GROVE鎌倉

ROAD -ロード-


2019.Jul. 30


みなさん7月6日~28日は寝不足の日々が続いたのではないでしょうか。

蒸し暑さのせい? 夏の夜の蚊にお悩み?

それもあると思いますが違います。

世界最高の自転車ロードレース『ツール・ド・フランス』が開催し、先日フィナーレを迎えました。

日本時間では夜の放送なので寝不足気味な方も多いはず。

全21ステージ、3週間のハードなレースを総合成績1位でゴールしたのはエガン・ベルナル(Team INEOS)。

見事マイヨジョーヌを獲得し、史上初のコロンビア人によるツールドフランス優勝というメモリアルな大会になりました。

チームメイト達に祝福されながら最後のゴールを迎えます。

前年度覇者ゲラント・トーマスの姿もありますね。

トーマス自身も総合成績2位に入り、Team INEOSで1,2フィニッシュ!

振り返れば今年もというべきか、大会前から混沌とした第106回ツールドフランス。

マイヨジョーヌを通算4度獲得している、クリス・フルーム(Team INEOS)

が大会前の6月に大怪我をしていしまい不参加。

選手生命も危ぶまれましたが、現在は笑顔で片足ローラーする映像を公開するなど、復帰に向けて順調なようで安心です♪

他にも、覚醒したジュリアン・アラフィリップ(Deceuninck-Quick Step)の長期にわたるマイヨジョーヌ保持。

第19ステージ時点で総合5位だったティボ・ピノー(GROUPAMA – FDJ)が落車による影響で唐突な涙のリタイア。

選手達の人間模様や喜怒哀楽がギュッと詰まったドラマチックな展開はロードレースの醍醐味。

時に残酷で儚くも美しい魅力があります。

ツールの前半は静かな展開だったTeam INEOS。

PINARELLO DOGMA F12を駆り、終わってみれば貫禄の表彰台1位と2位を獲得!

新型DOGMAはトーマスとベルナルのダブルエースを最高のステージで最高の結果へと導きました。

Team INEOSによってDOGMA F12のポテンシャルが証明された瞬間。

ちなみに3位のクルシュウィックが使用するBianchi Oltre XR4も気になるバイクですね。

最高峰のレースを制した『DOGMA F12』

もちろん当店に入荷予定がございますよ。

■DOGMA F12 DISK FRAMESET ¥700,000-(税抜)

カラー:GALAXY BLUE

サイズ:465㎜と515㎜

フレームセットで1セットずつ入荷予定です。

吸い込まれそうなブルーが何とも言えない魅力を放ちますね!

具体的な入荷時期などは未定ですが、ご不明な点などあれば是非ご相談ください。


2019.Jul. 23

新型SuperSix EVOに続きCAAD13もテストライドをさせて頂きました。

先代モデルであるCAAD12でも充分金属フレームとは思えない程の軽量さとスムーズで抜群の乗り心地。

「最新規格へのディスクブレーキ化以外にまだ進化できる所があるのか??」

ルートや路面コンディションはEVOと同じ。単純に“EVOとの乗り比べ”という意味でもどこまで違うのかワクワクしながらのスタートでした。

「13」

不吉な番号と言われるこの数字は欠番になる事も多く、自転車レースで「13」に当たる選手はジャージのゼッケンを逆さまに付けて走る姿もあったりします。

「アルミニウムの原子番号が13」

アルミフレームのパイオニアであるCANNONDALEはこの番号を「ラッキーナンバー」として特別な気持ちで開発がスタートしたそうです。

■CANNONDALE CAAD13 Disc Force eTap AXS

今回試乗させて頂いたのはフラッグシップモデルであるSRAM eTap仕様のCAAD13。

つまりはCANNONDALEがCAAD13でやりたかった性能が全て引き出されたモデルでもあります。

シャンパンゴールド色のフレームとNEWロゴが相性良くとても上品なルックスですね。

EVO同様に長めのヒルクライム。淡々と登り続けた後に平坦&下りの高速セクションが現れます。

一言で言って「とんでもなく良いアルミバイク」

乗り出してすぐに体感できるレベルで進化を遂げています。

今までの“SAVE”形状は影を潜め、全く違う形へと進化。

代表的な部分がこのリアバックです。EVOやTOPSTONE CARBONと同じくシートチューブを積極的に“しならせる”構造へと変化をしています。

その“しなやかさ”はSYNAPSE CARBONに迫る数字なんだとか。

通りでシルキーな乗り味なワケで、アルミフレームである事を忘れてしまう程。

45mmハイトのKNOTカーボンホイールがエアロ化されたフレームと相性が良く、ハイスピードの伸びがまるで違うと感じました。

大幅な形状変更はエアロ化が進むだけでなくこんな所も。

アルミフレームにも関わらずシートクランプが見当たりません。

EVOやSYNAPSE同様シートチューブ内側より固定するタイプへなりました。

より一層シートポストの“しなり”を生かせるシステムとなっています。見た目もスタイリッシュ。

28cタイヤがアッセンブルされてきます。

エアボリュームがあり乗り心地&トラクションが抜群。

DISC仕様モデルでは30cまで対応できるようなので様々なシチュエーションに対応でき、楽しみの幅が広がりますね!

