2025.Jun. 8
今年で21回目の開催を迎えた“Mt.富士ヒルクライム”へ遊びに行ってまいりました。
スバルラインを舞台に、富士北麓公園〜五合目までの24km・標高差約1,260mを駆け抜ける通称“富士ヒル”。
日本最大級のホビーレースと称され、今年はなんと8,000人(!)を超えるエントリー数だった模様です。
コロナ禍の影響でしばらく間が空き、お店のイベントとしては実に5年ぶりの参加となりました。

レース前日となる土曜日は、大会受付のためスタート/ゴール地点でもある北麓公園へ。
会場内ではこれまた日本最大規模のメーカーブースが立ち並び、今期注目のアイテムや本大会初のお披露目となる新製品が展示。
さらには大会を記念するゲームやキャンペーンが数多く開催され、正にサイクリングの祭典となっています。

土曜日は小雨が降ったり止んだりな生憎の空模様。
しかしながら、そんな天気を全く感じさせないほど会場内は賑わっておりました。


大会受付以外に、もう一つの重要ミッションが“下山荷物預け”です。
ゴール地点である五合目の標高は2,300m!
登ってきた分、24kmの下山もセットとなる為、6月であっても厳冬期装備が必須となります。
本大会ではゴール地点まで荷物を運搬してくれるありがたいサービスを実施。
私は第7ウェーブでの出走だったので割り振られた14号車に荷物を預けました。
8,000人オーバーの参加者でもスムーズに受け渡しができるよう工夫されたシステムと、それを支えるスタッフさんには脱帽です。
荷物預けも済ませ、その後は宿でレースに向けた準備。早めの夕食・就寝で決戦に備えました。

レース当日。昨日までの雨は嘘のような絶好のコンディション!
振り返ってみても過去一のグッドコンディションではないでしょうか。
それぞれ異なる出走時間に合わせ、宿を出発しました。


いざレース本番!
目標タイムに向けスタートを切りました。
試走の時とは異なり、見た事もない数のサイクリストが目の前に広がっているわけですが、各ウェーブ様々なドラマがあったようです☆
その場所に居合わせたその日限りのトレインが形成され、上手く乗れたり、ペースが合わず単独だったり。
はたまた諦めかけた時に奇跡のトレインが後ろからやって来たり…などなど。
やはり富士ヒル本番ならではのドラマチックな展開と楽しさが目一杯感じられる大会でした。
私のレース結果は…と言うと、スタートから2号目辺りまではたまたま居合わせたシルバータイム目標のトレインに乗せて頂き、混み合った区間を抜けたタイミングで発車。
攻めたペーシングで「ワンチャン ゴールド狙えるか?」なぁんて妄想もありましたがタイムは69分3秒でした。残念。笑
そう現実は甘くありませんでしたので、まだまだ精進せねば。
ということで、早くも来年が楽しみです。


下山後はメンバーと合流し、吉田うどんを戴きました。
毎度富士ヒル参加者に振舞われる吉田うどんですが、これまた美味しいですよね。今回も疲れた身体に沁み渡りました♡

見事目標達成した方、惜しくも届かず悔しい思いをした方、様々なメンバーがいらっしゃいましたが「楽しかった!」「来て良かった!」「また来年も!」というキーワードは共通。それを聞けて嬉しい限りでした。
ご参加頂いた皆様ありがとうございました。
速さを追い求めるレーサーだけでなく、それぞれの目標に向け全員が楽しめて、チャレンジできるのが富士ヒルの良いところ。
昨年大会では完走率は99%、完走した最高年齢の参加者は82歳だったそうです…!
来年は是非、貴方も一緒に参加してみませんか?