GROVE鎌倉

PARTS&GOODS
-パーツ&グッツ-


2020.Feb. 24

1975年に設立された、米国カリフォルニア州に本社を構えるスポーツ&ライフスタイルブランド。

「あらゆる状況下においてどのように眼を守るか?」を第一に考えて技術開発を行ってきた企業姿勢は、全世界で約600の特許取得という技術を生み出し、アイウェア業界のリーダ的存在となっています。

レンズを通したクリアな視界やフィット感、レンズの耐久性に至るまで高品質なアイウェアはあらゆるスポーツジャンルにおいて一流選手の使用実績がそのクオリティーの高さを証明しており、サイクルスポーツにおいてもプロアマ問わず多くのユーザーのスポーツにおける視界をサポートしています。

今回は、【 FLIGHTJAKET 】 と【 JAWBREAKER 】の新色が入荷しました!

どちらもオークリーがレンズテクノロジーのパイオニアとして、長い歳月を費やして開発した技術を備えた Prizm レンズを使用しています。

Prizm レンズにはいくつかの種類があり、特定のスポーツや環境にあわせてチューニングされ、使用時のパフォーマンスアップをサポートします。
2つの製品に使用される PRIZM ROAD はホワイトを明るく、イエロー、グリーン、レッドを強調することで、路面の窪みや石などの道路状況が認識しやすくなり、より安全に走行が可能になります。

■ FLIGHT JACKET MATTE STEEL / PRIZM ROAD JADE

¥31,000- (税抜)

STEEL ( 鋼 ) をイメージするようなジョー部分の武骨な質感が渋い仕上がりです。

最大の特徴はフレームの上部分が取り払われており、前傾姿勢時に良好な視界を確保できるデザイン。

レンズ自体も大きく、エアロダイナミクスも考慮されているのでロードバイクにおけるアイウェアの条件を限りなく満たしてくれるでしょう。

FLIGHT JACKET ならではのテクノロジー 【 ADVANCER ノーズブリッジ 】

通気性を高めることで装着時の放熱性が向上し、レンズの曇りを防止してくれるギミックを備えています。

緑色のレバーを
指で前方に倒します
レンズと顔の間に適度なクリアランスが生まれました

ロードバイクで走行中、一旦停止を挟みレンズが曇ってしまう経験は多くの方が経験しているのではないでしょうか?

アイウェアを装着してスポーツアクティビティに励む方々にとって、大変ありがたいギミックですね。

■ JAWBREAKER GREY INK/PRIZM ROAD JADE

¥30,000- (税抜)

長年に渡り定番モデルとして愛されてきた【 JAWBREAKER 】

こちらもジョー部分のGREY INK カラーが渋い仕上がりですが、より表面の質感が滑らかな仕上がりになっています。

汗や雨に晒されてもグリップ力を確保するUnobtainiu ( アンオブタニウム ) 使用のノーズパッド、スムーズなレンズ交換を可能にする Switchlock(スウィッチロック ) テクノロジー、装着時のサングラスと空気の流れを確保し放熱効果と曇りを防止する サージポート ・・・etc

OAKELYのイノベーションをバランス良く備えた ロングセラーモデルは ロード・MTB問わず愛用者の多いモデルです。

他にも使用環境に応じて様々な特徴を備えたOAKELYのサングラスをとり揃えております。

各モデルの特徴や自分のスタイルにあったアイウェアについて迷った方は是非スタッフまで御相談下さいませ!

皆様のご来店心よりお待ちしております。


2020.Feb. 21

マウンテンバイクのカスタムの中で、チューブレス化は恐らく一番多くの方が実際に行っているカスタムではないでしょうか。

そんな中であえてチューブレスにおけるリスクについて考えて行こうと思います。

1.シーラントの定期的な交換または補充

チューブレス化した半年後に1回。その後1年に1回は最低でも交換するのが必須。メーカーによっては半年に1回の交換を推奨しております。

そうすることにより常に液体のシーラントがタイヤ内に循環し、小さな穴であれば塞いでくれます。

使い込んだ後の場合、茶色く濁ったシーラントがタイヤ内にこびり付いていることもあるので、そうなってしまったら汚れて固まったシーラントを剥がさなくてはいけません。


2.低圧にし過ぎる事でのタイヤのヨレ、リムの破損

チューブレスにすることでチューブを入れていた時よりも低圧にできる利点はありますが、低くし過ぎるとそれは逆効果になってしまいます。

コーナーでバイクを倒しこんだりした時にタイヤがグニュっとヨレてしまい、グリップを得ることが出来なくなり、バランスも取りにくくなってしまうんです。さらには、強いインパクトがあった時や出っ張った岩にヒットした時などにタイヤが簡単に潰れすぎてリムを打ち付けてしまう事もあるのです。

