2023.Jan. 28
こんにちは!スタッフ白井です。
今回の”大磯クリテリウム 第四戦”は「個人種目 ミディアムクラス」と年に一度しか行われない「特別種目 チームタイムトライアル」に当店のお客様と参戦して参りました。
先ずは「ミディアムクラス」のレースがスタート!
今年度、何回も悔しい思いをしてきたお客様と私。2人とも今回で必ず3位以内に入り、”エキスパートへの昇格”を目標に挑みました。
コンディションは大磯では珍しい風速1~2m。今まで2回出場しましたが、ここまで風が落ち着いているのは初めての事。
その為、速度域が上がるかと思いきや、追い風の時に少ししか休めないからか思っていたよりスローペースなレース展開でした。
11/15周の時に、このペースだったら数人引き連れてローテーションすれば先頭集団の人数を少なくできると思い、自ら先頭に出てコーナー立ち上がりでペースを上げました。
しかし狙いとは裏腹に付いてきたのは1人、その方も人数が少ないと感じたのかすぐに集団に戻ってしまいました。
これは無駄な体力消費だと思い集団に早く戻ろうとしましたが判断が遅く、1周常に先頭に出ていたので、かなり脚を無駄に使ってしまいました。
レースは最終的にゴール200m手前からスプリント勝負。脚が残っていなかったのと、スプリントの練習不足により惨敗。29人中8位でフィニッシュ。
体力、パワー、レース展開を読む力、全てがライバル選手に比べて足りないことは分かってはいましたが、今回のレースの内容に完全に現れてしまいました。
練習あるのみですね......、もうやるしかありませんッ!
絶対に次こそはエキスパートに昇格したいと気合が入りました!
気持ちを切り替え、楽しみにしていた今回だけの特別種目「チームタイムトライアル」。
当店からは3人1組で2チーム出場しました。
ルールは1周約1㎞のコースを3周し、2着の選手がフィニッシュラインを割ったタイムで他のチームと競い合います。
「なるべく車間距離を狭くし、先頭の選手を風よけにして2・3人目は体力が消耗しないように走る。
そして先頭が風を受け続け疲れてスピードが落ちるといった事がないようにローテーションを行う。」
このようにすることは至ってシンプルなのですが、いざやってみると難しいのです。
特に難しく感じたのはコーナリングです。
2人目以降の選手が必要以上にブレーキをかけると先頭と離れてしまいます。
だからといって、追いかけようとバイクを傾けている時にペダリングをすると地面にペダルがヒットしてしまいます。
つまりお互いの得意不得意を把握しておき、息を合わせてコーナリングをしないと、抜けてから脚をつかって追いかけるか、先頭がペースを落として待ってもらうかのどちらかのタイムロスが起きてしまうのです。
“チームメイトと息を合わせた走り”を求められるチームタイムトライアル。
難しさを感じつつもこれまたとにかく楽しい…っ!!
GROVE鎌倉チームのリザルトは8チーム中5位と6位。
悔しさで、お互いの口からチームの改善ポイントが沢山出てきたので、練習して来年また出場しましょう!
チームタイムトライアルを終えると、ダブルエントリーをしているお客様が「個人種目」にも参戦されました!
「チームタイムトライアル」がいいウォーミングアップになった模様。
個人種目ではありますが、お2人で協調し合い先頭集団を引っ張り、面白いレース展開を繰り広げてくれました。
惜しくも入賞は逃したものの、ほんのあと一歩のところだったのでリベンジに燃えますね!
お忙し中応援に駆けつけて頂いた方々、本当にありがとうございました。
今シーズンの大磯クリテリウムは残すところあと2つ
第5戦 2023/2/19
第6戦 2023/3/19
選手も観客もここまで夢中になれるホビーレースが毎月近場で行われる、こんなにいい環境はなかなかありません!
ご興味ある方ぜひ私たちと一緒に参戦しましょう!