2024.Oct. 1
こんにちは!スタッフ白井です。
今回は新横浜にある日産スタジアムで行われた「サイクルパークフェスティバル」に参戦してきました!
今年で第18回目となり、神奈川では長い歴史を持つビッグイベントです!
レース形式はエンデューロで、制限時間内に1周約3キロのコースを何周できるかを競うものになります。
制限時間は60/120/180/300分と4つに分かれ、さらにソロかチームで交代しながら走るか選ぶことができます。
60分の部に関しては、ロードバイク以外にもクロスバイクや小径車、シティ車でも参加できるほど敷居が低く、レースデビューのしやすいイベント!
そのなかで私は”120分の部”に出場しました。
私自身久しぶりのレースで、最後は去年2月の「大磯クリテリウム」…つまり1年7ヶ月ぶり。
目標はできる限り前の集団についていき、力を出し切って現状の力を測る。
事前準備はトレーニングはもちろん、バイクのメンテナンスもきっちりと。
チェーンリングの摩耗が激しかった為、同じ歯数の”52-36T”の新品に交換。
ついでにプロライダーがバンバン結果を出している「Muc-Off ULTRASONIC」の力も借ります(笑)。
ルブにドブ漬けして、チェーンに最適な温度と超音波数でコマの中に浸透させていくのですが、
コレを行うとドーピングしてる気分になるほど。
抵抗が極めて低くクッション性もあり、脚への負担が少ないんですよね。
この施工を始めて味わったときは、速く走れるし疲れにくくなったので、
何というか…普段靴からランニングシューズに履き替えてランするような感覚でした!!
新品のチェーンリングと「ULTRASONIC」のおかげで、バイクの調子はグッド👍
そしていざ当日。自宅から20キロほどなのでウォーミングアップがてら自走で行くことに!
あいにくの天気ですが、開場してすぐの朝6時半でもこの人数。
晴れていた年では荷物置き場を確保するにも一苦労だとか…。
試走でピッチコンディションを入念に確認し、かなりウェットだったため空気圧は、
フロント3.8bar,リア4.1barに。(体重62㎏,バイク重量7.4㎏,リム内幅19mm,タイヤ幅実寸前後28mm)
長い直線区間もありますが、鋭角なコーナーも多く、
良い順位を目指そうと速度域を上げれば上げるほどテクニカルに感じるコースプロフィールなので、
タイヤを変形させてしっかりグリップさせるために低圧にしました。
いよいよスタート。
レースはローリングスタートで、コース1/3ほど進んだところで審判の合図と同時に本格的に始まります。
一気にペースがあがりますが、先頭集団から置いていかれないようについていきます。
ペースがかなり上がると集団が縦に長く伸び、一番後ろにまわってしまうとコーナーを曲がるたびにキツいインターバルが待っています。
それが嫌なので前に出ようとするが、縦伸びしている集団の前になかなか這い上がれない。
この繰り返しで脚が削られ、
「あと数周なら体力が持つけど、千切れたらもう脚は残ってない。使い切った脚で第2集団に入れて貰ってもまた千切れる気がする…」
「早いタイミングで第2集団におりた方が体力もまだ残ってるし、最終的に良い順位でゴールできるのではないか…」
葛藤しながら1周走りましたが、意を決して第2集団におりることに。
第2集団へさがり、数周グループ中間よりやや後ろで回復・温存していると…アクシデント!!
コーナーで落車に巻き込まれてしまい集団から遅れをとってしまいました。
慌てて違う集団に乗り、さらに前の集団、さらに前の集団へと進んでいこうとしますが、
またまた違うコーナーで落車に巻き込まれてしまい、ついにはディレイラーハンガーがぽっくり。。。
そして自分のメンタルもぽっくり。。。
幸い予備のディレイラーハンガーを持って来ていたので、荷物置き場までバイクを押して交換。
自分で交換し終え、再スタートしたのは残り約1時間。
気持ちを切り替え、いくつもの小さな集団に入れていただき乗り継ぎながら順位を上げて、
最善を尽くしましたが、結果は118/280位…。
レースが終わり気づけば快晴。
会場をあとにする時は、他のカテゴリーにエントリーしている方も集まり、大勢の人が。
帰りは輪行で一人反省会をしながら帰店。
まず初めに出てきたのは「落車に巻き込まれたからコノ結果になった」というよりは、
第1,2集団についていけるだけの脚がなく、比例して気持ちも余裕がなく、
他の選手のライン取りが予測出来ず自分も落車してしまいました。
次に出てきた反省点は、事前に新品のチェーンリングに変えましたが、
52-36Tではなく50-34Tに変えるべきでした。
コースには17%の一瞬の登りがあり、その度に脚が削られ、
長い下りで踏む場面もなければ、平坦もアウタートップが必要な場面も私には必要なかったです。
逆に良かった点はディレイラーハンガーをしっかり持って来ていたことでしょうか(笑)。
万が一に備え、普段のライドから必ずツールケースに入れているので、
メンタルがやられた中でも冷静に対処することができました。
皆さんもストックしておいた方がいいですよ~(笑)。
どうやら来年開催されるかまだ未確定なようですが、開催されたら強くなってまた参戦したいです!!
そして次回は晴れますように!!