STAFF RIDE


【 スタッフライド 】天空の道で晩秋ライド

2020.Nov. 3

今月のはじめに走った壮大な八ヶ岳のフィールド。

景色、走り応えともにとても満足感の高いライドでしたが心のどこかに謎の

モヤモヤ感が...

数日後にモヤモヤの正体に気付きました。

今年まだ紅葉を見れていないんです...

 

八ヶ岳でやり残したミッションを完遂するために、目指したのは【 渋峠 】

群馬県と長野県の県境に位置し、一般国道292号によって開通している日本全国の国道の中で最も標高が高い地点( 頂上は2172m )を通ります。

午前10時に「 道の駅オアシスおぶせ 」からスタート。

同行した系列店スタッフは ROUBAIX でちょっとしたグラベル区間もズンズン進んでいきます。

この日はライド終盤に、荒れた路面や長いダウンヒルが待ち受けていたので FUTURE SHOCK によるフローティングの効いた走りの恩恵がとても大きかったようです。

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研ぎ澄まされたジオメトリーとフレームの作り込みが光る【 DOGMA F12 】

革新的なギミックによるスムースな走りの 【 ROUBAIX 】

 

バイクを作り上げる際のアプローチは違えど、ダウンヒルを存分に楽しめる両車体は、下りの快感を求めるコアなライダーに是非おすすめです。

一方で、ダウンヒルが苦手な方にとっても、安定感やコーナーワークのサポートによって余裕を生み出してくれますよ。

 

「北信濃くだもの街道」のリンゴがたくさん実った農園地帯を進み、大前須坂線(県道54号)へと合流します。

この時点で、気温は15℃付近まで上がり、勾配も3%~5%がずっと続くのでじっとり汗ばんできますが、山岳地帯特有の変わりゆく気候の中で、1時間後、2時間後には全く気候条件が異なることも十分あり得ます。

温泉地で有名な万座方面へのクライミングをこなしていきます。

この辺りから勾配が7~8%になり、木々も徐々に色づき始めて標高が上がっていることを実感します。

移り行く木々の色合いと時折訪れる開けた景色を楽しみながら、九十九折りを登っていきます。

道中の「湯峰公園展望台」で雄大な景色を眺めながら、頬張るおやつは欠かせません。

展望台を越えてから、気温も一桁まで下がると同時に、真っ赤におめかしした木々が姿を現し始めました。

紅葉に包み込まれるような雰囲気の林道を堪能しながらのクライミング。

不思議とペダリングが少し軽くなります。

この時点で、満足度は非常に高いですが自分が想定していた以上の心が揺さぶられる瞬間がいくつも待ち受けていました・・・

県道112と県道466の分岐を右方向へ進み、下り基調の背が高い木々は一切ない道が続く「毛無峠」を走ります。

久々の下り区間と右手に見える雄大で奥深い大自然の光景のコンビネーションに、「このために登ってきたんだ・・・」と笑みがこぼれてしまいます!

終着点は、別の惑星に行き着いたかのような荒涼とした世界。

ゆっくり堪能したかったのですが、周りに雲が立ち込めて気温も下がってきたので来た道を引き返し、先程の分岐を左へ進みます。

数日前に降ったという雪が道路脇に残っていました。

しっかりとウェアを準備しなければ体温が容赦なく奪われていき、ライド完遂に向けて大きな支障をきたします。

何より、寒さに凍えた状態のライドでは楽しくありません。

今回のライドは、気温一桁の冷たい空気に包まれた中でのライドを見越して、ASSOS のWINTERコレクション【 MILLE GT JACKET WINTER 】 にニュープロダクトの【 WINTER SKINLAYAR 】をチョイスしました。

前面に100%防風素材 NEOS Mediumを使用、背中の上部と袖の外側には、4方向のストレッチ性を持つ軽量素材 NEOS Light を使用しており、発汗による水分を素早く外に逃がしてくれます。

背中下部と袖の内側はRXフリースにより、あらゆるライディングポジションに対する快適なフィットを実現しています。

防風、保温、汗の処理、着心地・・・求められる幾つもの性能を、妥協なく一つのプロダクトへ落とし込んだウェアが厳しいシチュエーションでのライドを楽しさへ昇華してくれます。

新たに加わったベースレイヤーの【 SKIN LAYAR 】は、速乾性と抗菌作用に優れた独自のカーボンファイバー混紡繊維を採用しています。

肌を優しく包み込むような軽やかな着心地に仕上がり、今季の冬ライドを陰で支えてくれる頼もしい存在です。

【 WINTER GLOVES 】+ 【 SP/FA LINER GLOVES 】で走行シチュエーションによる温度変化にも対応できるよう、身体の末端への防寒対策も抜かりなく。

グローブがいったん汗で濡れてしまうと構造上、乾くまでに時間を要するので、いざ保温力が欲しい時に機能してくれないという事もなく、程よい厚さがバイクの操縦性も犠牲にしません。

気候の変化しやすいフィールドでのライドこそ、ウェアやアクセサリーによる細かな温度調節が重要ですよ。

標高2000mを越えてからの、慣れ親しんだローカルの道からかけ離れた別世界にいる様な光景の数々に圧巻されつつ「日本国道最高地点」を目指します。

遂に、「日本国道最高地点」へ到着!!

達成感を噛みしめた後は、ウィンドシェル着用と軽い補給を挟み、下りの準備を整えて群馬側から長野側へ下山します。

この日一番の寒さを感じる一時でしたが、赤く色づいた山並みや道路の左右が紅葉で溢れた道の向こうから差し込む西日の光に吸い込まれていくような極上のダウンヒルを味わえて、ライド終盤まで心が揺さぶられっぱなしでした。

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【 山岳コース × DOGMAF12 】最高の組み合わせです!

下った後は、麓にある食堂にて「肉丼定食」をオーダー。

ボリューミーな肉丼にキノコの出汁が効いた暖かな味噌汁が冷えた身体に染み渡ります・・・

総走行距離は100km未満と控え目でしたが、内容の凝縮された非常に満足度の高いライドになりました!

次はどんなライドにでかけようかな・・・

 

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