チューブレス化におけるリスクの中でリムへのダメージというのが一番深刻な問題です。

いざリムをぶつけてしまって、ちょっと傷が付いたり、軽くへこんだ程度であればまだ良いですが、割れてしまったとなると目も当てられません。

そのようなことが起こらないようにチューブレス化と同時にオススメしたいのがタイヤインサートの導入です。

タイヤインサートは色々なメーカーで販売されておりますが、共通する機能はリムの保護。簡単に言えばクッションの様なものですね。

強いインパクトの時もそのクッションがあればリムを傷めずに済みますので安心です。

そして、いくつかあるブランドの中で当店でのオススメはなんと言っても『CUSH CORE』

CUSH COREはリムへのダメージを回避するだけでなく、先程書いたタイヤのヨレについても解決してくれます。むしろそちらの効果の方が恩恵を強く感じます。

タイヤ内のほぼ半分を占めるインサートですが、画像の様にタイヤがヨレるのを防ぎ、ビードも外れにくくなり、非常に安定した走りが可能になっております。


実際にコースを走った印象は、インサートを入れる前はリアがヨレて流れてしまう感じでしたが、導入後は流れる事無く路面に張り付いて、スムーズにコーナーを抜けて行くような感覚に変わりました。

CUSH COREの凄いところはそれだけではありません。

万が一激しいパンクをしても簡単にタイヤは外れませんので、空気が抜けた状態でゆっくりであれば走れるんです。とりあえずコースの下までは降りて来れるようなイメージですね。


コースを歩いて降りてくるのって結構疲れるんですよ。山は登りよりも下りの方が負担が大きいってよく聞きませんか?それに自転車があると余計に不安定になりますからね。

それが乗って降りて来られるってとんでもなく嬉しい事なんです。

CUSH COREは各ジャンルに合わせてサイズが分かれております。基本の27.5 / 29の他にXCレーシング向けや最近流行のグラベル向けなども展開しておりますので、用途に合わせてお選びください。

■CUSH CORE PRO set 各サイズ ¥21,000-(税抜)

セット内容/Cush Core本体×2、44mmバルブ(グリーン)×2、バルブコアツール×1、リムデカール×4、説明書×1

適応のタイヤ幅など注意する点はございますので、お気軽にお問い合わせください。


2020.Feb. 18

世界的なトレンドの流れに乗るように、昨年から日本でもイベントが活発化したグラベルシーン。

SDA王滝のグラベル部門設立、 Door of Adventure Rally Cranking 、白州バイクロア【 DEER HUNTER 】、野辺山CX【 野辺山グラベルチャレンジ 】・・・今年は新たに本格的なロングディスタンスのグラベルチャレンジ【 JEROBOAM GRAVEL CHALLENGE 】 も東北地方で開催予定ですね!

グラベルバイクを既に所有している方も、グラベルライドに興味がありライドを安心・快適に楽しみたい方にもオススメのアップグレードパーツが入荷しました。

■ MAVIC ALLROAD PRO UST DISC ¥150,000-(税抜)

内幅22mmのワイドリムを採用した新しいUSTロードチューブレステクノロジー搭載の MAVIC ALLROAD PRO DISC は、軽量で剛性に優れ、高いレスポンスを発揮します。

