2020.Jan. 17
本日の作業はブレーキ交換。
ご要望としては『今よりももっとコントロール性を高くしたい』という事でブレーキはお勧めのMAGURAをチョイス。
オーナー様はやっぱりそうだよね。の一言。
それでは早速作業に取り掛かりましょう。
まず始めはレバーとキャリパーを仮付け。レバーは通常のライドポジションにしておくことがポイント。細かいようですがこれが意外と後で響いてくるんです。
ブレーキホースの長さはハンドルを180°回せるくらいが目安。余裕を持たせたい時はそこから1・2cmくらい長めにしてもGOOD。
ホースを切る時は必ず専用工具を使います。カッターなどを使ってしまうと切り口が斜めになってしまってオイル漏れの原因にも繋がってしまうことも。
ホースを取り付ける時はボルトとホースが供回りしやすいので、最終的にどの向きにキャリパーが収まるのかを考えながら取付けていきます。
これが先に書いたライディングポジションにレバーを留めておく必要性なのです。適当に締めこんでしまうとキャリパーがとんでもない方向を向いて固定されてしまいます。そうすると実際にバイクにつけた時にはホースがよじれてしまいますよね。
新品のホースはある程度丸くなる癖が付いていますので、その癖をうまく利用しながら自然なカーブを描いてバイクに這わせることが重要なんです。
ここまで来ればほぼ終わったも同然。ブリーディング作業をしてしまえば取り付けるだけです。ブリーディングのコツはずばり《根気》。気泡が出てこなくなるまでひたすら作業は続くのです。
これにてブレーキの交換は終了。ブレーキが変われば走りが変わる(前にも同じ様な事書いたような…)
新しいブレーキでまたさらに楽しんで下さいね。