、下りでも乗っていて楽しい味付けになっています。
ロードバイクでも採用されているヘッドチューブからケーブルを内装するシステムが目を引きます。
見た目がスッキリするだけでなく、ケーブルを枝に引っかけるなどのトラブル防止にもなるので、木々の間を抜けていくようなシングルトラックでも安心です。
私はフィールドで担ぎあげた際に特に引っかけることが多くて・・・そのリスクが減るのはGOODだと思います。
ドライブ周りはシマノSLXのミックスで構成されていて走り出しに十分のスペック。
UDH対応なので更に最高を求めるならAXSトランスミッションがインストールできちゃいます。
反応が良いのはもちろん、限界に迫るクライムでトルクを掛けながらでもビシッと変速が決まるのが電動コンポの良いところです。
フォークはXCでは王道の長さの100mmストロークのROCKSHOX Judy Silver。
XCレーサーらしく手元でロックアウトの操作が可能なリモートシステム付で、ペダリングロスを極限まで減らすことができます。
ボトルケージ用のダボ穴が2か所設けられているのは細かいながらも外せないポイントです。
今時期は特に、ある程度の距離を走るならダブルボトルは必須ですね。
クリアランスを考えるとサイドローダーのケージがおススメです。
このバイクが輝くのは登りと下りが複合された里山トレイルやフォレストバイクのようなパークでしょうか。
登りでは体力を温存しつつ軽快に、下りはバイクの性能をフルに使い切る感覚はXCバイクならではの楽しみですね。
普段使いはもちろん、タイヤの転がる音を感じながらゆったりと走る林道ツーリングも楽しいですよ。
店頭にて展示中の車体はMサイズ、適応身長は160cm~175cm程度が目安でしょうか。
実際のサイズ感はお気軽にスタッフまでお声掛けください!
イメージする遊び方からピッタリの一台をご案内させていただきます。