デフォルトでイクシオン オールロード UST チューブレスタイヤ 片側 ¥7,500-(税抜) がインストールされています。

WTS (ホイール・タイヤ・システム )の理念に基づき、ホイールのみならず、タイヤまで含めたトータルでの性能を追求するMAVICのタイヤとリムの相性は抜群です。

グリップバランスと転がり抵抗をはじめ快適性、整備性に至るまで タイヤを含めたホイール全体が非常に信頼性の高い製品となっています。

ラウンドした形状と控えめのトレッドパターンはオンロードでの走行抵抗も抑えつつ、 オフロードではバイクの挙動をコントロール し易いタイヤです。

MTBと違いオンロードの走りが極端にスポイルされてしまうと、グラベルバイクの有用性も大幅に損なってしまうので、グラベルでのパフォーマンスと同様にオンロードの転がり抵抗も重視したいポイントですね。

テンションが掛かるスポーク周辺では、剛性や耐久性に関係のない素材をリムから戦略的に取り除く ISM4Dテクノロジー(インタースポークミリング)により、軽量化を実現しています。

剛性と軽量性のバランスのギリギリを攻められるのは、素材から溶接に至るまで、積み上げてきたMAVICのリムテクノロジーがあるからこそ。

スポークとスポークとの間のリム表面を切削加工して軽量化を図るテクノロジーにMAVICの凄さが隠れています。

他メーカーが真似することができないMAVIC独自の技術で製造されたリムは、一つ一つ微細な厚みの違いをレーザーで計測し、強度を確保できるギリギリの厚さに削り出していきます。

これにより、個体差に関わらず高品質なリムを均一に生産することができます。

丸い削り出しの形状は、空気力学的にも抵抗を減らし、スポークの応力も分散します。

この技法は行うためには、リム母材を多く用意する必要があるので必然的にリム母材のコストがかかる、非常に贅沢な技術と言えます。

ですが、MAVICがこのテクノロジーを開発してから同様のテクノロジーを巷でも多く見かけるようになりました。

それだけMAVICのコンセプトがエポックメイキングであったといえる証ではないでしょうか。

フリーホイールシステムは新型【IDS360】によって、素早いパワー伝達と優れたメンテナンス性を実現しています。

40枚の歯で構成されるデュアルラチェットシステムはペダルの踏み込みに対して即座に歯が掛かかり、スムーズなレスポンスを作り出す源泉です。

オフロードにおける繊細なペダリングが必要なシーンでこのシステムが活きてくるでしょう。

と同時に、トラクションコントロールがオフロードでのライディングにおける醍醐味の1つでもありますね。

この機構によって、絶妙なトラクション、バランスコントロールを楽しんで頂きたいものです。

スポークはMAVIC伝統の【 Zicral 】を採用しています。

独自の特殊アルミ合金で作られたスポークは軽量かつ高剛性に加え、耐久性も抜群です。

MAVICの高品質なリムとかけ合わせる事で、ホイール全体を構成する部品群の組み方で入力による捩じれに耐えうる剛性を生み出せます。

更に、【ISD360】フリーホイールシステムも加わることで、タフでレスポンスの良いホイールが完成するのです。

サイクリングの【その先へ!】

MYバイクにMAVICホイールをインストールして、日常から飛び出すアドベンチャー ライドをより上質にしましょう!

店頭にも幾つかのグラベルバイクやそれらに関連するパーツ&グッズを揃えておりますので是非店頭でご覧下さいませ。

グラベルデビューやカスタムの御相談も心よりお待ちしております。


2020.Feb. 9

チンバー脱着タイプのフルフェイスヘルメットはいくつものブランドから販売されておりますが当店のおすすめはGIRO SWITCH BLADEです。

Matte Iceberg (左) / Matte Black Hypnotic (右)

■GIRO SWITCH BLADE

メーカー価格 ¥34,800-(税抜)

通常のフルフェイスヘルメットよりも軽量・DHレースの安全基準を満たしている・被ったままでも脱着簡単・MIPS採用という事はもちろんありますが、ここまではどのブランドのヘルメットでもほぼ同内容の部分だと思います。

SWICH BLADEはフルフェイスにした時こそ真の姿。

ハーフヘルメットがフルフェイスにもなるのではなく、フルフェイスのチンバーが外せるヘルメットなんです。

一部のメーカーではバイザーが短くフルフェイスにした時に若干の違和感を覚えてしまう場合もありますが、SWITCH BLADEはフルフェイスとしてしっかりとした長さのバイザーになっております。

