2025.Feb. 25

スタッフ白井です。
2/16(日)に開催された「大磯クリテリウム 第五戦」に参戦。
前回は6位と悔しい結果だったので、今回もスポーツクラスにエントリーしリベンジしてまいりました!

今月も前回と同様にクランク有りのコースとなっていました。
クランクをひとつ設置しあえてテクニカルなコースにすることで、レース全体がペースダウンし、落車のリスクを下げています。
前回のレースの時は難しく感じ、必要以上に速度を落としてしまっていました。
克服できるよう試走を入念に行ったところ、良い走行ライン・ブレーキのタイミング・ペダルの位置・バイクの倒し方を見つけ出せ、それらが身体にしみ込んだ状態でレースを迎えることができました。

スポーツクラスはエントリー数が多いので2組に分かれて出走。
私は2組目で走る事になったのですが、今回はチームで参加しているところが多い印象でした。
エントリーする時に同じ「チーム名」を入力すると、同じレースの組になるよう振り分けてるので、チームならではの戦術を立てる事ができるのです。
今回の目標は「優勝」ただひとつ。入賞できればいいという気持ちは一切ありません。
勝つための絶対条件は、前回の反省点である「無意味に前に出て集団を引かない」「チャンスな時はスプリントをかけて追走集団に追いつかれないようにする」。
このことを整列時間中、常に言い聞かせていました。

レースは1周約1kmのコースを12周。
スタート後2,3周は動きがありましたが、皆まわりの様子を見て中盤の5周目あたりからは一気にレースが落ち着きました。
毎回この落ち着いたタイミングで前へ出てレースを活性化したくなってしまうのですが、
レース前に自身に言い聞かせてた事を思い出し、今回はガマン。
毎周訪れるコーナーではインターバルがかかり、集団の後ろにいればいるほど辛くなるのですが、
可能な限り脚を温存したいので、前の選手に”ビタづき”し踏まないようにしました。
チームで出場している選手の動きをよく警戒。
”エースであろう選手がローテーションで前へ出るタイミング”。”疲れてきている選手は誰か”。
よく観察しながら先頭集団の真ん中に居続けました。

残り3周になっても決定的な動きはなかった為、これはゴール前スプリント勝負になるなと判断。
ポジション争いで負けないようにスルスルっと前の方へ出て、アタックしてくる選手に反応できるように準備。
すると11周目の小田原コーナーを曲がり終えた途端(ラスト1周になる前)、2人の選手が同時に飛び出しました。
2人の選手に乗り遅れると逃げ切られる可能性がある為、すぐに追走して合流しラスト1周のジャンが鳴ります。
平塚コーナーに入る時には3人の逃げ集団になり、この時私の順位は二番。
クランクを抜けて直線に入った時、前の選手の脚がほんの一瞬緩みました!
この隙を逃さず一気にアタック!後ろの選手を引き寄せず小田原コーナーにイン!!
ここで焦って単独落車してしまうと全てが台無しになってしまうので、慎重にコーナーを曲がります。
ラストストレートは後ろから誰かに刺されないか確認しながらスプリントし、
無事一着でフィニッシュ!!

前回からトレーニングしてきたので脚のコンディションもバッチリでしたが、
新調した楕円チェーンリングとエアロボトルの調子も良かったです。
会場が横風だったらボトルケージごと取り外せるように工具を持って行ったのですが、
珍しく無風だったので心配いりませんでした。
運も味方してくれましたね(笑)。
来月3/16(日)は一つ上の「ミディアムクラス」に出場する予定です。
次回が今シーズンラストになるので、気になる方は是非一緒にチャレンジしてみませんか??
今回使用させていただいたお写真はK.kazuma様に撮影していただいたものになります。
いつもありがとうございます!