2020.Mar. 24
最近のマウンテンバイクのカスタムブランドとして人気があるのはドライブトレインにSRAM。ブレーキにはMAGURAというのが多くなっていると思います。
当店でもその2ブランドはお勧めしておりますが、やはり日本ブランドとして確固たる地位を築いているのがSHIMANOです。
■SHIMANO BL-M9120 ¥25,038-(税抜) 左右セット
■SHIMANO BR-M9120 ¥15,834-(税抜) 1個(片側)
その中でもやはりXTRともなるとレーシンググレードだけあって見た目のカッコ良さはもちろんの事、性能も折り紙付き。
XTRというとXCレーシングなイメージがあるかも知れませんが、こちらの4ピストンモデルなら下り系ライドにも十分なパワーを兼ね備えております。
BL-91xxシリーズの特徴として見ためですぐわかるポイントはレバークランプの位置。従来のモデルよりもクランプ位置が内側に変更されております。
実はこのちょっとした変更にも大きな効果が期待できるのです。
グリップとの隙間が広がることで他の付属品を付けるスペースの確保やシフターの位置調整の幅が広がっています。
加えてここが一番のポイントかも知れませんが、接触点が増える事でレバーの剛性がかなりアップされているんです。
いくら強靭なストッピングパワーを備えたブレーキシステムも、レバーが“たわんで”しまっては性能を発揮できないばかりか、コントロール性も悪くなってしまいます。
ブレーキレバーにとって剛性のアップは非常に心強いですよね。
キャリパーは2ピストンと4ピストンの2タイプがラインナップされておりますが、こちらはより強力なブレーキパワーを求める方の為の4ピストンモデル。
4ピストンになった事で出来る限りサイズをコンパクトに抑えたままパッドとのコンタクト面を増やしストッピングパワーが向上しております。サーボウェーブレバーとの組み合わせによりそのパワーは以前のモデルよりも50%向上。
前後異径ピストンはレバータッチの向上にも一役買っております。2ピストンモデルの場合、比較的ガツンと効きやすいのが最近のSHIMANOの特徴。
それが異径4ピストンになった事でまず小さいピストンがパッドを挟み込みその後に大きなピストンで強力に挟み込むイメージになります。
その事で初期の効き具合がマイルドになりコントロール性も上がり、握り込んだ時のパワーはしっかりと確保出来るという事になります。
来月後半にはいよいよゲレンデもオープン予定となっておりますので、その前にこっそりグレードアップはいかがでしょうか。
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