付属の予備バイザーにはGoProマウントが付いていますので、カメラを付けてアグレッシブな映像を撮るのも良いですね。

このヘルメットの使い勝手の良さをとても感じたポイントの1つとして水分補給のしやすさがあげられます。

喉が渇いて何か飲みたい時、フルフェイスヘルメットはあごのバックルを外し、一旦脱がないと飲み物が飲めません。

しかし、SWITCH BLDEはあごをクイッと上げるだけで簡単に水分補給できるんです。チンバーを外す必要はありません。飲み終わったら下にカチンとはめ込んであげればOK 。この機構かなり便利ですよ。

脱着方法はとっても簡単で被ったままの状態で着け外し出来ます。

下側のボタンを押しながらクイッと上にあげて斜めに引っ張り上げれば外す事ができ、付けるときはその逆の手順でOK。下に脱着の動画をアップしますので、参考にしてみて下さい。

サイズ感や各カラーの在庫状況など他にもご不明な点はお気軽にお問い合わせください。


2020.Feb. 4

FIZIK、prologo、SELLE ITALIA...etc

昨今、各メーカーから続々とショートノーズサドルがリリースされました。

ご存じの方も多いと思いますが、ショートノーズサドルの有用性にいち早く気づき、世に送り出したのが”SPECIALIZED”です。

SPECIALIZEDはサドル作りに際し、乗車時の会陰部の圧迫や血流の阻害を解消する製品作りにいち早く取り組みました。

バイクに乗っていない時も含め、健康なライフスタイルの実現を目指す製品作りが一貫したコンセプトになっています。

今では殆んどのメーカーで採用されているサドル中央に穴空きの溝(チャンネル)を設けたサドルもSPECIALIZEDが最初に取り入れたイノベーションなのです。

チャンネル・デザイン、ショートノーズ...2つのテクノロジーにMIMICテクノロジーを加えて、 女性ライダーへの福音となる 【Women’s Power With MIMIC】も生み出しました。

ヘルメットやシューズにも言えることですが、SPECIALIZEDの着眼点や分析力、そしてユーザーの手に渡るまでの熱意に敬服させられます...

個人的な雑感として・・・

【 SPECIALIZED = ショートノーズサドル 】

というパブリックイメージが先行しているように感じます。(それだけ、爆発的にショートノーズサドルが普及した事の証でもありますが...)

しかし、SPECIALIZEDサドルの真骨頂は、 【 人間工学に基づいた設計を科学的に検証し、それらをライダーの利益として提供する多様性のある製品群 】だと思います。

当店ではSPECIALIZEDのサドルラインナップの中でも特に人気のある数種類のモデルを常時取り揃えております。

せっかくなのでPOWER、POWER ARC (以下ARC) の形状の違いや数値を比較してみましょう。

公平を期すため、サドルのウィング幅を155mm(143mmのサイズもございます。)で統一して測定しております。

御自身のサイズがピンとこない方は、骨盤の大きさを基にフィッターが測定させて頂きますので是非ご相談下さい。

完成車についているサドルが実はご自身の適正サイズより小さいなんて事がよくあります。

それでは重量測定から・・・

まずは『 POWER 』 160g 軽量サドルとして十分な数値です。

そして『 ARC 』 143g POWERよりも17g軽量ですね。

左 POWER、右 ARC

次は、真上から見たデザインの比較です。

POWERとARCはノーズの短さを活かして、前傾姿勢や前乗り時にノーズが内腿に擦れにくくなっているので、ペダリングの阻害を大幅に低減できます。

POWERの方がチャンネル ( サドル中央にある穴空きの溝 ) を大胆にとっており、より会陰部に対しての圧迫感を軽減できます。

左 POWER、右 ARC
左 POWER、右 ARC

最後は真横と真後ろからの比較です。

ARCを真横から見た時のサドル後部のカーブが際立っていて、真後ろから見るとフラットに近いPOWERに比べてラウンドしています。

ARCの特徴である立体的な曲面がお尻をピタッと収めるスポットになり、 ライダーとサドルとの一体感を作り出します。

POWERはフラットな座面を活かして骨盤を傾けた姿勢でも立てた姿勢でも、どちらにも対応できるサドルです。

先述の大胆に設けたチャンネルと相まって、アグレッシブな前傾姿勢をとる方にオススメである反面、適切な余裕をもったウィング部分が、ヒルクライム時のサドル後方に荷重がかかるシチュエーションでもしっかりペダリングをサポートしてくれます。