フェンダーを取り付けられるダボ穴があり雨の日のトレーニングに使うセカンドバイク、または通勤バイクとしても超優秀です。

さすがに切れ味はEVOに勝る事はありませんが「本当にアルミフレームなのか」と疑う程ポテンシャルの高いバイクです。

アルミフレームの可能性を極限まで高めた「CAAD13」

CANNONDALEの本気度がひしひしと伝わって来る名作です。

 

 

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2019.Jul. 19

『TOPSTONE CARBON』を皮切りに続々と発表されたCANNONDALE新型バイク。

中でも『SuperSix EVO』発表まもなく『CAAD13』新型発表というのは衝撃的でしたね。

先日私たちショップ向けに行われた展示会にて3モデルを試乗できるという貴重な機会を頂きました。

コンディションは小雨パラつく天候。

勾配4~5%の長い登りが終わるとしばらく続く平坦&下り。

路面はひび割れ、その上ウェットコンディション。

「この上ない絶好の試乗コンディションじゃないか!」というのが率直な感想です。

高速巡航だけ良くても×、登りだけ良くても×、乗り心地が良いだけも×というのが最新のロードバイクに求められる性能。

というわけで様々なシチュエーション+バッドコンディションだからこそバイクの本質が見えてくる部分もあると思います。

■CANNONDALE SuperSix EVO Hi-Mod Disc Dura Ace Di2 

■CANNONDALE SuperSix EVO Carbon Disc Ultegra 

今回試乗させて頂いたEVOはフラッグシップのHi-Modカーボンを使用したモデルと、Standard-Modを使用したモデルの2車種。

リアがコンパクトな流行のフレーム形状。

「CANNONDALEぽくなくなってしまったな」というのが初めてEVOを見た時の正直な感想。

そんな心配をよそに良い意味で予想を裏切られました。

先代のEVOから大きく変わったフォルムですがダンシングは軽快で切れ味鋭く、軽やかに伸びの良い乗り味は紛れもなくCANNONDALEの味付け。“EVOのDNA”を感じます。

その上で中速~高速域の伸びが良く平坦も下りも間違いなく速い。オールラウンダーとして更に磨きがかかったのは乗り出してすぐに感じ取れる程でした。

その上DISCブレーキになった事による重量増しは無く、ネガティブさは全く感じません。

新型発表時に公開されたテクノロジーを思い返し、感じ取ったフィーリングが紐付いて改めて納得するのでした。

全てのチューブ形状が一新しエアロ化が進んでいます。リアトライアングルをコンパクトにしたのもその為。

正面から見るとシートステーはフロントフォークに隠れ、空気をかき乱すのを抑えます。

“EVOらしい”滑らかなライドフィールはコンポーネントも大きく影響し、中でも新型ハンドル「HollowGram SAVE Carbon SystemBar」は絶妙。

トータルで【軽量・剛性・空力・快適性】をデザインするシステムインテグレーションはまさにCANNONDALEらしい。

ダンシングやハイスピードダウンヒルでも剛性不足は感じずナチュラルなステアリングでした。

各所にちりばめられていたフレームの“しなり”を積極的に生み出す形状は大胆に進化。

TOPSTONE CARBONのようにシートチューブを絶妙に柔軟性を持たせる事により、突き上げを緩和し乗り心地良く滑らか。

「先代EVOの完璧なバランスを崩さずにエアロ性能をアップさせる」という難しい開発スタート時のコンセプトを見事に実現しています。

All-New “SuperSix EVO”

とても良いバイクがまた一つ誕生しましたね。

 

 

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2019.May. 28

サイクリングで感じる風が心地よい初夏。

1年の中でも日の長いこの季節は絶好のロングライドシーズン。

上の画像は2年程前に訪れた福島・磐梯吾妻スカイラインを走った時のものです。

火山活動により規制のかかっていた吾妻山エリアですが先月警戒レベルが下がったことで今月末より再開通するとの事です(是非また走りたいなぁ…)

さて、本日はそんなロングライド好きスタッフのオススメモデルをご紹介です。


■2018 CANNONDALE SYNAPSE Hi-MOD DISC DURA-ACE /48サイズ

¥650,000-(税抜) ⇒ SPECIAL PRICE!!

