2025.Jul. 1

スタッフ白井のバイクがついに完成!!
今回のベースとなったフレームセットはこちら
■ SCOTT ADDICT RC ULTIMATE HMX SL
price:¥770,000‐(税込)
上記の状態でなんと6.2kg!
持った瞬間に思わず「軽っ!」と声が出てしまうほど。

重量は、わずか”630g”と超超軽量フレーム!(公式重量は640g)
こういうのは少しサバを読んでいるパターンもあるのですが、「ADDICT RC」はまさかの-10g!!
フォークはコラムをカットした状態で278g。フレーム・フォーク合わせて908gです!
”尋常でないほど軽い”と言われている1,000gのラインをあっさり切ってしまっています!!
この軽さの秘訣は「製造プロセス」にあり。
ポリプロピレン製の”筒”(マンドレル)にカーボンを強く巻き付け、成型後に引き抜くことでフレームを作るという高度な技術。
詳細はコチラをご覧くださいませ!

「SPACE(宇宙)」をイメージさせるような”圧巻のカラーリング”!!
ブラック基調にパープルorブルーが配色され、光の当たり方によってパープルに見えたり、ブルーに見えたり姿が変化。
またクリアとマットの塗り分けが明確で、全体にメリハリが効いた仕上がりです。
そしてロゴがいちいちカッコイイ。
左下の画像の「34mm タイヤクリアランス」なんてカタログ確認すればわかるのに。
「SCOTT」のデザイン、本当に最高です(笑)。


今作のADDICT RC の最大の魅力は「超軽量でありながら、FOIL RC譲りの空力性能を兼ね備えている」こと。
ダウンチューブやシートチューブには、後方に気流をスムーズに流すための“くびれ”が施されており、
コラム径も一般的な28.6mmではなく27.2mmを採用。前方からの風を受けにくいスマートな設計です。


パーツは今回かなりこだわりましたが、絶対に紹介させていただきたいのはホイールです!!
いくつか候補がありましたが、清水の舞台から飛び降りるつもりでSCOTTの傘下ブランドSYNCROSの「CAPITAL SL」を選びました。
リム・スポーク・ハブフランジがワンピース構造になっており、今まで見てきたホイールの中で一番カッコイイ!(個人的な意見)


そして重量は前後で1,125g。フレームと同様に公式より軽く、まさかの-18g!
40mmハイト/内幅25mmでこの軽さは”驚異的”です!!
軽量で反応性も抜群!
剛性もあり、ダンシングではバイクがキビキビ動く一方で、
ワイドタイヤにより空気圧を下げられるので、不要な硬さは感じません。
タイヤはフックレス対応で前後それぞれ専用設計の「SCHWALBE PRO ONE AERO 29c」を入れ、
実数でフロント29mm/リア29.5mm。
体重60kgの私は、フロント2.9bar/リア3.1barが「跳ねない・もっさりしない・反応が良い」というベストバランスでした。

今回の目標は”夢の5kg台”。
「ステム一体型ハンドル」をはじめ、軽量パーツが順次入荷する予定、シートポストもまだ未カット。
残り200gの減量なので問題なくクリアするはずです!!

とにかく軽さが一番の武器であり、激坂でも軽さの恩恵で驚くほど進む。
さらに空力性能が効いて、平坦でも伸びがあり、
登りでも平坦でも、自己PRどころかKOMも次々更新中!
勾配の得意度は、「激坂:超得意、緩やかな坂:かなり得意、平坦:得意」
このような感じでしょうか。

200kmを超えるライドも行ってきたのですが、
剛性は高いのに、疲れにくく快適。
ひょっとしてワイドタイヤで空気圧を落としているから乗り心地がいいのではないかと疑い、
今まで使用していたホイールと入れ替えて乗り比べたのですが、やはり快適性が段違い。

乗り味が良い”その秘訣”は「シートステーの形」にあります。
上から覗くと「八の字」に開いており、横剛性を保ちつつ、縦方向にしなることで地面からの突き上げを緩和。
この工夫が、上品な乗り味を実現しています。
「重量・速度・快適性」すべてにおいて大満足なため、
困ったことに、今のところ不満点がひとつも見当たりません。
(ショップスタッフとしては本当は”短所”も見つけたいところなのですが…。)
正直、今後のインプレやご案内で私情が入ってしまいそうなほど良いバイクです(笑)。

7/5(土)、7/6(日)には当店で試乗会を開催させて頂きます!
今回ご紹介した「ADDICT RC」 、そしてホイールの「CAPITAL SL」もご用意がございます。
詳しくはコチラから!
貴重な機会をぜひお見逃しなく!!