SPECIALIZEDサドルの中でも最新のモデルである『 ROMIN EVO 』

ショートノーズサドルではありませんが、スタッフにも愛用者多数のサドルを是非御紹介させて下さい。

重量 160gのPOWERと持ち比べて体感出来る軽さの違い、ヒルクライムでのダンシング時にこの軽さがジワジワと効いてくるので侮れませんよ...

サドルの全長がPOWERとARCよりも3cm長くなるので、前後の着座位置をより幅広くとることができます。

細かなポジションを使い分け、より多くの筋肉を動員できることにより、下肢の筋肉疲労を分散できるように感じます。

前方に傾けた骨盤をサドル後部で保持する乗り方を好むライダーにはオススメですよ。

ノーズからサドル中央までが細身に作られているので、サドルセッティングをだして骨盤前傾のペダリングをした時の気持ち良さは抜群です。

比較してみて改めて、SPECIALIZEDサドルの作り込みとラインナップの多様さに感心させられました。

他社に比べて、スペックと価格のバランスが取れている点も見逃せません。

メーカーによっては価格が3万円をオーバーするものもある中で、スペックとバリエーションで全く引けをとらずに価格が ¥26,000-(税抜) というのはユーザーの皆様には嬉しいポイントですね。

左からROMIN EVO、ARC、POWER

因みに、サドルはベースに対するレールの取付位置が製品によって様々 です。

ROMIN EVO とPOWERシリーズも互いに異なり、ROMIN EVO に比べてPOWERシリーズはレールが後ろよりに付いています。

シートポストがオフセットしていて、サドルの後退幅が大きくしっくりこない...という方や、その逆でポジションをもっと前で乗れるようにしたい方はサドル交換も含めた、フィッティングによるサドルポジション見直しを是非オススメ致します。

サドルはフィッティングと組み合わせることで、よりライダーのパフォーマンスを引き出し快適性も向上しますよ。

サドルチョイスやポジションについてお悩みの方は是非スタッフまで御相談下さいませ!

SPECIALIZEDサドルの中からあなたにフィットしたサドルを見つけてみませんか?


2020.Feb. 3

自転車用のシューズというと比較的見た目よりも機能に偏りがちですが、 どんな時でも身に着けるものには気を使って行きたいもの。

そこで今回はイタリアンブランド『GIRO』のビンディングシューズのご紹介です。

■GIRO REPUBLIC R KNIT

メーカー価格 ¥18,900-(税抜)


ビンディングシューズ特有のガチガチとした感じとは違い、ニット素材を使う事で優しく足を包み込み快適な履き心地。

あの見た目のゴツさが好みではなくてビンディングシューズはちょっと…という方もいるのでは?

メッシュ状に編み込んではいますが表面は撥水加工されており、軽い雨の時でも安心で、汚れも付きにくくなっております。当然のことながら通気性は良く、蒸れて不快な思いをすることはありません。

つま先やかかとなどの傷み易いところは補強が施されており、グラベルライドなどのハードなシチュエーションが多い方でも長くお使い頂けるのではないでしょうか。

紐靴というところがまたいいと思いませんか?

最近はダイヤルタイプの物が増えてきておりますが、そうするとどうしてもシンプルな見た目ではなくなってしまいますし、砂や土などから来るトラブルや万が一転倒してぶつけたりすると壊れてしまう事もあります。

一方紐はスタイリッシュな見た目だけではなく、トラブルもありませんしフィット感についても一役買っています。

結びの強さで全体的なフィーリングを変える事も出来ますし、通す穴一つ一つ微調整する事も出来ますよね。フィット感の調整において紐に勝るものはないのでは?とさえ思ってしまいます。

