2019.Nov. 16
『ツール・ド・おきなわ』
“ホビーレーサーの甲子園”と称されるだけあって距離・強度・補給など求められるスキルは高い。
しかし毎年多くのサイクリストが集まり「今年○○回目」といった会話を多く耳にした記憶がある。
「何故そこまで魅了するのか?」といった疑問から視察的な意味でも興味があり初チャレンジしたのが昨年の事。
気が付けば自然にまた挑戦したい気持ちが沸き上がり、今年も最長クラスである210kmにエントリーしていました。
今年はレースよりも4日も前に沖縄入り。湘南エリアの気温と10℃近くも差があるので体を慣らしておくのも大切です。
最後の最後まで、悩みに悩み抜いたホイールセレクトは「Ksyrium PRO CARBON SL」を選択。
高速ダウンヒルがあるコースを考えると「CLX 50」という選択肢もアリでしたが、昨年ヒルクライムで足を使い果たした苦い経験からクライミング時のレスポンスが良いこちらを選択しました。
タイヤはもちろんチューブレス。
抜群の転がりとグリップ性能から「SW TURBO RAPIDAIR 26c」をチョイスです。
レース前日に大会受付けを済ませ、レース準備。
「いよいよだ!」と気持ちも引き締まります。今年はキリ良くゼッケン#500!!
何だか縁起が良い気がしてテンションも上がります。
高まる緊張を抑え前日は早めに就寝。…を心がけますが緊張からかあまり寝れません。笑
4時過ぎに宿を出発した甲斐もあり、だいぶ前の方に整列できました。
今年の210kmエントリー定員は300名。なるべく早く整列する事でリスク回避の役目もあります。
前年リザルトを元に50位以内はシード権獲得となり先頭でスタートを切れます。
なので今年の目標は「シード権の獲得」!!
「どうかトラブルなく無事走り切れますように!」と祈りスタートラインに並ぶのでした。
なんやかんやと今回もドラマがあり、レース中「もうダメだ!」と思ったハプニングもありましたが何とか完走。
結果は5:54:23/98位(詳しいレースレポートはコチラをご覧頂ければ幸いです)
大事な場面で起きたトラブルが悔やまれますが、最後の最後までレースを楽しめたので良しとします。
「仕上がっていようが体重重かろうが関係ない!ツール・ド・おきなわは全力で楽しむお祭りです」
昨年レース中に出会った方が仰っていたとても印象的な言葉です。
レース後は一緒に練習・レースを戦ったメンバーと記念撮影☆
目標達成できた方も悔しい想いをした方も全力出し尽くして何だか良い笑顔。
他では味わえない挑戦と達成感が“ツールドおきなわ”にはあるような気がします。
一緒に参戦、サポート・応援して下さった皆さまありがとうございました!!
アマチュア最高峰とされるレースに参加できる事自体、この上なく楽しみなのですが私自身“おきなわ”に魅了されるもう一つ理由があります。
「沖縄」言わずもがな美しい砂浜と海。山々は雄大でまさに大自然。
11月だというのにサマージャージで過ごせるほど温暖な気候と、コーナー・起伏のバリエーションが豊かで飽きることのない道。
そんなフィールドが本当に目の前にあり、朝はコーヒーを飲みながらその日のルートを考える。
サイクリストにとっては夢の様なこの“非日常”に魅了されている部分も大きい様な気がしています。
レース前後のリラックスできる日には大いにこの“非日常”を楽しんでまいりました☆
レース+サイクリングを合わせると20以上ものカテゴリーに分けられる“ツール・ド・おきなわ”
是非来年は一緒にチャレンジしてみませんか??