熟成に熟成を重ね、完成形といえるSYNAPSEシリーズの最高峰がこちらのモデル。

少しアップライトでリラックスしたポジション。

【快適性・剛性・軽量】バランスの整ったフレームが扱いやすく、どのレベルのライダーにもオススメできる1台です。

特徴的なBB周り。シェルの幅を広げ最大限剛性をUPさせつつ、重量増しを抑える為の形状です。

シートステーにはハイモジュラスカーボンを意味する“HM”

軽量化かつ高剛性に貢献する高弾性カーボンファイバーです。

組み合わせるコンポーネントはメカニカルULTEGRA、クランクは超軽量なCANNONDALEのHollowGram SiSL2。

ロングライドとは切っても切り離せない山岳エリアですが50×34のギヤ比標準装備がありがたいトコロ。

ホイールはHollowGramカーボンクリンチャーが標準装備されてきます。

チューブレスレディのホイールなのでチューブレスタイヤと合わせる事で更に極上の乗り心地になること間違いなし!

標準タイヤは28cがアッセンブルされていますが最大32cまでの対応幅を持つフレーム設計はライドシーンに合わせカスタマイズが可能です。

「非常に高い運動性能を持ったエンデュランスロード」という言葉がピッタリの1台に仕上がっています。

走りの「キレ味の鋭さ」という点ではピュアレーシングバイクに軍配が上がりますが前傾がキツくクイックなステアリングが故、長い時間サドルの上で過ごす一定ペースのロングライドでは徐々にしんどくなって来る事もしばしばあります。

今回のSYNAPSE Hi-MOD DISCはゆとりのある安定性と快適性、そして高い走行性能により今まで行けなかったようなロングライドに挑戦できるバイクです。

今回は1台限り特別価格でご用意させて頂きました。

この機会をどうぞお見逃しなく!!


2019.May. 20

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2019.Apr. 28

今年は例年より長いG.W!!という事で遠方へのライドを計画されている方も多いのではないでしょうか。

(当店は5/2以外元気に営業しております!)

先日の定休日は皆様より一足早くロングライドを楽しんでまいりました。

ルートはずっと行きたかった奥多摩エリア。

鎌倉から大垂水峠を越え相模湖。そしてサイクリストに人気の「都民の森」へ。

私自身初めて足を踏み入れましたが道も空気も綺麗、おまけに景色も美しい。

サイクリストに人気というのも納得です。標高が上がりグングン空が近づいて来る感じがたまりません。

風張峠を超えて檜原村へ。風張峠の頂上付近はまだ桜が咲いていました。

風張峠を下り、奥多摩湖~小菅村へ。

曇り空+長いダウンヒル。「ロンググローブ持って来れば良かった」と少し後悔。。。

せっかくここまで来たので松姫峠も登り、帰路は宮ケ瀬湖経由で鎌倉まで。

ハイボリュームなビッグライドを堪能してきました。

終わってみるとライドタイム14時間弱。

ナビを起動させ長い時間稼働させたのにも関わらずedge1030の残りバッテリーは約30%(!)

拡張バッテリー使用せずにこれは優秀ですね!

今回ライドの反省点はフレームバッグ付けて来なかったこと。

フレームバッグを付ける事で補給食を収納できるので背中のポケットが1つ空けられます。

空いたポケットにロンググローブやレインジャケットを携行するのが今回ベストでした。

次回は是非紅葉シーズンに行ってみたいですね!


2019.Apr. 22

かねてより運営しておりましたレンタルバイクですが、この度装いも新たにホームページをリニューアル致しました。

と同時に、新しい試みとしてロードバイクのレンタルをスタート致します!

景色もグルメも楽しめる三浦・湘南エリアで仲間と一緒にツーリングはいかがでしょう?

もしくはロードバイクに興味があるけど、まずはどんなものか乗ってみたいという場合にも是非ご利用下さい。

SPECIALIZEDやcannondaleといったブランドのバイクがお楽しみ頂けます。

金額やご利用方法など、詳しくは下記リンクをCHECK ! !

皆様のご利用を心よりお待ち致しております。

新レンタルホームページ ⇒ https://grove-rental.com/


2019.Apr. 15

昨日開催されたパリ・ルーベ2019、今年も熱いドラマが繰り広げられました。

最後は新型ROUBAIXを駆るフィリップ・ジルベールが見事優勝!