機能的でもあり、見た目も良い【GIRO REPUBLIC R KNIT】

初めてビンディングを使う方でもベテランライダーでもマッチしてくれると思います。

靴は履いてみないと自分の足に合うか分かりにくいものですので、是非店頭でお試しください。

GIROのシューズは全てご購入後のサイズ交換が可能となっております。

店頭では大丈夫だと思ったけど実際に使ってみるとやっぱり小さかった(大きかった)。という事があった場合は60日以内(1回のみ)であれば交換できます。

オンラインユーザー登録やその他若干の注意点がございますので、店頭でご案内させて頂きます。

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。


2020.Jan. 28

パーツのカスタムというとコンポーネントやホイールなどを思い浮かべがちですが、意外と効果的なのがボトムブラケット(BB)のベアリングなんです。

一言にベアリングと言っても種類や特徴が様々ありますので、オススメも含めてご紹介させて頂きます。

まずはベアリングの種類について

ベアリングは大きく3種類に分類され、ラジアルベアリングとアキシアルベアリング・アンギュラベアリングに分かれていきます。BBに使われるベアリングはこのうち2種類が主となります。(どのベアリングかはこの後の解説で)

ラジアルとアキシアルの違い

ラジアルベアリングとは軸に対して垂直の力を支える為のベアリングで、縦からの力一方向に強くなっております。これに対してアキシアルというのが軸に対して平行の力に対応するベアリングとなります。

アンギュラの力の掛かり方

そしてもう一つのアンギュラというのは、ラジアル荷重(垂直)と単一方向のアキシアル荷重(平行)を同時に支えてくれる構造のベアリングとなっています。

ちょっと難しくなってきましたが、勘の良い方なら何となくこの先が見えてきたかもしれませんね。

バイクに乗っている姿を想像してみて下さい。

バイクは常にまっすぐ立っていますか?フレームに対して真っ直ぐな力でペダルを回していますか?そんな方は決していないはずです。

バイクは左右どちらかに傾き、フレームに対して斜めに力が入っていることが多くあるはずです。ダンシングの時はそれがさらに顕著になっていることでしょう。


ここまでくるとお気付きですよね。そうです。自転車のBBにはアンギュラベアリングがオススメなんです。ですが、デフォルトで付いているベアリングのほとんどがラジアルベアリングとなっています。

ペダリングしている時は縦だけではなく横・斜めあらゆる方向から常に力が掛かります。そのような部分に縦だけの方向に耐えるベアリングを使っていると抵抗が増えてしまうのは容易に想像できますよね。

では次に玉の種類について

こちらは大きく2種類に分かれ、スチールとセラミックに分類されます。

簡単にメリットとデメリットをご紹介しましょう。

スチールボールのメリット

コストを抑えられる / メンテナンス頻度を抑えられる(対セラミック比)

デメリット

悪条件下で腐食しやすい / 重量が重い

セラミックボールのメリット

軽量 / より丸い / より硬い / 長寿命 / より滑らか

デメリット

高価になりやすい / 定期的にしっかりとしたメンテナンスが必要

この様な感じになると思います。

お好みや使用環境・保管状態によりますが、 それぞれのメリットとデメリットを考慮すると、 やはりオススメはセラミックボールではないでしょうか。

ここまでの事を整理すると構造はアンギュラ、玉はセラミックがオススメ。

セラミックと言ってもグレードがありますので、例えば上位グレードのセラミックを使用するとギヤ1枚軽くなった様な印象を受けると思いますよ。

クライミング時の『あと1枚ギヤがあれば!』という時に役立ってくれます !!

当店ではもちろん各種ベアリングを取り揃えております。

■cannondale 純正BB30ベアリング ¥3,800-(税抜)

■Enduro ABEC5 STEEL A/C BB30ベアリングキット ¥6,400-(税抜)

■Enduro CERAMIC A/C BB30ベアリングキット ¥15,800-(税抜)

■Enduro ZERO CERAMIC BB30ベアリングキット ¥15,800-(税抜)

■Enduro XD-15 A/C BB30ベアリングキット ¥30,800-(税抜)


ご自身のバイクへの適合や効果などをもっと詳しく知りたいという方は是非一度ご来店下さい。実物を見て頂きながらご案内させて頂きます。

オーバーホールなどのタイミングで交換するのがオススメ時期となりますので、いつでもお気軽にご相談ください。


2020.Jan. 26

先日はスタッフで西伊豆を巡るライドへ行ってきました。

スタート地点への集合時は、気温5℃。

キリッと冷えた気持ちの良い空気の中ライド開始となりました。

午前のライド中は日差しにも恵まれて11時には15℃まで気温も上昇し、春の様な陽気の中、仲間とのライドを楽しみました。

道の脇には残雪が残っていました。

西伊豆は海ばかりではなく山の自然も大きな魅力です。

山岳エリアに入り、標高が上がっていくにつれて気温は下がってきます。

ペダルを回していないと体がすぐ冷えてしまうようなシチュエーションを見越し、寒さ対策に用意したのが先日も少しご紹介した『 イナーメ・スポーツ・アロマ

■ WINTER ~ Up OIL 100ml ¥3182 – (税抜)

今回は通常のライドなのでレース・スペックの「 forCX 」ではなく、「 WINTER 」を使用しました。

オイルを 薄く伸ばしながらマッサージをして腰から下に塗りこんでいくと、 ジンジャーが浸透してじんわりと下肢を温めてくれるので走り始めから気持ち良くペダルを回せました。

更にイナーメのアップオイルを使う事によって、 ライドのパフォーマンスアップの効能だけでなくライド翌日の疲労軽減にも役立ちます。

ヨーロッパなどサイクルスポーツ文化が古くからある国では、スポーツオイルを使った疲労対策が浸透しています。

数日間、数週間に渡るレーススケジュールを生き抜いていくには日々蓄積していく疲労をどれだけ回復できるかが、順位ひいては完走に繋がってくるのです。

この記事をお読みいただいている方の中には日々トレーニングを重ねるサイクリストもたくさんいらっしゃるはず。

身体のケアを怠るとパフォーマンスアップへの悪影響や身体の故障につながるので、連日のライドを少しでも充実させるために出来る限り身体を回復させてライドに臨む必要があります。

冬ライドの寒さ対策とコンディショニングに是非活用してみて下さい!

店頭では、50ml ¥1,819-(税抜) と 100ml ¥3,182-(税抜) のボトルを在庫しております。

50mlは是非お試しでお使い頂きたいです。

日々のライドで使う事を考慮すると100mlのボトルがオススメですよ!

だるま山からの西伊豆の雄大な眺望に感動して戸田峠を下った後、道の駅 くるら戸田で休憩しました。

お昼ご飯は美味しそうな『ビントロアブリ丼』をチョイスしました!

ライドで程良く疲れた体には、柔らかいビントロにタレとワサビが効いて美味しかったです!

暖かいフードとコーヒーが下ってきた体に沁みますね・・・

ライド後半、左手に駿河湾を望みながらの程良くアップダウンが織り交ざったコースを気持ち良く走ります。

ついつい立ち止まってしまう様なビューポイントもいくつかありました。

季節、気候によってガラッと変わりそうな表情を見せてくれそうです。

お目当ての 一つだった 富士山は雲に隠れていましたが、雄大な駿河湾と山並は神奈川ではお目にかかれない素晴らしい眺望でした。

次回のリベンジライドで駿河湾越しの富士山に会えることを願っております。


2020.Jan. 25

マウンテンバイクの遊び場所と言えば?

そう、山の中で遊ぶことが多いと思います。山の中は当然のことながら自然の地形なので平らな所などほとんどありません。

場所によっては岩や根っこが飛び出ていることもしばしば。

そのため、マウンテンバイクで遊ぶ人たちは必ずと言って良いほどプロテクターをしているんです。

そこでお勧めしたいのがこちらのプロテクターブランド『G-FORM』。

一見するとサポーターの様な感じですがパッド部分がとにかく良い。

パッド部分はPORON XRDという素材が使われており、通常時は柔らかく関節の曲げ伸ばしを妨げる事はないのですが、いざ衝撃を受けると瞬間的に硬化してプロテクトしてくれるのです。