それだけにとどまらず、トップ10の内5人が新型ROUBAIXに乗っていたというスペシャライズド1強の結果となりました。

選手たちの強さやチーム力ももちろんあると思いますが、これ以上ない形で新型ROUBAIXの圧倒的なパフォーマンスが証明されたのではないでしょうか。

そんなわけで新型ROUBAIXの試乗車が店頭で既に稼働していますよというご案内です。

我々も先日試乗させて頂きましたが、まさにROUBAIXの時代が来たなという印象。

TARMACやVENGEに勝るとも劣らないレーシングスペックと従来のROUBAIXのエンデュランス性能を兼ね備えるバイク、それが新生ROUBAIXです。

ご用意させて頂いたのはシマノ105完成車のROUBAIX SPORT。税抜270,000円のモデルです。

ラインナップの中では最も手の届きやすいグレードではありますが、FACT 10Rというかなり高位のカーボンが使用されています。

(S-WORKS ROUBAIXに使用されているカーボンはFACT11R)

ホイールさえ変えればEXPERTグレードにだってひけをとりません。

サテンカーボン/ストームグレーというフレームカラー。

グレーというには青みが強いですがこれがまたカッコイイ。

つや消しなのも高級感があってよいです。

スペシャライズドも新型ROUBAIXのことをエンデュランスバイクとはカテゴライズしていません。

レーシング性能とエンデュランス性能が極めて高い次元で両立された、まったく新しいジャンルのバイクとでも呼ぶべきものです。

エンデュランスライダーからはもちろん、レーサー気質の方も是非新型ROUBAIXに乗ってみて下さい。

今までの常識が打ち壊されるに違いありません。


2019.Apr. 11

噂されていた新型ROUBAIXがついに公表されました。

印象的なのはTARMACと遠目では見分けがつかないくらいにシェイプアップされたそのルックス。

S-WORKSグレードのフレーム単体重量は900g以下との事。

モデルチェンジしたNEW ROUBAIXの第一のアピールポイントはこの軽量さです。

スムーズさ=速さであることを実証して見せた先代ROUBAIXの象徴であるFUTURE SHOCKは引き続き搭載されます。

ただし大きな進化を遂げており、上級グレードに搭載されるFUTURE SHOCK2.0ではなんと減衰の調整が可能となっています!

トップキャップの代わりに付いているダイヤルがそれです。

ミドルグレードではFUTURE SHOCK1.5という物が入るのですが、こちらはロックアウトは省略されています。

シートポストはTARMACと同じD型断面形状となりました。

ただしTARMACのそれよりもしなりやすくなっているとのことです。

ボリュームの大きさを感じさせるクランプ部分ですが・・・

カバーを外すとこの様になっています。

クランプ位置を下げる事でシートポストのしなりを増やすという思想は先代と同じですが、見た目も整備性もよりスマートになりました。

実は先日、我々の良く知る三浦半島で気が済むまで試乗し倒すという未曽有の機会に恵まれました。

一言でいうと「まるでTARMAC」、この言葉に尽きると思います。

漕ぎだしの軽さ。登りの軽快さ。素直なハンドリング。わかりやすい挙動。

レーシングバイクに求められる全ての要素がTARMACに比肩するレベルの高さにあります。

それでいながらハンドルから伝わってくる路面の振動の少なさ。

もはやレーシングバイクとエンデュランスバイクの垣根を設ける事は無意味なのかもしれません。

両者の良さをここまで両立させることが出来るということが実証されてしまったのですから。

FUTURE SHOCKも大きな進化を遂げていました。

調整ができるようになったのも大きいですが、従来のFUTURE SHOCKになかったプログレッシブ感を感じるようになったのが大きいです。

どういうことかというと、沈んだ時にストロークが後半になるにつれて踏ん張る様な味付けになっていて、底付きしにくくなっているんですね。

そして伸びきってトップアウトした時も今まではコツンと戻り切った感触を小さく感じていたのですが、それが一切なくなりました。

この二つが合わさった結果、ものすごくナチュラルな乗車感を実現しています。

荒れている路面で今まさにショックが仕事をしている瞬間も、動いていることを意識させないほど。

ミドルグレードのFUTURE SHOCKもロックアウト機能こそないものの、プログレッシブ感は近いものがあるとのことです。

このバイクの凄さはぜひとも実際にお試し頂きたい!

というわけで各系列店にROUBAIX SPORTの試乗車をご用意させて頂きました。

(店頭試乗車のサイズは事前にご確認下さい。)

ロードバイクの進化の方向に一つの答えを示したと言っても過言ではない特別な一台。

刮目してご試乗あれ。