他にも同様の作用を持つ素材は色々ありますが、PORON XRDの特徴は分割してブロック状にしても使う事ができるという事です。

他の素材では板状にして使用されていることが多く、この形状の差が結構大きいんです。

私も以前は板状で同様の効果のあるプロテクターを使っていましたが、しばらく着けているとスネのあたりがパッドの端面に押されて痛くなることがありました。

柔らかいと言っても布の様にしなやかに動ききれないため、関節の曲げ伸ばしが多い動きには着いて来れず、結果としてスネの圧迫につながっていました。

その点、G-FORMは素早い曲げ伸ばしをしてもしなやかに動いてくれますので、1日中着けていても痛くなることもなく快適に過ごせるようになりました。

パッド付のプロテクターは動きにくくて当たり前という概念を持っている方がいるのであれば、G-FORMを使ってみて下さい。

特殊素材を使っていてもお手入れ方法はとても簡単。

ライドから帰ってきたら一緒にお風呂へGO ! 手洗いをして頂ければOKです。

私も実際3・4シーズンほど使っておりますが、まだまだ現役で活躍しております。

買い替えの目安はコンプレッションが緩くなってきたら交換がオススメ。緩いとライド中にズレてしまう事があるのでご注意ください。

現在店頭に在庫で置いているラインナップは

☆薄手のパッドで目立ちにくい。トレイルライドなどにオススメのモデル

■PRO-X ELBOW PAD ¥8,000-(税抜)

■PRO-X KNEE PAD ¥9,500-(税抜)


☆厚手のパッドで保護範囲も広い。常設コースやハードなライドにオススメのモデル

■ELITE ELBOW GUARD ¥14,000-(税抜)

■ELITE KNEE GUARD ¥15,500-(税抜)

■PRO-X KNEE-SHIN GUARD ¥19,000-(税抜)

となっております。


フィット感やサイズなどについてご不明な点はいつでもお気軽にお問い合わせ下さい。

おまけ:サッカーの王様ペレもビックリの実験動画

遠方でご来店が難しいという方は当店通販サイトBIKE ONLINEもご活用頂けます。


2020.Jan. 21

SPECIALIZED ROUBAIX

昨今のバイクシーンにすっかり定着してきたチューブレス。

純正でチューブレス対応のホイールが付いてくるバイクも多くなってきていますね。

チューブレスが市場に出始めの頃のビードの上がりにくさ、嵌めにくいというイメージを持たれている方は多いかと思います。

ですが最近はリムとタイヤの精度が上がってきておりますのでほとんどその心配はなくなりつつあります。

「まだクリンチャーだけどいつかはチューブレスにしたい」という方も多いと思います。

今回チューブレスのメリットについて、ポイントを踏まえてご紹介させて頂きます。

タイヤにチューブを入れる必要がないのでその分重量が減り軽量化になります。

写真のチューブは27.5インチ グラベルバイクに入っていたもので前後分で約440g、一般的なロードバイクで200gです。

この軽量化はストップアンドゴーの漕ぎだしに効いてきますよ。

空気圧を低くできる分トラクションが高いのでウェットな路面もしっかり掴んで安定して走ることができます。


クリンチャーと比較して 空気圧を低くすることができますので、乗り心地も良いです。

路面の状態もわかりやすく、走る楽しみが増えますよ。

もう一つはパンクに強く、バーストのリスクが少ないことです。表で比べると一目瞭然ですね。クリンチャーだとすぐ空気が抜けてしまうような穴があいてもシーラントである程度塞いでくれます。

パンクの原因でほとんどの割合を占めるリム打ちパンクもなくなります。

速度がのる下りで前輪がバーストなんて..想像するだけで冷や汗が出ますね。

Muc-Off NO PUNCTURE HASSLE TUBELESS SEALANT KIT ¥1,800‐(税抜)

初めてチューブレス化をお考えの方にはコチラがオススメ!

【付属品】

・15ml 計量スプーン
・フレンチ/アメリカンバルブ用バルブコア抜きツール
・エア漏れチェック用UVライト

※別途お使いのホイール対応のバルブ、チューブレステープが必要です。

マックオフのシーラントの特徴としてパッケージのままバルブに注入することができます。

液がポタポタ漏れずらいので作業しやすいのが嬉しい!

シーラントは半年に一回の交換が推奨されております。

一度元のシーラントを洗い流す必要がありますのでお任せください!